みなさま、おはようございます。

ポスチュアスタイリス ト古谷維久子です。

 
先日伺った、奈良県・西大寺の春の大茶盛会。
その時の様子と、お聞きした西大寺の豆知識を。
興味の無い方はスルーしてくださいね。
 

 

8時半着で、一番乗りでした

初めての大茶盛会。
車で向かったのですが、雨予報だったからか
道が空いていて、西大寺に着いたのが午前8時半。
おかげで駐車場も一番奥に、車を停めることができました。
 
 
駐車場から歩いて1分もかからないうちに、大きな屋根が見えてきました。
その前に、受付があります。まだ受付も準備中。
 
 
『早すぎたかな~』 と思いながらも、声をかけると、
素敵な笑顔で 『良いですよ~。どこから来られたんですか?』
 
とてもフレンドリーな対応をしていただき、一安心。
親切なオジサマで、
西大寺の由来やお寺についても、色々教えてくださいました。

西大寺の周りに勝手に家を建てた?

西大寺が建てられた当初は、27万坪もあったそうです。
東京ドーム約20個分。わからないくらいの広さです。
 
ところが、都が奈良から京都に移り、
西大寺が衰退して、廃寺同様になってしまったのだとか。
 
その時に、周りに一般庶民がドンドン家を建てだしました。
当時は、建てたもの勝ちだった!
時代が変われば、土地所有の概念も違うのですね。
 
そんな時、西大寺を復興させたのが叡尊(えいそん)上人。
もう、これ以上家を建ててはいけないと、一般庶民の自宅建築にストップをかけ、
今の西大寺の1万坪が確保できたそうです。
叡尊上人が居なければ、今の西大寺も大茶盛会も無かったのですね。
 
そんなお話を聞きながら、受付もお願いします。
 
 

春と夏の大茶盛は、付録がいっぱい

春の大茶盛会、一人¥3,000

『ちょっとお高いな~~。あの有名な茶会だからしかたないか。』

と思っていたら、一つの茶会だけでなく、いろいろついているようです。

渡されたチケットがこちら。

 

 

本席の大茶盛会にプラスして、副席(お抹茶席)に、本堂拝観件

ゴマ祈祷もしてくださり、点心席では、おそばまでいただける。

春と秋の大茶盛会は、

大きなお椀で、お茶をいただくだけではないようです。

本席、狙うなら一席目~叡尊の上人坐像を拝めます

こんなにあったら、どこから周ったらいいの???

 

親切な、受付のおじさまにお聞きすると、

『どこからでも、良いですよ。ただ、今なら大茶盛会からですね。

一席目だけ、この(すぐ後ろの)愛染堂で行われる勤行に参加できますよ。』

 

一席目にしかない、 勤行(おつとめ)に参加できるなら!と、

愛染堂に入らせていただきました。

 

勤行が始まるのは9時。

それまで、中の仏像をお参りさせていただきました。

愛染堂の中、左には叡尊の上人坐像がありました。

 

(撮影禁止のためHPからお借りしています。

 

そのお姿の美しいこと。

釘付けになり、ずっと前に座って見惚れてしまいました。

 

背筋も首筋もすっと上に伸び、荘厳だけれど、優しいまなざし。

平均年齢が30歳とも言われている時代に、89歳まで生きた叡尊上人。

その80歳をお祝いして、弟子がそのままのお姿を坐像にされたのだとか。

良くある像のように、亡くなられてから想像して作るものではなく、

生存中に作られた像なので、そのままのお姿を現しているそうです。

だから、この優しい中の力強さを感じたのでしょうか?

大茶盛会の由来

時間になり、 般若心経を唱える勤行がスタート。

5~6人の僧侶のおつとめ。

一緒に心経を唱えさせていただきました。

 

その後、大茶盛の由来をお聞きすることができました。

簡単にいうと、こんな由来。

**************

叡尊上人が結願のお礼参りに、「八幡宮」にお茶をお供えしました。

当時のお茶は貴重で、お薬として大切に扱われていました。

そのため、その残ったお茶を、

一般庶民に振る舞ったのが、大茶盛会の始まり。

*************

 

今では、ペットボトルに入っているお茶ですが、

当時は、薬として一般庶民には手の届かないものだったようです。

いよいよ、本席・大茶盛会

お話を聞いた後は、大茶盛会の会場へ。

 

image

 

案内してくださるお坊さんについて、歩きます。

と言っても歩くこと1分。

 

靴をぬいで、受付をして、ひろ~~いお部屋に案内されます。

この時、先に受付をされているかたもいらっしゃいましたが、

愛染堂で行われる勤行に参加した私たちが、

先にお部屋に入らせていただけました。

 

部屋には、赤い毛氈が何枚も何枚も敷かれています。

100名近くは入ったかな?

 

まず、お坊さんが第一声。

『 ここでは、足を崩してくださいね。両足、前に伸ばしてもいいですからね。』

足がしびれないか、ちょっと心配でしたが、一安心。

このお言葉を聞くと、逆に正座を続けることができました。

 

実際に、正座が厳しそうなご老人や外国のかたは、

毛氈の上に、両足を投げ出して座っておられました。

 

ここでも、お坊さんが大茶盛会や西大寺のお話を聞かせてくれます。

それも、面白おかしく、笑いも交えて。

『叡尊(えいそん)さん、エジソンさんじゃないですからね~』

これで叡尊上人のお名前は忘れない。

 

『近くの近鉄西大寺駅も、昔は境内だったんです。

(さっきの27万坪のお話だわ)

西大寺が先なのに、よく間違ってTELがあるんです。

定期落としたんですけど~って(笑)』

その他にも、大茶会ではなく大茶盛の名前の由来や、

なぜ、大きなお茶碗でお茶を振る舞うことになったのか?

お部屋にあった、クリスマスツリーのような木のお話も。

お懐紙は、持参したほうが良い

そうこうしているうちに、お坊さんがお釜の前に座って、

お茶を点てはじめました。

 

あんなに大きな茶筅を、どうやって振るのか??

もしかしたら筋トレとかして、上腕二頭筋がすごく発達しているとか?

 

興味津々でしたが、お坊さんは慣れているよう。

着物のたもとで、腕は見えませんでしたが、

重たそうにすることもなく、お茶を点てておられました。

 

運ばれてきた、お菓子の「西大寺餅」を頂きます。

念のために持ってきた、お懐紙が役に立ちました。

ようじもあると、さらにいいかも。

 

「西大寺餅」は、半つぶしにした蒸したお米で餡が包まれています。 

上には、「西」の焼き印が押されていて、特別感満載。

半つぶしのお米の食感が、嬉しかったです。

知らない人とも和気あいあい

目の前で点てられた一服目は、お正客席のお坊さんに。

その次からは、お水屋から大きな茶碗がどんどん運ばれてきます。

 

一椀を5人で回して飲むのですが、やはり大きい。

お茶碗は、顔がすっぽりと入るくらいの大きさです。

重いというより、傾ける時に勢いがついて

顔にお茶がかぶらないか?が心配。

横のかたに手伝ってもらって、いただきます。

 

お茶会は、シーンとしたイメージですが、手伝ってもらうことで、

自然とお隣のかたとお話をしたり、笑ったり。

にぎやかで明るい大茶盛会でした。

袖振り合うも他生の縁。ですね。

入口の撮影スポットも楽しめます

中の写真撮影は禁止だったので、入口近くの

写真用に置かれた実物大のお茶碗を持ち上げて。

おもっ。落とさないように~

 

 

そして、こんな感じでした。 腹筋使う!(笑)

 

 

副席・お抹茶席

大茶盛を堪能した後は、副席のお抹茶席へ。

 

 

このようなお札を渡されて、色で呼ばれて入ります。

『白い札をお持ちの方~』

 
 
待つこと10分位かな。この奥のお茶席でいただきます。
先ほどのお部屋の半分くらい?50名ほどが一度に入りました。
 
 
お手間をまじかに見える、床の間の前に座ることができました。
久しぶりの茶道。服差さばきや、茶筅の音など。
お手前を拝見して、また習いたくなりました。
 
 

いただいたのは、とっても美味しい薄茶でした。茶銘は「大茶盛」

この二日間しか作られず、販売も限定ということで。

限定に弱い私は、もちろん購入してきました。

 

この日のお抹茶と、お菓子は、この副席でのみ購入できます。

四王金堂の護摩木

お薄茶を頂いた後は、 護摩祈願をお願いしに四王堂へ。
 
 
外の紅白の幕が張られた受付で、券を渡して護摩木をいただきます。
そして、その場でお願いを書きます。
 
 
中に入ると、正面に十一面観世音菩薩が立っておられます。
護摩壇では護摩木が焚かれ祈祷が行われていました。
外からも見える、炎の勢いです。
 
 
この煙が菩薩さまにかからないように
菩薩様の前には、青いカーテンのような布が掛けれらていました。
この日だけだとか。菩薩様も、煙たいかな~

本堂と点心席

 
 
お参りの最後は、本堂へ。
多くの仏像が安置されている堂内ですが、
たくさんの灯籠が輝いていて、幻想的な風景が別世界のようでした。
 
 
西大寺の最後は、点心席へ。こちらは、近代的なホールのよう。
中には机といすが数多くあり、セルフサービスで券を持って、並びます。
 
 
沢山歩いて、沢山笑って、沢山新しいことを知れました。
とても有意義で、楽しい時間でした。

所要時間は2時間

写真を撮りながら、ゆっくり回って、所要時間は約二時間。
 
混んでいる時は、お席の待ち時間等で
もう少し多めに時間はかかるかも。
 
これだけで¥3,000。 とってもお得です。
(2019年5月からは、料金が変わるようですが)
 
次回は、令和元年10月の秋の大茶盛会。
平成最後の大茶盛会に参加できたので、
令和最初の大茶盛会も参加してみようかな~
一緒にいかがですか?
 
 

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