今日は大阪の吹田市へ。大阪府済生会千里病院(林亨院長)の千里救命救急センターを訪問し、同センターが運用するドクターカーについて説明を受けました。1993年に、24時間365日の体制で運用を開始し、年間約2000回の出動回数があります。心肺停止症例に対する救命効果は生存率を2倍以上にあげることができたそうです。しかし、運用にかかる費用負担が大きく不採算部門。大阪府の補助金が打ち切られれば、存続が難しいのが現状です。財政的支援の必要性を痛感しました。

引き続き、大阪大学医学部附属病院(福澤正洋病院長)に移動し、都市部におけるドクターヘリに関して運行状況や課題を聞きました。屋上のヘリポートを見せて頂き、パイロットからもご意見を伺いました。
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