開票速報を今か今かと待ちわびていてる有権者・読者のみなさんへ、選挙期間中の拙誌お立ち読みと退屈しのぎにお贈りするフィクション小説『BlackBox(部落ボックス) - 守谷市議会裏選挙』をどうぞお楽しみください。

 

特殊臨場効果音: 踊る大捜査線

 

 

令和2年×月×日午後8時、守谷市議会議員一般選挙の投票が締め切られ、各投票所の投票箱が封印されると、待機していた市役所のワゴン車に乗せられ、開票場である黒内小学校へと向かった。

 

同じ頃、市役所裏駐車場からワゴン車の一団が出発して、同じ黒内小学校へと向かう。

 

R294線およびR46線を通ってワゴン車が次々と黒内小学校へ入って行くのだが、各投票所から来たワゴン車は停止することなく、そのまま校庭でグルリと一周すると、そのまま小学校を去って行ってしまった。市役所から来たワゴン車の一団は停止し、運転手が降りてきて、後部座席からウリ二つの偽投票箱を下ろすと、そのまま何食わぬ顔で小学校体育館に設けられた開票場へと向かう。

 

投票箱がスリ替えられた瞬間である! ←『事件は現場で起きている!』そのモノだ。。。

 

市役所職員が犯罪に手を染める訳にはいかないので、運転手はすべて地元ラーメン屋などの飲食業者店主達である。

 

運転手達が開票場に入り、選挙委員に軽く会釈しながら、開票台へと向かう。

運転手A『ヘイ、お待ち♪』と、重い投票箱を開票台に置く際に、普段の掛け声が出てしまったが、場内は異常な興奮に包まれていて、誰1人としてそれを可笑しいと訝(いぶか)る者はいなかった。

 

運転手達は選挙委員長に赴き、謝礼の茶封筒を貰う。

選挙委員長『ご苦労さん♪』

 

さぁ~、開票が今、始まった。

 

やはり梅○伸治さんが出だしトップである。。。 

 

 

 

終わり

 

 

 

【週刊ナンダイ!?】編集長/にわか市政ジャーナリスト=福祉サンタ