ちょうど今世紀に入るとき、

 

それまでの人類の脳の常識が打ち破られた。

 

 

 

それまで成人の脳では「脳細胞は新生しない」というのが常識だった。

 

ところが、じつに1999年のこと

 

成人の脳も「脳細胞が新生する」ことがわかったのだ。

 

成人の脳細胞の減少をくい止めるどころか、脳細胞を増やすことだって可能なのです。

 

 

 

《日経サイエンス 1999年8月号》

 

つい最近までほとんどの神経生物学者はこう固く信じていた。

 

すなわち、

 

成人の脳は、障害を受けると残った神経細胞(ニューロン)の間で新しい結合をつくり、上手に機能を代償することがある。しかし神経細胞そのものが再生することはない。というのは再生に必要な神経幹細胞がないからだ──―と。

 

ところが昨年11月、スウェーデンのイエーテボリにあるサールグレンスカ大学病院のエリクソン博士(Peter S. Eriksson)とカリフォルニア州ラホーヤのソーク生物学研究所のゲージ博士(FredH. Gage)らは、驚くべき事実を発表した。

 

すなわち、

 

成人脳においても(少なくとも記憶と学習に重要な海馬においては)ニューロンが日常的に新生している―――と。

 

(中略)

 

動物での最近の発見を考えると、この発見は医学にある強い期待を抱かせる。

 

現在のデータによれば、脳のほかの部位でも神経幹細胞は新生ニューロンを生み出している。また他の部位では幹細胞が存在するが分裂を休止しているようである。

 

成人脳は修復機能が低く見られるが、実際には大きな再生能力をもっているのだ。

 

(以上、本文より)

 

 

 

物事は発見されない状況では眠ったままだ。

 

ということは、

 

まさに今世紀から、

 

人類の脳は再生と進化を再開したと言っていいのではないか。

 

 

 

もうすぐ新年、新たな進化と奇跡が待ってると思います(^^)

 

 

(続く)