3/27 対横浜 観戦レポ | 広島カープデータベース【別館】

3/27 対横浜 観戦レポ

昨日、今季初のズムスタ観戦をしてきました
前記事でコメントいただきましたが、バックネット裏の数列目
場所を言っていたらテレビ中継で特定されるレベルでした(苦笑)


先発福井ですが感想としては好対照に二点です
1つはもう昔の福井でないというところ
コントロールでどうしようになることもなければ、ズバッとインコースにノビのあるストレートを投げる
おそらく昨日は決していい状態ではなかったでしょう
それで6回3失点ならいい時の投球と合わせると二ケタは勝ってくれると思います

その一方で、さすがに6回ははぶててるのが伝わってきましたね
試合結果はこうなりましたが、あの3巡目で捕まるようだとエースにはまだまだです

そして驚きだったのが2番手に投げたオスカル
まああれだけテンポよく投げると打線が勢いづきます
現に、それを示した結果になりました
ストレートは147kmを記録
内容的にはうまく打たれましたが、彼は勝ちパターンで使える投手でしょう
なにより、新人初勝利一番乗りが嬉しかったです

その7回ですが、オスカルの投球に守備で応えました
俊足柴田のきわどい打球を菊池が倒れながら送球
さらには、どう見てもセンターに抜けたあたりを田中が抑え、菊池が間髪なく1塁送球で併殺
冗談抜きで、12球団1番の二遊間でしょう

その田中は打撃でも魅せました
ここまで2試合は無安打だったものの最初の打席でヒット
固め打ちのイメージ通り3安打でこの日のヒロインでもおかしくなかったと思います

そしてその併殺を完成させた菊池
やはり守備で流れを作る選手ですね
去年のような淡白な打席でなく、非常に粘れていて中身がありました
勢いに乗る選手ですから、これから数カードは面白いと思います

菊池話に続きですがやっぱ去年と違いますね
しっかり2つ四球を選びヒットの打球はバットが振れていました
やはりこの二人がノってくるとこのチームは強いです


評価悩むのが外国人
ルナは決勝打点となるゴロにいい当たりの2ベースもありました
ただ不思議なくらいに、3打席の途中まで全く当たる雰囲気を感じませんでした
こういうタイプの打者なのかもしれませんが、彼の見極めや起用というのは一つ首脳陣が試されるところです

そしてエルドレッドはまさに自演という言葉がふさわしい一日
3回には何でもないレフトフライをまさかの落球
確かにあの瞬間、かなり強く陽がさしていたので同情はできます
ただ、あれをやられると打撃は相当のおつりが来ないといけません
まあオチが彼のファインプレーで無失点に収まったところでしょうか
いつぞやのクライマックスを思い起こさせるようなファインプレー
球場も大盛り上がりでしたが
「本人の自作自演やん」
と冷め切ってみてしまう私がいけないのでしょうね(笑)
打撃は初球ポップ二つに四球とあわや本塁打
やはりこういう打者、選手と割り切らないといけないのでしょうね

あとは天谷
少なくとも、去年由宇でくすぶっている選手とは別人に見えました
2ストライクに追い込まれた場面で
「どうせ三振だろうな」
と思ってしまったのですが、そこから粘り四球を選びました
左投手先発でもスタメンを続けてもらったことに応えました

そして野手最後は西川
プロ初安打が3ベース
本人は甘い球と言っていましたがそこまで思いませんでした
むしろ、少し外野がもたついたぐらいで3塁を落とす走塁技術と足の速さに驚きました
彼がスタメンで出続けるとどうなるかというのは強い興味があります


あとはリリーフ二人
畝がジャクソンを信じきれないのもやや分かりました
確かに球は速いですがかなり制球もアバウト
何よりテンポが悪いので、ランナーが出だすと悪い流れを作ります
外国人枠はヘーゲンズ・プライディを交えながら入れ替えていくのが手でしょう

そして中崎、たくましい投手になりました
皆が感じていた春先不安もオープン戦で払しょく
ただ、一年通じていい調子というわけではないでしょうから、そことどう向き合いながら経験を積んでいくか楽しみです


あまりにも寒かったですが、試合内容としては見ごたえのあるゲームになりました
去年は誠也・野間がお立ち台、今年はオスカル・西川がお立ち台とどうもルーキーデーに当たりやすいようです(笑)