相変わらず新型コロナウイルスの感染者増が止まりません。

北海道旭川市のように「医療崩壊」といっていい状況にまで追い込まれるところが出てきました。

医療崩壊が起きるとどうなるか。

一気に新型コロナウイルスで亡くなる人が増えることになるのではないでしょうか。

発端となった中国武漢では新型コロナで大量の死亡者が出ましたが、亡くなった人の半数以上は自宅で亡くなったという話を聞いたことがあります。

入院できず、満足な治療が受けられなかったために、亡くなった人が多いのです。

日本ではそこまではいかないとしても、入院できても病院の現場では事実上「命の選別」を行わざるをえない状況に追い込まれるのではないでしょうか。

医療資源は有限です。

医療崩壊の状況では、すべての人にあらゆる医療資源を投入することはできなくなります。

しかもいま重症化率の高い高齢者の感染者が増えています。

医療崩壊になれば、こうした高齢の感染者を中心に亡くなる人が急増することが十分想定されます。

経済も大切ですが、まずはここは命を守ることを最優先に考えて、GoToキャンペーンの一時停止をはじめ、あらゆる感染拡大抑制策を取るべきです。