効かなくなった「痛み止め」 | 古川元久オフィシャルブログ Powered by Ameba
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コロナショックで下落し始めた株式市場をテコ入れしようと、アメリカでも日本でも、かなり思い切った金融緩和策が取られていますが、市場の動揺は収まりません。

ニューヨークも東京も、日々株価は乱高下しながら下落を続け、底値が見えない、まるでフリーフォールのような状況です。

私はこれはこの30年あまりの間、金融緩和によって生み出された過剰流動性によって、日本をはじめ世界各国でバブルが作られてはしばらくするとはじけ、はじけるとそのショックから立ち直るためにさらなる金融緩和が行われ、そのためにまた新たなバブルが生まれ、それがまたしばらくするとはじけるという、「金融バブルの生成と崩壊の繰り返し」のサイクルが崩れ出した兆候と見ています。

本来、金融緩和は経済の「痛み止め」の薬だったはず。

それをあまりにも乱用、多用したために、とうとう効かなくなってきたのです。

こうした金融バブルの崩壊は実体経済に大きな影響を与えます。

日本を含め、世界経済は長く厳しい調整局面に入ったと覚悟しなければならないと思います。