貧しくなる日本 | 古川元久オフィシャルブログ Powered by Ameba

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先日、3年のアメリカニューヨーク勤務から戻ってきた友人と会った際、「物価が高くて大変だった。ラーメン一杯でも20ドルもするんだから」という話を聞いて、あらためて再認識したことがあります。

それは為替レートよりも実質的な円の価値はずっと弱くなってしまっているということです。

私が26年前にアメリカ留学した頃、円ドルの為替レートは現在とほぼ同じくらいでしたが、私がアメリカで生活していた実感は「なんでも日本より安い」というものでした。

それなのになぜ今「物価が高い」と感じるのでしょうか。

それはアメリカではこの25年あまりの間に物価が上がり、同時に賃金も上がりましたが、日本ではデフレと同時に賃金が上がってこなかったために、相対的に購買力が弱くなったのです。

これはずっと日本に住んでいるとなかなか気づきません。

賃金が上がっていなくてもデフレが長く続いてきたためです。

海外に出て初めて気がつくのです。

インバウンドの外国人が増えているのは、外国人からみると「日本の物価は安い」と感じていることも大きな一因です。

日本人は世界の中では貧しくなっていることにどれくらいの人が気づいているでしょうか。

私たちはもっと危機感を持たなければなりません。