今日は立冬。

永田町では北風ならぬ解散風が吹き始めています。

ある新聞社からはすでに立候補予定者の調査票が送られてきました。

噂されている解散の名目は「消費税増税を延期し、その是非を国民に問う」というもの。

誰だって増税はうれしくないのですから、増税延期を訴えて選挙をすれば安倍政権にとっては追い風の選挙になることは目に見えています。

自民党議員にしてみれば、自分たちの身の保全を考えれば、こういう選挙が一番楽で、早くやりたいと思っていることでしょう。

しかし政権を担う政党が、自分たちも合意して成立させた法律に基づく消費税引上げを延期して、国際的に実行を約束してきた財政健全化計画も反古にして、それを旗に掲げて選挙することは無責任のそしりを免れません。

さすがに安倍総理もそこまで無責任ではないと信じたいところですが・・・。