7月19日(火)~20日(水)。
文教厚生常任委員会の視察です。
神埼市では来年度の2学期より学校給食共同調理場にて給食の供給が始まります。
まずは、千代田町と神埼町の6つの小学校と2つの中学校の給食が共通となるわけですが、使用する食器の選定について悩んでいます。
選択肢①
ポリエチレンナフタレート(以下、PEN樹脂)食器
選択肢②
強化磁器食器
それぞれのメリット・デメリットとしては(順不同)・・・
①PEN樹脂
<メリット>
・軽い
・熱を伝えにくい
・割れない
・安価
<デメリット>
・見た目がチープ
・割れないから生徒が大事に扱わない(投げるように扱う)
・現時点では判明していない未知の環境ホルモンなどが検出される可能性がある
②強化磁器
<メリット>
・高級感がある
・食べ物が美味しそうに見える
・割れるものを大事に扱う教育につながる
・熱いものを熱く感じる
・佐賀県といえば磁器
・材質として安定している(物質の溶け出しなど無い)
<デメリット>
・高価
・割れる(取り扱いが大変)
・重い(PEN樹脂の3~4倍の重さ)
といったようなことで、意見が半々に分かれているような状態。
学校内の配膳リフトの設置や、給食センターの洗浄機の選定などにも影響が出る内容なので近いうちに決定しなければなりません。
というわけで、それぞれ強化磁器とPEN樹脂を使っている自治体の給食センターを視察させて頂きました。
まずは、佐賀県の玄海町の給食センター。
ここは強化磁器の食器を使われています。
いろいろお話を聞かせて頂きました。
本日のメニューは子どもも大好きカレーでした(^-^)。
スイカも切り分けられていました。
これからコンテナに詰めて各学校へ配送されます。
さあ、配送先の小学校へ先回りしました。
重たい強化磁器の食器を低学年の子ども達がどのように扱っているのか見させて頂きました。
大きな風力発電の風車が見える校舎です。
玄海町と言えば、いまは原発の話題で事欠かない町となっております。
校長室の棚の上には、この箱が・・・。
厳重に施錠されております。
(今回は、本旨から外れますのでこのくらいで・・・)
さあ、配送車が到着しました。
配膳室に搬入されます。
当番の先生たちが手際良く各学年ごとに配膳台に振り分けていきます。
所要時間はものの数分。
見ていても手際が良いです(^-^)。
1年生の教室は2階。
リフトを使って、2階の配膳室へ。
2階にてリフトから配膳台を降ろします。
ここでも当番の先生が、各クラス用の台に振り分けます。
こちら、1年生の分。
食材に関する説明プリントも添えられます。
今日の食材の生産者の名前なども書かれております。
さあ、給食の時間です。
給食係の子ども達が出動してきました(^-^)。
まずは自分達の教室まで台ごと移動させます。
教室への引き込み。
みんなの呼吸を合わせて・・・。
なかなかのチームワークです。
ここまで、食器の重さを感じさせず。
さあ、いよいよ注ぎ分けます。
今日はカレーだ!みんなテンション高め(笑)。
テンション高めで注ぐから、こんな感じ。
カレーが垂れてるのは気のせいってことで(笑)。
今日のメニューはこちら。
カレーの時は、決まって麦ご飯とのこと。
美味しそう。
というより、お腹空いてきた・・・。
みんなで元気にいただきます!
カレーはやっぱりに人気ですね(^-^)。
というように、特に食器が重いからどうというような不具合は全く感じませんでした。
もっと、食器に神経使ってもたつくのかと思ったりもしましたが、みんな、ちゃちゃっと準備して、さっと食事にありつけていたという印象でした。
続いて、福岡県の苅田町へ。
こちらはPEN樹脂の食器を使われています。
こちらでも、いろいろとお話を聞かせて頂きました。
ただし、終業式の日でしたので給食は作られておらず。
写真右手に見えるのが1000人釜。
写真左手奥に見えるのが2000人釜です。
当初は、
ポリプロピレンの食器
その後、
ポリカーボネートの食器
そして、
ポリエチレンナフタレート(PEN樹脂)の食器
と材質を変えた経緯があるとのことでした。
やはり、環境ホルモンが溶け出す恐れがあっての材質変更。
選定当初は問題がなくても、あとから未知の有害物質が確認されることは完全には否定出来ないのも事実。
難しいところですね。
それぞれのメリット・デメリットを考えた上で、これから結論を出していかなければなりません。
2日間の視察、ありがとうございました。
文教厚生常任委員会の視察です。
神埼市では来年度の2学期より学校給食共同調理場にて給食の供給が始まります。
まずは、千代田町と神埼町の6つの小学校と2つの中学校の給食が共通となるわけですが、使用する食器の選定について悩んでいます。
選択肢①
ポリエチレンナフタレート(以下、PEN樹脂)食器
選択肢②
強化磁器食器
それぞれのメリット・デメリットとしては(順不同)・・・
①PEN樹脂
<メリット>
・軽い
・熱を伝えにくい
・割れない
・安価
<デメリット>
・見た目がチープ
・割れないから生徒が大事に扱わない(投げるように扱う)
・現時点では判明していない未知の環境ホルモンなどが検出される可能性がある
②強化磁器
<メリット>
・高級感がある
・食べ物が美味しそうに見える
・割れるものを大事に扱う教育につながる
・熱いものを熱く感じる
・佐賀県といえば磁器
・材質として安定している(物質の溶け出しなど無い)
<デメリット>
・高価
・割れる(取り扱いが大変)
・重い(PEN樹脂の3~4倍の重さ)
といったようなことで、意見が半々に分かれているような状態。
学校内の配膳リフトの設置や、給食センターの洗浄機の選定などにも影響が出る内容なので近いうちに決定しなければなりません。
というわけで、それぞれ強化磁器とPEN樹脂を使っている自治体の給食センターを視察させて頂きました。
まずは、佐賀県の玄海町の給食センター。
ここは強化磁器の食器を使われています。
いろいろお話を聞かせて頂きました。
本日のメニューは子どもも大好きカレーでした(^-^)。
スイカも切り分けられていました。
これからコンテナに詰めて各学校へ配送されます。
さあ、配送先の小学校へ先回りしました。
重たい強化磁器の食器を低学年の子ども達がどのように扱っているのか見させて頂きました。
大きな風力発電の風車が見える校舎です。
玄海町と言えば、いまは原発の話題で事欠かない町となっております。
校長室の棚の上には、この箱が・・・。
厳重に施錠されております。
(今回は、本旨から外れますのでこのくらいで・・・)
さあ、配送車が到着しました。
配膳室に搬入されます。
当番の先生たちが手際良く各学年ごとに配膳台に振り分けていきます。
所要時間はものの数分。
見ていても手際が良いです(^-^)。
1年生の教室は2階。
リフトを使って、2階の配膳室へ。
2階にてリフトから配膳台を降ろします。
ここでも当番の先生が、各クラス用の台に振り分けます。
こちら、1年生の分。
食材に関する説明プリントも添えられます。
今日の食材の生産者の名前なども書かれております。
さあ、給食の時間です。
給食係の子ども達が出動してきました(^-^)。
まずは自分達の教室まで台ごと移動させます。
教室への引き込み。
みんなの呼吸を合わせて・・・。
なかなかのチームワークです。
ここまで、食器の重さを感じさせず。
さあ、いよいよ注ぎ分けます。
今日はカレーだ!みんなテンション高め(笑)。
テンション高めで注ぐから、こんな感じ。
カレーが垂れてるのは気のせいってことで(笑)。
今日のメニューはこちら。
カレーの時は、決まって麦ご飯とのこと。
美味しそう。
というより、お腹空いてきた・・・。
みんなで元気にいただきます!
カレーはやっぱりに人気ですね(^-^)。
というように、特に食器が重いからどうというような不具合は全く感じませんでした。
もっと、食器に神経使ってもたつくのかと思ったりもしましたが、みんな、ちゃちゃっと準備して、さっと食事にありつけていたという印象でした。
続いて、福岡県の苅田町へ。
こちらはPEN樹脂の食器を使われています。
こちらでも、いろいろとお話を聞かせて頂きました。
ただし、終業式の日でしたので給食は作られておらず。
写真右手に見えるのが1000人釜。
写真左手奥に見えるのが2000人釜です。
当初は、
ポリプロピレンの食器
その後、
ポリカーボネートの食器
そして、
ポリエチレンナフタレート(PEN樹脂)の食器
と材質を変えた経緯があるとのことでした。
やはり、環境ホルモンが溶け出す恐れがあっての材質変更。
選定当初は問題がなくても、あとから未知の有害物質が確認されることは完全には否定出来ないのも事実。
難しいところですね。
それぞれのメリット・デメリットを考えた上で、これから結論を出していかなければなりません。
2日間の視察、ありがとうございました。