父が、退院後、また、この特別養護老人ホームに戻ってこれるようにお願いしに、カイちゃんと一緒に、相談に行った。


特養の人「介護療養型医療施設へ、見学に行かれましたか?どうでしたか?」

私「見学に行ってきました。とても、優しい師長さんと、相談員の方でした。父のように、ポートを入れた方もおられました。ただ、その方は、常時、ポートから高カロリーの点滴をされている人でした。父のように、いつ、ポートを使うか、わからない人では、なかったですね。」

カイ「以前、父のポートは、つまらないように、定期的に薬液を入れるだけなので、退院後、ここに戻ってこれると言いましたよね。」

特養の人「大体、1週間に1度、つまらないように、ポートから薬液を入れます。2週間に1度は、医師の診察があるので、その時に、医師が薬液を入れ、間の1週間は、ここの看護師が入れることになっていました。ただ、お父様、蜂窩織炎になって、1ヶ月後、再発して、間隔が短い。また、高熱を出されたら、意識レベルが低下して、どう対応したら、良いのか、わからない。とケアさん達が、言われるんです。ケアさん達、技術や知識において、バラツキがあり、お父様を見れると言う人と、見れないと言う人がいるんです。見れないと言われたら、どうしようもないんです。」

私「言われることは、よくわかります。家でも、尿路感染、風邪で熱を出した時、意識がもうろうとして、死ぬかなと思った時が、何度もありました。やはり、私も、その時は、どうしよう?と怖くもなりました。その時は、できることをしてくださったら、十分です。極端な話し、夜中だったので、頭を冷やすことしかできませんでした。気づけば、亡くなっていました。それでも、良いんです。」

カイ「父の人生、これからどう生きるかではなく、どう死んでいくかが、重要だと思っています。」

私「死を迎える場所が、家であったら良かったのですが。父が1番嫌な場所は、病院なんです。介護療養型医療施設の雰囲気は、病院でした。でも、ここは、キッチンがあって、リビングに自室。自室の中にトイレと洗面台がある。家庭的で、スタッフの人も優しくて、私以上のことを父に関わってくれてます。感謝しかないです。」

カイ「私達は、発見した時、父が亡くなっていましたと言われても、恨まないし、何も言いません。今まで、してくださった感謝の大きさが大きくて、それだけで、十分なんです。」

私「父は、自慢のカラオケができて、季節が感じられる。楽しいと思えることが多い、この施設が、父にとって、退院後、戻ってくる場所なんです。お願いします🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️退院後、ここに、戻ってこれるように考えてもらえませんか。お願いします。」

カイ「父に代わって、お願いします。父もきっと、お願いしてると思います。」

特養の人「娘さん達の気持ち、よく、わかりました。ここで、大丈夫ですと、私一人の気持ちで言えないので、後日、連絡します。」

私と、カイちゃん、頭を下げ続けて、帰った。


翌日、特別養護老人ホームのケアマネさんから電話があり、「退院されたお父様を、みんなが、快くお待ちしています。」とケアの人達が話してくれたと、言われた。

本当に、良かった。。良かった。。😭😭😭😭


私も、カイちゃんも、一気に力が抜けて、泣がでては、笑って、手を叩いて、ガッツポーズ。


本当に、施設のケアの方々には、感謝です。

ありがとうございました🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️