お腹の周りの脂肪はイライラのかたまり!? | ふうりんそう便り

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と或る鍼灸師の日々是好日

ふうりんそう鍼灸院の千葉です。
 
 
お腹の周りについた脂肪、何とかしたいと思った時、
 
あなたはどうしますか?食事法を変える?運動?…
 
やっているのに落ちないんです!というお悩みを
聞くことがあります。
 
お腹の脂肪はダイエットやメタボ予防では、
 
完全な悪者扱いをされていますが、
 
脂肪がつくのにはちゃんと理由があると考えます。
 
それを理解してあげないと、毎日頑張って
 
腹筋をしているのに効果が出ない、
と言うことになってしまいがち。
 
 
 
健康的にお腹をへこませる心は、ずばり「大胆」に
なることです。…「?」
 
では、体との関連で説明しましょう。
 
「大胆」という言葉には体の臓器が含まれています。
 
それは「胆」つまり「胆嚢(のう)」です。
 
胆嚢は肝臓のすぐ下にある器官で、胆汁というものを
分泌しています。
 
胆汁は摂取した脂肪を分解する消化液です。
 
脂肪分は、胃に入ったあと、胆嚢からの胆汁の
洗礼を受けて、細かく分解されます。
 
つまり、胆汁の出が悪い人は、脂肪の分解が
しにくいのです。
 
ただ、生まれもって胆嚢が小さい人がいます。
 
「大胆」に対して「小胆」なんですね。
 
胆嚢の小さい人は胆汁が少ないために脂肪を
溜めやすいと考えられます。
 
 
「八体質」という研究をしている韓国のある研究者
 
によれば、胆嚢が小さい人は大腸が太く大きくなる
ケースが多い。
 
それだけ水分を吸収する力も大きくなるとのことです。
 
体質にもよりますが、水分を必要以上に吸収すると、
お腹に冷えが生じます。
 
脂肪組織は、ある意味臓器を冷えから守る
 
毛布のような役割もしていますから、
 
なぜか脂肪がついてしまう人は、体が冷えている
証拠とも言えます。
 
お腹周りの脂肪は、冷えからお腹の中の臓器を
守ろうとしているのです。
 
ちなみに脂肪が気になる部位として他に二の腕が
 
ありますが、首すじから腕にかけては、熱を放出する
役割もあります。
 
寒くなると首をすくめるのは、熱が失われるのを
抑えようとする動作。
 
体に冷えのある人は、熱を逃すまいとして
 
腕などに脂肪をつけて、熱の放出を防ぐのですね。
 
 
もともと「大胆」という言葉、胆力が豊富という意味です。
 
つまり、決断力と忍耐力があって、だからこそ、
 
人と違った発想をもち、自分の意見をはっきりと
言う事が出来る人のことです。
 
逆に、「小胆」な人は、いつも誰かに何か思われて
いるんじゃないか、
 
何か言われるんじゃにないか、何かとびくびくしています。
 
 
周囲の視線から逃れたい、傷つくことを避けたいと
思っています。
 
例えば職場でもいつもイライラしていて、口うるさく部下を
怒ってしまう人。
 
若い人に仕事を任せた方がいいとわかっているけど、
 
頼りなさばかりが目に付いて、先回りして小言を
言ってしまう人。
 
こういうタイプの人は一見強気にも見えますが、
 
実は「失敗すること」を恐れています。
 
気の小ささが他人への怒りを生んでいるのですね。
 
 
心がそう思っていると、体も自分の身を守らなければ!
 
と必要以上の水分吸収と脂肪の蓄積を進めてしまいます。
 
普段の心理が、体にも表れてしまうのです。
 
 
お腹には小腸、大腸等の消化器系の重要な臓器や、
 
女性であれば子宮や卵巣といったとても大切な器官が
 
ありますから、ここを守ろうとして、その周囲に脂肪が
つきます。
 
つまり、お腹の脂肪には「何かを守りたい」という
心理が表れているのです。
 
「守り」は大切ですが、それが行き過ぎると、
 
余分な脂肪としてたまってしまうということも気を
つけたいです。
 
スリムなお腹を目指すなら、オープンマインドで、
 
時に大胆に振る舞ってみることを意識して下さいね。
 
きっと脂肪と一緒にイライラもさよならできるはずです。