小さな症状がいくつも… | ふうりんそう便り

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と或る鍼灸師の日々是好日

ふうりんそう鍼灸院の千葉です。

 

 

クライアントさんの中にもいらっしゃいますが、

 

やっかいなのは、いくつもいくつも、小さい症状が

出ている時です。

 

首こり、肩こり、手足の冷え、、目の疲れ……

 

さらに、節々の痛み、慢性の副鼻腔炎などを

抱えてしまって、日常生活に支障をきたすほど

悩ませることも。

 

そういうケースは普段の生活で、仕事も家庭も

きっちりこなす人に良く見られます。

 

親戚づきあい、同僚との人間関係、近所づきあい、

 

全てに丁寧すぎるくらいにちゃんとしている人に

多いんですね。

 

心が時間に縛られ、人間関係に縛られていると、

 

その滞ったエネルギーが体に表れて、様々な症状に

結びついてしまうのです。

 

それを改善するのに一番いいのは、「場」を変えて

あげることです。

 

例えば思い切って旅に出てみる。南の島など、

 

日常暮らしているところ全く違う環境にしばらく

 

滞在することによって、普段悩まされていた

 

小さな症状が消えて、嘘のように体が軽く感じられる

ことが起こります。

 

日常生活を取り巻く全ての要素から離れて、

 

心が開放され、体が本来持っている治る力を

思い出すからなんだと思います。

 

ただし若干、現実的な提案ではないかも知れません。

 

是非、個々に工夫して頂ければと思います。

 


 

社会で生きる時に世間から求められる態度や役割、

それを「ペルソナ」といいますが、

 

人はみんな「ペルソナ」で生きていると言えます。

 

誰かの親であること、誰かの子供であること、

 

仕事上の立場や学校の立場など、ペルソナは、

「仮面」というより、「演じる役」ということです。

 

たくさん抱えた「ペルソナ」に自分自身の内面が

 

適応出来ないとバランスが取れなくなってしまいます。

 

外側ばかり気にしていると、仮面はすぐに重くなって、

そのサインは体に出てしまうと考えます。

 

そんな時はいったい誰がこの仮面を演じているのかを

 

思い出してあげる必要があります。日常の舞台を降り、

時間も人間関係もいったん全部外してみる。

 

すると「私のための私」を演じることができます。

 

私達は「誰かのため」に心を奪われて、

「私のため」に生きるエネルギーが体に回らなくなると、

 

様々な小さな症状に悩まされることに

なるのですね。

 

「この人生の主人公は私なんだ」という自覚を

心の深いところで持ってあげて下さい。

 

体の症状は、忘れていた

 

「誰のためでもない、私のための私」

 

を思い出させてくれるサインなのです。