足のむくみ | ふうりんそう便り

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と或る鍼灸師の日々是好日

ふうりんそう鍼灸院の千葉です。

 
 
私の経験ですが、足にでる一番多い自覚症状は
 
おそらく「むくみ」ではないかと思っております。
 
足の症状は、未来や自分が進むべき方向に
 
迷いやおそれがある時に出ることが多いと
 
言うある先生も…。
 
 
実は、足のむくみは呼吸と関係があります。
 
呼吸が浅いと全身の血液循環が弱くなります。
 
血液の循環は、心臓の力だけで行われている
 
訳ではなくて、心臓、肺、それに足の筋肉の
 
三位一体のなせる業なのです。
 
深い呼吸は、肺の伸び縮みを大きくします。
 
深く息を吐きだすと、心臓から肺に血液が
 
ぐっと流れ込みます。心臓からその上の肺に
 
血液を引き上げるんですね。
 
心臓の力で全身への押し出された血液を
 
重力に逆らってまた心臓に戻すには、
 
足の筋肉運動が欠かせません。
 
足の運動が血液を上に押し上げようとする訳ですが、
 
足からお腹へ上がって、さらに心臓へ戻って行く時、
 
もうひと踏ん張りが必要になります。それが呼吸。
 
心臓から、よいしょと血液を肺へ持ち上げる力なのです。
 
その呼吸の力が弱いと、足から血液を持ち上げる
 
力にもブレーキがかかってしまいます。
 
それで、血液が足先に滞留してしまって、
 
むくみの原因になるのです。
 
足の症状は、足だけの問題ではないのですね。
 
 
 
猿は足で上手に木の枝をつかみます。
 
二足歩行へと進化した人間は、木の枝は
 
掴みませんが、その代わりに大地をしっかり
 
掴みます。足のつま先にも5本の指があるのは
 
その為。手の指ほど器用ではありませんが、
 
それでも何かをつかむためにできているのです。
 
大地をしっかり踏みしめてどっちに行くか、
 
その「方向」をつかむ。だから、足先には人生の
 
進むべき道が象徴的に宿ると考えるのかも知れません。
 
その時必要なのが、自分なりの美意識や
 
ポリシーなんです。
 
世の中が不安定であればあるほど、たくさんの情報に
 
惑わされない自分なりのポリシーが必要になってきます。
 
 
そのポリシーは足に宿っていると考えても良いと思います。
 
おそらく多くの方が、普段あまり足先に注意することは
 
ありませんよね。でも、時にはしっかりと足先に
 
意識を向けてあげて下さい。
 
例えば、出かけに靴を履く時、しっかり足先を意識してみる。
 
慌ただしく靴をひっかけて出かけるのではなくて、
 
呼吸を整えながらゆっくり靴を履いて足先に
 
意識を向ける。そして「私はきれいに歩く」と
 
心の中で唱えて下さい。
 
出かける前に一旦落ち着くのが大事なポイントです。
 
そうすると歩いていると何となく足先に意識が向く。
 
つま先に意識が向くだけで姿勢も良くなります。
 
優雅に歩くと普段の街並みも、景色が違って見えます。
 
体の底から自身も湧いてくるはずです。

 

そうして最終的には足のむくみも改善されるかも

 

知れません。