「楽器は生き物」なんて言葉、耳にしますよね?
そうなんです、生き物なんですね。
気候によって音が左右される事は有名な話ですが、成長によっても音は変わるものです。
主材料が木材というのが大きな要因で、木材は内部の水分量によって内部密度が常に変化します。
制作過程でしっかり材料を乾燥させ、収縮や反り、曲がり等の変形を出来るだけ起こさないような処理が必須となります。
いわゆる廉価版とかビギナー向けの楽器は、この乾燥工程を機械で短時間かつ大量に処理できることでも材料費を低減させていると言えます。
しかし急激な変化は材料にストレスを与える事となり、時間が経つと材が不安定になるリスクを秘めています。
最悪の場合、ネックや指板が痩せてフレットが飛び出したり、部材を固定しているネジ山がつぶれたりという不具合が出てきます。
しかし!!!
しっかりこれらの不具合に対応し、定期的にリペアやを行うと材料自体は確実に良い方向に成長しているので、段々弾き心地も音質も向上すると言われています。
購入して失敗したなぁとか、安いから仕方ないかと思ったら一度しっかりとリペアしてみるのもおススメです。
少なくとも、それが楽器製作者へのリスペクトに繋がるのではないでしょうか?
今日の師匠 Tazz-K編【ノーキー・エドワーズ】
~弾き込む毎に奥が深い〇人現場?~
今回の「今日の師匠」はTazz-Kの紹介する「ノーキー・エドワーズ」の後編。
今日の師匠 Tazz-K編【ノーキー・エドワーズ】前編はこちらから≫https://ameblo.jp/furaibou2015/entry-12869529320.html
前回、お喋りが過ぎまして大幅に収録時間を超過。
その要因の一つに、弾けば弾くほど色んな一面が見えてしまう事だとTazz-Kは語ります。
初心者の頃はただ譜面に従って弾く事だけを考えていましたが、経験を重ねて細かいニュアンスや音使い等に拘るようになってきたとの事。
するとそこには深い沼が………
少しだけギター演奏の深淵を覗いた気になったようです。
まずは前編を観てからの後半をお楽しみください♪
今回ご紹介した師匠の風雷奏典はこちら≫
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