冬至図☆2022〜木星牡羊座期へ〜

明日の6:48に、冬至点である山羊座に太陽が入り『冬至』を迎えます

そんな冬至のホロスコープを『冬至図』といいますが

春分図・夏至図・秋分図

と合わせて「四季図」と呼びます。

四季図では個人ではなく社会情勢を読み解きます。

今回ご紹介する冬至図では、次の春分図までの３ヶ月間の社会情勢についてとなります。

☆冬至図 12月22日 6:48

⭐️サビアンシンボル

ASC射手座30度

信者を祝福する法王

射手座は「永遠の哲学」を追求する星座であり、個人を超えた価値を求める。現実的な社会で、この永遠の哲学の表象として生きるとすれば、どこか宗教的になったり、教祖的な生き方になる傾向は否定できない。目に見える世界で、目に見えないものの価値の維持者として生きる。人間の集合的な願望を、ひとりの個人が通路となることを引き受けたときに、彼は偶像的な存在となる。ある文化や霊的な潮流の代表として、顕教的存在者となる。背後にあるのは双子座の３０度だ。これはそのとき、そのときの人々の主観的な好みや流行を追いかけ、その願望の具体的な達成イメージとして、水着の美女というシンボルが与えられているのだが、対向の射手座は、もっと深い集合的な関心の焦点的な存在として、やはり目立つ位置に立つことを示している。

♦︎ホロスコープの左半分(東半球)そして下半分(北半球)に天体が集中しています。

東は個人をあらわし、北は身近なことをあらわします。東も北もプライベートを意味しますので、この３ヶ月は社会全体を考えるより、自分や身近な範囲に目を向けると良い時期といえます。外より内です。

♦︎ASC(アセンダント)と太陽はコンジャンクション。

社会を表す太陽が日の出のASCに重なっていますので、国として新しいスタートの時期にきているといえるでしょう。独自路線を突っ走りそうな暗示もあるので、今までを振り返り新たな目標、または今までの課題の再確認をし、慎重に計画を進めていく時です。

♦︎冬至ですのでASC(アセンダント)は射手座そして山羊座の境目にあります。

射手座は大らかで親しみやすく外交面では有利に働きますが、大雑把さやルーズさが出てしまうと信用問題に関わってきます。また山羊座は自制力が働き慎重なのでなかなか行動に移せないということも起こりそう。この両方が暗示されるので、その時々で対応にばらつきが出やすい傾向です。

今回の冬至図は射手座の支配星の木星と山羊座の支配星の土星が中心となりますので、アスペクトを見ていきましょう。明日は山羊座の新月の記事となりますので、今日は主要なところのみにさせていただきます。

☆太陽は木星と０度でスクエア

自己過信・自信過剰のアスペクト。気が大きくなり過ぎる傾向です。言ったはいいけど実行できない、なんてこともあるかもしれません。木星は財運を司りますから、財政のコントロールが出来ずに支出が大きくなる可能性もありますので、専門家と協力しながらしっかりと運営していって欲しいですね。

☆木星は冥王星とセクスタイル

非常にエネルギッシュで自信を持って行動できます。

人道的支援や教育関係に力を注ぐと良いでしょう。また不動産運に恵まれるというアスペクトでもあります。

☆２ハウスに土星

国の財政を表す２ハウスに土星が入っていますので、厳しい経済状況となりそう。災害などでの突発的な出費も暗示されます。

☆３ハウスに木星

財運をあらわす木星は３ハウス。この３ヶ月は国内に集中。自治体や地域の活性化を図ると良い成果をあげられそうです。今まで停滞していた物事を進めるのにも良い時期です。

☆月と火星のオポジション

国民をあらわす月は12ハウス。

個々において、感情の浮き沈みが起こりやすく優柔不断になりやすい時。このような時は怪我や事故に遭いやすいので注意して過ごすようにしましょう。１人の時間を作り、趣味に没頭したり美味しいものを食べたりして心を満たしてあげると良いですね。火星のエネルギーを活かして、身体を動かしたりアウトドアを楽しんだりして発散させるのもおすすめです。