不安奇異流沖縄紀行 其の五 | ファンキー・中村の“おっかねえかも知んない”話

不安奇異流沖縄紀行 其の五

【不安奇異流 沖縄行脚 其の五】

同日夕方から開催された【魔物乃夜語り】が終了し、その後は当然の事ながら打ち上げ。

会場となったのは、ぺーちん実弟カバちゃんのお店である九四九(ぐしく)。

元々「沖縄で怪談イベントやろう!」の起源となったお店だ。


実はこの日、会場でとある人物から声を掛けられた。

「ファンキーさん! 来ちゃいましたよ~」

普段はなかなか直接対面がないだけに、コミュメンバーの顔と名前が一致しない事もしばしば。

「ごめんなさい、出来ればお名前を・・・何方で?」

「クウゲルです」

「おお!! って事は関東から!?」

「はい! 思いの外飛行機が安かったんで来ちゃいました!」

嬉しいじゃないか~

素晴らしいじゃないか~

という事で、打ち上げにも参加いただき、小原さんのお隣へ・・・・・・

「僕はよく沖縄の人に間違われるんです。那覇でも道を聞かれて・・・」

「間違わない方がおかしいですww」

体調不良を押してイベントにも登板、その上打ち上げにも参加くださった杉子さん。

リーヤちゃんも楽しんで下さったようでよかった~

三線奏者の優香ちゃん、おうちが遠い事もあって時間限定での参加~

と、ここで。

少々お酒が入ったぺーちん、お店に置かれてあった三線を取ると見事な島唄を披露!

カバちゃんは・・・ケータイいじってるし。

そこに優香ちゃんも三板(サンバ)をもって参加!

会場内は一気にテンションアップ!!

そこへ、参加して下さったShinakoさんのお父さんが乱入!

実に独創的な踊りで、大いに会場を沸かせてくれた。



満を持してのお孫ちゃんも参加!

この子が元気玉をヤマモリ持った、めちゃくちゃ素敵な子なんだよ~

そして結果こうなる。



いつしか私も引き出され、子供の頃近所の海人に教わった(半ば無理やりw)カチャーシーをやってみる。

これぞウチナンチュー!

これぞイチャリバチョーデー!

締めはやっぱりこれ!

ぺーちんが小皿を両手に繰り出す、ホンモノのエイサーだ!

いやあ、久々に動き回った~!

こういう時は“おじっい自慢~のお~りお~んび~る”に限る!

「ちょっと・・・お邪魔しまっす」

「んん??」

先程独創的なアレを披露してくれた、Shinakoさんのお父さん。

「私は農業やってるでっす!」

「はぁ、野菜なんかを・・・」

「いいえっ!!・・・かんよー植物でっす!」

「おお!カジュマルやあの手の・・・」

「そうでっす! それでっす!」

「はいはい」

「私が野良仕事してたらっ!・・・・・向こうからこ~んな大きいものがっ!」

「ゆ、ゆーほー??」

「こ~んなでっかい黄色い玉がっ!・・・・・飛んでいったですっ!!」

一同「\( ~∇~)/ エーーーッ!!」

小原「何なんでしょうね?それはやっぱり・・・」

「知りませんっ! ハイ終わりっ!!」

そう言って、お父さんはとっとと自分の席に戻っていくのだった。

Shinakoさん曰く・・・

「なんなんお父!? 今まで一度もそんな事言った事ないのにっ!」



沖縄。

そんな土地なのだ。



まだまだ続くさ~

・・・嫌な顔すんなよヽ(`⌒´メ)ノ!!