片岡亮太ニュースレター~時明かり~第103号
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0. はじめに
日頃より私、片岡亮太への温かいご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。
☆☆♪♪☆☆ 出演情報 ☆☆♪♪☆☆
◆2月15日(日): 亮太が行く!⓯『社会福祉士・演奏家のドミニカ訪問記』放送
いつもお世話になっているNHKラジオ第2『視覚障害ナビ・ラジオ』で、
昨年のドミニカ共和国訪問について取り上げていただけることになりました!!
演奏家としてだけでなく、視覚障害当事者、また社会福祉士としての視点からも、
改めてあの滞在を振り返り、お話させていただきます。
【放送予定】
2026年2月15日(日)[ラジオ第2]午前7時30分〜8時
(再放送)2026年2月15日(日)[ラジオ第2]午後7時30分〜8時
(再放送)2026年2月16日(月)[NHK-FM]午前1時30分~午前2時(日曜深夜)
(再放送)2026年2月21日(土)[ラジオ第2]午後1時30分〜2時
【放送内容】
https://www.nhk.jp/p/shikaku/rs/NYR99L5P4X/blog/bl/ppX7oj4ZoA/bp/pE2rdlx06E/
◆2月7日(土): 『演奏家活動25周年記念「はせみきた和太鼓コンサート」』に
サポートメンバーとして出演!
[日時]
2026年 2月7日(土)14:30開場/15:00開演
[出演]
はせみきた(太鼓)
スペシャルゲスト:林英哲(太鼓)
ゲスト:小濱明人(尺八)、小泉謙一(太鼓)
サポート:片岡亮太/堀越唯人(太鼓)
[会場]
沼津市民文化センター 小ホール
(沼津市御幸町15-1 JR沼津駅南口より徒歩約20分/バスにて約10分)
[料金]
全席指定 一般¥5,000/U-25¥2,500(税込)
※ 未就学児入場不可
【お問い合わせ】
イーストン 055-931-8999
主催:イーストン 共催:沼津市教育委員会/(公財)沼津市振興公社
* チケット購入方法など詳細は師匠はせみきたのHPをご覧ください。
https://www.granbeats.com/boksui2024/
☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆
全国各地から大雪のニュースが聞こえてきておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
この冬は比較的暖かいのだろうかと思った矢先の寒波襲来で、
きっと身体が驚いているという方も少なくないのではないかと思います。
体調など崩されませんよう、くれぐれもご自愛ください。
さて、僕は現在、間近に迫った
師匠はせみきたの演奏家生活25周年記念のコンサートに向けて、
日々稽古中です。
国内はもちろん、世界各国で活躍されている師匠やゲストの皆さんと
ご一緒させていただく舞台だからこその厳しさを
目の当たりにしながら重ねるリハーサルは、
学びと経験値の宝庫。
いろいろなプレッシャーを感じつつも、とてもありがたい時間を過ごしています。
同時進行で自分自身の舞台も務めているため、
気持ちの切り替えは難しいのですが、
師匠のもとで得られた気づきが、独奏やアジャーリアの演奏にも
確実に良い影響を与えてくれていることが実感できており、
素晴らしい成長の機会をいただいていると思っています。
2月7日のコンサート、お近くの方はぜひお越しください。
2026年は嬉しいことに、
新年早々演奏のご依頼を各所からいただいており、
今年も充実した一年にできそうです。
それぞれの場で全力のパフォーマンスをお届けできるよう、引き続き精進します。
片岡亮太の出演をご検討くださっている皆様、
可能性の段階で構いませんので、
なるべく早くご一報をいただけると、
スケジュールを確保しやすいのでとてもありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは時明かり第103号をお届けします。
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1. コラム「私の視点」
「目指せココイチなジャパン」
ニューヨークに住んでいた15年前、
僕は、アパートの近所にあった、
ポークスペアリブやフライドチキン、アボカドサラダなど、
いわゆる「南部料理」専門のビュッフェスタイルのレストランを
たびたび利用していました。
確か、初めての一人ご飯もそこだったと思います。
巨大な肉、濃厚な味。
20代半ばの僕は一口でノックアウト!
さらに感動したのは、その時、料理を取るのを手伝ってほしいとお願いしたところ、
ごく自然にサポートしてくれただけでなく、
以後は僕が行けばすぐに店員さんが来て、
メニューを説明しつつ、一緒に店内を回ってくれるのが当たり前になったこと。
渡米当初、英語がままならず、大学院の授業はもちろん、
日用品を買うためのお店でのやり取りにすら四苦八苦していた僕。
あの頃は夜になると、英語を聞くのも口にするのも苦痛になるほど、
心身ともにくたくたでした。
そんな僕にとって、
「常連客」として、親切に対応してくれたあの店は、
胃袋のみならず、心も満たしてくれる場所。
簡単な単語のみで会話をしながら、
その日の気分で食べるものを決めることが、
ある種のストレス発散にもなっていたのでしょう。
結果、在米約2か月で、
人生最大級に太ったことも、今となっては良い思い出です。
あのレストランで、「自分だけのワンプレート」を作っていた瞬間とは、
誰と会話しても、ちんぷんかんぷんだった僕にとって、
大げさに言えば、主体性を取り戻している時間でもあったのかもしれません。
気持ちが赴くまま自由に選択できるって、
そのくらいの意味を持つのだと僕はあの時期に学びました。
例えば、「ココイチ」の愛称でおなじみのカレー屋さん
「CoCo壱番屋」の面白さもそこにあるのだと思います。
どのくらいの辛さのルーに何を入れて、何をトッピングするか、
お米はどうするかなどなど、全ては自分次第。
お客さんそれぞれがカスタマイズすることで、
「あなただけのカレー」が完成。
一人一人が違う志向で異なるチョイスをし、
みんなで「ココイチのカレーを食べる」という、共通の経験を楽しんでいる。
思うに、バリアフリーやユニバーサルデザインが目指すものも、
こういうことなのではないでしょうか。
建物内を移動する時、
階段やエスカレーター、点字ブロックやスロープ、エレベーターなど、複数の手段から、
自分にフィットするものを、自ら能動的に選択できる。
理想は、それが生活のいろんな場面においても実現していること。
でも、実際には、
障害当事者にとって、物理的、心理的なハードルを感じてしまうシーンが、
まだまだ多いのが現状です。
どころか、意図せず誰かを排除していたり、
アクセスを妨げていることにさえ、気づかれないことがほとんど。
だからこそ、バリアフリーやユニバーサルデザインを、
「やさしさ」や「思いやり」、ましてや「おもてなし」のような枠組みではなく、
「権利」とか「公平性」という視点で語ることが大切なのだと僕は思います。
さる1月9日、高市早苗総理が、自身のSNSを更新し、
公邸への転居に際し、
夫である山本拓氏が昨年脳梗塞を発症し、介護が必要な状態であることから、
事前にバリアフリーのための改修工事も行われていたとの一部報道を受け、
コメントを公開していました。
そこには、
山本氏が、バリアフリー工事に多額の税金を使用したのではと、落ち込んでいたため、
確認したところ、そのような事実はなかったこと、
そう伝えて安心してもらったことが書かれていました。
……それでよいのだろうか。
公邸がバリアフリーではないという状況とは、
日本が、障害のある総理大臣やその関係者、あるいは訪問者の存在を
想定していないことを示していると言っても過言ではありません。
さらに、私宅ではないのだから、工事に税金が使用される根拠だってある。
長きにわたって多様性が叫ばれている国のリーダーとしては、
一個人の事情をきっかけに、公的資金を投入してバリアフリー化を実現することに、
身内としての遠慮や、否定的な見解を持っていると受け取られかねない発言ではなく、
「多様な身体のあり方に対応した公邸であるため、バリアフリーは必須と思い、
夫の身体障害も踏まえ、このたび改修工事を実施しました。」
と胸を張って欲しかった。
残念ながら当該の総理の投稿は、
直後に明らかになった解散と選挙の話題に隠れ、
報道さえされていません。
ココイチのような社会は、まだまだ遠いのでしょうか……。
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2. 今月の一枚「私の視線」
今回の師匠のコンサートへの出演に際し、
直径約30cmの締太鼓の皮が大海原に思えるほどに、
その瞬間の曲の雰囲気に合わせた音色を出すため、
皮のある一点を集中的に打ち続けるような、とてもこまやかな稽古を重ねています。
こうやって改めて向かい合ってみると、
一台の太鼓が内包している音の幅とは、無限大だと感じます。
https://www.instagram.com/p/DUHjG8hk9F3/?img_index=1
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3. ホームケア土屋のコラム掲載情報!
「私の視点」とはまた異なる角度から思いを書き綴っている、
「ホームケア土屋」のblog内での片岡亮太のコラム。
今回は、「我慢と僕」と題し、
いろいろなシチュエーションにおける、
障害と共に生きているが故の「我慢」について書いています。
全4回シリーズの全てが公開されましたので、
以下からぜひご一読ください。
「我慢と僕」~1
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19993/
「我慢と僕」~2
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19996/
「我慢と僕」~3
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/20304/
「我慢と僕」~4
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/20378/
☆ 過去の記事は、ホームケア土屋のトップページで
「片岡亮太」と検索していただけると一覧表示されます。
ホームケア土屋HP
https://homecare-tsuchiya.com/
4. 活動報告(1月)
1/09(金): 一般社団法人沼津青年会議所「2026年度 1月第1例会 新年賀詞交歓会」
にて演奏(with山村優子)
1/20(火): 学校公演 with山村優子(@ 伊豆の国市立韮山中学校)
* はせみきた師匠よりご縁をいただき、
今年度、シダックスグループの創業経営者である故志太勤様が
時代を託する子供たちの育成プログラムとして2006年からスタートした
「志龍塾」の講師として、
伊豆の国市にある三つの市立中学校にて
演奏と講演をさせていただきました。
山村優子の助けも借りながら、
中学生たちの真剣なまなざしを感じつつの舞台、大変有意義な時間でした。
(志龍塾について↓)
https://shiryu-juku-jhs.net/
1/23(金): 学校公演 with山村優子(@ 岐阜県立岐阜盲学校)
* 長年お世話になっている「一般社団法人社会応援ネットワーク」さんが、
「公益財団法人JKA補助事業」のサポートを受け全国で実施している、
「多様性プロジェクト」として、岐阜盲学校へ伺ってきました。
全校で15名、小学生から成人した方まで、幅広い児童・生徒さんが在籍する学校で、
熱く打ち、語ってまいりました!
(当日の様子がこちらに掲載されています)
https://www.chunichi.co.jp/article/1199104?rct=gifu
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先日岐阜に伺った際、久しぶりに約10㎝ほど積もった雪に触れました。
大雪でご苦労されている方々には不謹慎と思われてしまうかもしれませんが、
時々都心に降る、水分を含んだものではなく、
肌や服に触れても解けず、
さらさらとこぼれていく雪の感触と、
踏みしめると軋むような音を立てるあの感覚が気持ちよかったです。
と同時に、歩道と車道の境がなくなるほどの大雪の中、
はしゃいで一人で散歩に出かけた結果、
方向が全く分からなくなり、
アパートの近所で遭難しかけたニューヨークでの思い出もよみがえってきました(笑)。
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片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
Blog(Japanese): http://ameblo.jp/funky-ryota-groove/
X: https://x.com/funky_ryota
Facebook: http://www.facebook.com/#!/ryota.kataoka.566
Instagram: https://www.instagram.com/r_taiko_fukumimi/
youtube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria
☆謹賀新年☆
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0. はじめに
日頃より私、片岡亮太への温かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。
皆様、新年あけましておめでとうございます。
旧年中は温かなお力添えと応援をありがとうございました。
おかげさまで、大変に思い出深い一年を過ごさせていただくことができました。
今年は午年!
たとえ馬のような速さで、軽やかに歩を進めることはできなくとも、
自分なりの歩調と歩幅で、一歩一歩を丁寧に踏みしめ、
片岡亮太だからこそ生み出せる音と言葉を探し続けながら、
2026年も実り多き年にできればと思っています。
皆様お一人お一人にたくさんの幸せが訪れる一年でありますように。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
片岡亮太
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1. New Year Message from Ajarria(アジャーリアより新年のご挨拶)
皆様、あけましておめでとうございます。
昨年はありがたいことに、ユニットとして飛躍の一年でした。
多数のお声がけをいただき、
全国各地のイベントや学校で演奏をさせていただけただけでなく、
9月には「EXPO 2025 大阪・関西万博」にて、
『Beyond the Color ~ホルンと太鼓が織りなす世界~』と題し、
約1時間のステージを務めさせていただいたり、
10月にはJICAの調査団員として滞在したドミニカ共和国の様々な都市で、
私たちの音楽を聴いていただく機会を多数いただき、
たくさんの方々に喜んでいただくなど、
例年にも増して、充実感を抱きながら、一つ一つの舞台に臨むことができました。
2011年に、ニューヨークにある小さなレストランで産声を上げた私たちアジャーリアが、
結成から14年を経て、
こんなにも多岐にわたる活動をさせていただけていることに、
言葉にならないほどの感慨を抱いています。
ホルンと太鼓という異色の組み合わせであるからこその面白さがある一方、
目指す音楽を形にするためには難しさも伴い、
二人それぞれ試行錯誤を繰り返してきた日々。
それらが少しずつ実り始めているがゆえの現在なのだと思うと、
心が震えるほどの喜びを感じています。
と同時に、それほどに充実した今があるのは、
継続的に応援してくださり、背中を押してくださる皆様がいてこそと、
感謝の念に堪えません。
世の中を見渡すと、個人、団体、国家間など、
様々な規模での対立や分断、争いが散見されます。
そんな今だからこそ、音楽のジャンル、和と洋、視覚障害の有無など、
様々な違いを越えて響き合う私たちアジャーリアの音楽が果たせる役割がある、
そう信じて、2026年も慢心することなく、
一歩一歩の前進を大切に歩み続けます。
引き続き皆様からの温かなご愛顧を賜れますと幸いです。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
皆様にとって、この一年が実り多く、そして笑顔の絶えないものとなりますように。
山村優子・片岡亮太
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2. 出演情報
2026年2月7日(土): 『演奏家活動25周年記念「はせみきた和太鼓コンサート」』に
サポートメンバーとして出演!
[日時]
2026年 2月7日(土)14:30開場/15:00開演
[出演]
はせみきた(太鼓)
スペシャルゲスト:林英哲(太鼓)
ゲスト:小濱明人(尺八)、小泉謙一(太鼓)
サポート:片岡亮太/堀越唯人(太鼓)
[会場]
沼津市民文化センター 小ホール
(沼津市御幸町15-1 JR沼津駅南口より徒歩約20分/バスにて約10分)
[料金]
全席指定 一般¥5,000/U-25¥2,500(税込)
※ 未就学児入場不可
【お問い合わせ】
イーストン 055-931-8999
主催:イーストン 共催:沼津市教育委員会/(公財)沼津市振興公社
* チケット購入方法など詳細は師匠はせみきたのHPをご覧ください。
https://www.granbeats.com/boksui2024/
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片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
Blog(Japanese): http://ameblo.jp/funky-ryota-groove/
X: https://x.com/funky_ryota
Facebook: http://www.facebook.com/#!/ryota.kataoka.566
Instagram: https://www.instagram.com/r_taiko_fukumimi/
YouTube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria
2025年ありがとうございました!
2025年大晦日。
今年を振り返るにあたり、
毎月のニュースレターに掲載している活動報告を、一年分列挙してみました。
掲載しているものは、基本的に公に公開されている活動のみなので、
リハーサル、執筆作業、打ち合わせなどなどを含めたら、
動いている日はもっと多いです。
また、学校等での定期的な指導や、
各種取材(僕が取材する側になるケース、取材していただく側になるケース両方)は、
ほとんど書いていないため、実働日数とはイコールではないし、
記載漏れも多々あるとは思うのですが、
こうやってまとめてみると、
この一年も、いかに多くのご縁に支えていただいて
自分の日々が成り立っていたかを実感します。
大きな動きは秋以降に集中していますが、
そこに至るまでのあれこれは、1月、2月くらいから始まっていたし、
そういう流れを作ってくださっている諸々のスタートを思えば、
何年も前までさかのぼることも珍しくありません。
「一年間充実していたな」
ではなく、
「一年間を充実させていただいた」
というのが正しい。
多くのご縁を結んでくださった方、
各現場でお世話になった方たち、
様々なお力添えをくださった方、
いつも応援してくださる方々(友人含む)、
直接のご指導や共演を通してのみならず、
ご自身が常に高みを目指しておられる姿を見せてくださり、
その背中からもたくさんのことを学ばせてくださる、はせみきた師匠、
公私ともにパートナーとして活動を支えてくれる山村優子氏、
両親や義母、愛犬…。
数え出したらきりがないほどたくさんの人(+1匹)が関わってくださったからこそ、
2025年を幸せな気持ちで締めくくり、
よりパワフルな挑戦を重ねるべく2026年を熱い気持ちで見据えることができています。
万博、ドミニカ共和国、各種メディア出演、
全国各地でいただいた新たな出会い…。
思い起こすとめまいを起こしてしまいそうなほどに、
素敵な思い出に満ちていた2025年の充実を、
さらなる実りに結びつけられる2026年にできますように。
本年もお世話になり、本当にありがとうございました。
これからも引き続き何卒よろしくお願いいたします。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
今年のハイライトとも言うべきドミニカ共和国訪問の様子を
山村優子作詞・作曲、片岡亮太歌唱による
『ドミニカ共和国太鼓節』
にのせてご覧いただける動画を改めてご紹介して
今年の投稿を締めくくります。
ありがとうございました!!
https://www.instagram.com/reel/DQYviseE-g3/?igsh=MTNnaW90dGl4dG92Zw=
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☆片岡亮太活動報告(2025年)☆
1/17(金): 静岡県立聴覚特別支援学校中学部にて指導
* 今回は、普段の和太鼓の授業ではなく、
僕が所有している各国の打楽器の中から選りすぐりのものをピックアップし、
その音色や、各楽器でどんなリズムを演奏するかを披露した後、
子供たちにも直接楽器に触ってもらいました。
初めて見る/触る楽器ばかりで、興味津々の彼らの様子が、とても嬉しい一時でした。
1/27(月): 動画撮影(@都内某所)
* ご縁をいただき、ある動画撮影に協力いたしました。
詳しくはまた公開されたときに!
1/29(水): 東京都「アクセシブルツーリズムシンポジウム」に登壇
* 普段の講演とは少し違ったテーマをいただいての時間でしたが、
僕なりの視点から、旅の中で感じるあれこれについての考えを語らせていただきました。
2/18(火): 静岡県立沼津視覚特別支援学校学校運営協議会に出席
* 各員がそれぞれの立場から、
学校や児童、生徒、先生方や保護者の皆さんのこれからのために考え、意見を語る、
熱い一時でした。
約10年、末席に加え続けていただけていること、とても光栄です。
2/23(日): 「isee! "Working Awards 2025"」授賞式
* 今回、授賞式でのスピーチや懇親会への出席だけでなく、
演奏もさせていただけたので、山村優子にも同行してもらい、
二人でのパフォーマンスを披露してきました。
皆様が喜んで下ったおかげで、
短時間ではありましたが、まさにLIVE!といった熱いステージをお届けでき、
とても幸せでした。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
3/1(土): 「令和6年度筑波大学附属視覚特別支援学校小学部音楽会」に、
「課外太鼓」の伴奏者として出演
* 小学部の3年生以上の児童のうち、
希望する子供たちに向けて2012年度から指導を続けている「課外太鼓」。
今年度は、どんな悩みや苦労も吹き飛ばしてほしいという思いで書き下ろした
「雲外蒼天」という曲を、児童11名と熱演いたしました!
毎年、約1時間の練習を10回程度しかできないにもかかわらず、
10分近い楽曲を高い集中力で演奏してくれるので、
一緒に太鼓を打ちながら、何度となく胸がいっぱいになるほど感動しています。
4/5(土): あさか大師香林寺「桜まつり」に「八丈太鼓まごめ会」として出演
* 僕と山村優子が、数年前から八丈島に伝わる太鼓や歌を教えていただいている
「八丈太鼓まごめ会」の皆様と、毎年恒例となる出演をさせていただいてきました。
満開の桜のもと響いた八丈太鼓。
ご近所の高齢者施設の利用者の皆様をはじめ、
たくさんの方に八丈太鼓の演奏体験もしていただけて、
終始暖かでにこやかな時間でした。
4/26(土): 「視覚障害ナビラジオ」取材
* 5月18日放送の、「亮太が行く!⑬」の取材のため、
「料理愛好家のみきさん(全盲)」を訪ねて、お料理をご一緒させていただきました!
何を作ったのか?ちゃんと完成したのか?
その答えはぜひ番組で!!
5/5(月、祝): 「三島市春の大通り商店街まつり」にAjarriaで出演
* 全身に降り注ぐ強い日差しと、
地下足袋越しでも足の裏が焼けそうなほどのアスファルトの暑さを感じながら、
片岡亮太と山村優子の二人だからこそ奏でられる、
ジャンルレスな音楽を町に響かせた一日でした!
たくさんの方に駆けつけていただくことができて、とても嬉しかったです、
ありがとうございました!!
5/9(金): 「視覚障害ナビラジオ」スタジオ収録
5/18(日): 『視覚障害ナビ・ラジオ』「亮太が行く!」⑬放送
5/18(日): ウズベキスタン国立交響楽団特別コンサート「Threads of Two Lands」出演
@大阪万博会場内EXPOホール・シャインハット
* 事前稽古から、リハーサル、本番まで、たくさんの学びに満ちた時間でした。
お声がけくださった師匠に心から感謝しながら、
今回の学びを、この先につなげます。
5/20(火): 静岡県立沼津視覚特別支援学校「令和7年度第一回学校運営協議会」出席
* 今年度も、学校運営協議委員の任を拝命いたしました。
10年余にわたり、母校の教育活動に寄与するチャンスを与えていただけていること、
大変ありがたく思っています。
5/25(日): 「『包丁式』 目覚めの時、日本の伝統の儀式…今ここに」出演
@韮山時代劇場
* ご縁をいただき、平安時代から伝わる
「四條流包丁式」の公開を目的とした本イベントの、
オープニングと会の最後に、演奏で関わらせていただきました。
大変貴重な経験をさせていただきました、ありがとうございました。
6/3(火): 東京都「アクセシブルツアー」モニター協力(@皇居東御苑)
* 東京都の観光ボランティアの方が、外国人観光客向けに行っているガイドツアーを、
障害のある人にも楽しんでもらおうという取り組みが現在行われており、
そのモニターとして、皇居東御苑を、2名の観光ガイドの方と一緒に散策。
ツアーを通して感じたことについては、来月のコラムにて!!
6/6(金): 「アオバヤグループ 第57期経営計画発表会」にAjarriaで出演
(@仙台ロイヤルパークホテル)
* 社員の皆様のメンタルヘルスのサポーターとして関わらせていただくなど、
公私ともにお世話になっている「株式会社アオバヤ」様の経営計画発表会に、
今年もAjarriaとして演奏をさせていただきました。
一つの企業にとって、とても大切な時間に、
毎年このような機会をいただけていること、大変光栄です。
6/9(月): 「Tsunami Taiko」の皆さんとの交流会(@調布市立石原小学校)
* 東京都調布市で長年にわたり児童養護施設の子供たちや地域の子供、大人に向けて、
和太鼓の指導や各種イベントの実施などにご尽力されている恩師からのお誘いで、
調布市内で和太鼓に取り組む子供たちや社会人の皆さんと、
ハワイはカウアイ島からいらした「Tsunami Taiko」の皆さんとの交流会に
参加させていただきました。
和太鼓を通じた国際交流、とても素敵な時間でした。
ハワイ、行ってみたいなあ!!
6/16(月): 北海道河東郡・鹿追町にて
「多様性プロジェクト」(@鹿追町立瓜幕小学校)
ミニ・ロビーコンサート(@鹿追町民ホール)をAjarriaで実施
* 2021年より講師としてお世話になっている
『一般社団法人社会応援ネットワーク』様が、全国の学校で実施している、
多様性を学ぶための出張授業「多様性プロジェクト」として鹿追町へ!
午前中は、児童数が30名に満たない、
けれど、元気な子供たちや素敵な先生たちが放つ、
暖かなエネルギーに満ちた瓜幕小学校で特別授業。
そして、夕方には町民ホールのロビーをお借りしてミニコンサートも実施。
どちらも大変好評で、嬉しいご感想も多数いただき、
講演・演奏をさせていただいた我々も、心にたくさんのプレゼントをいただきました。
7/20(日): 春風火舞と共演(@みはるの丘浮島納涼祭)
7/21(月): 春風火舞と共演(@愛鷹地区納涼祭)
7/26(土): 春風火舞と共演(@あしたかホーム納涼祭)
7/28(月): 公益社団法人NEXT VISION主催「デジタルラウンジ」に登壇
* 2月に「isee! Working Awards 2025」にて、
MEP賞(Most Effort Player賞(をいただいた
ネクスト・ヴィジョンさんが毎月行っているオンラインラウンジにて、
これまでの活動や日常で使用しているIT機器についてなど、
いろいろとお話させていただきました。
インタビュー形式で、自分の原点にある思いや大切にしている視点など、
リラックスした対話の中で語らせていただくことができ、
軸が整っていくような気がする一時でした。
8/1(金): 「専門性向上研修」講師として先生方への太鼓指導
(@静岡県立富士特別支援学校)
8/8(金): 東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」
アクセシビリティ講座2025「創造活動におけるアクセシビリティとは(後編)」に登壇
(@アーツカウンシル東京)
* アクセシビリティの研究者であり、キュレーター・社会福祉士の
田中みゆきさんからお誘いいただき、昨年より参加させていただいている、
舞台芸術のアクセシビリティについて考えるワーキンググループ
「arts accessibility lab(アーツ・アクセシビリティ・ラボ)」のメンバーとして、
講座に登壇させていただき、
障害のあるパフォーマーとして、また視覚障害のある一観客として感じることを
お話させていただきました。
8/10(日): 浜松市視覚障害者協会の交流文化祭に出演(@浜松市福祉交流センター)
* 4年ほど前にも一度ご依頼をいただいていながら、
スケジュールが合わずお断りしていた出演。
一年以上前から日程の調整などを行い、満を持しての実施となりました。
当日は、視覚障害の大先輩が多数おられる中、
演奏前に、大太鼓、ジャンベ、カホンなどの楽器と、
大太鼓を打つ際の僕の姿勢に触れてもらい、
ステージ上の様子をイメージできるようにしてから、お話を交えて数曲パフォーマンス。
大変好評でした。
しかし、楽器よりも僕の身体に触れている時の方が、皆さん楽しそうだった気が(笑)。
8/23(土): 「鎮魂と希望の音楽祭」にAjarriaとして出演(@東京都慰霊堂)
* 2020年から出演させていただいている東京都慰霊堂でのイベントに、
今年もうかがってきました。
申し訳ないことに、先月のニュースレターに告知が間に合わず、
SNS上でのみのお知らせになってしまったのですが、
毎年背筋の伸びる思いで、慰霊堂での演奏を務めさせていただいています。
8/26(火): 春風火舞と共演(@沼津市立高尾園夕涼み会)
* 以前、音楽療法として定期的に演奏に伺っていた救護施設の高尾園さんの納涼祭に、
今年も参加させていただきました!
僕が伺うと、いつも暖かく声をかけてくださる、
顔なじみの利用者さんや職員の方も多く、
忘れないでくださっていること、待っていてくださっていることが嬉しくて、
いつも胸がいっぱいになります。
9/7(日): 最高に楽しい撮影(@東京)
* 情報は後日公開いたしますが、
様々な分野のプロフェッショナルが集まる場に伺い、
とても刺激的な時間を過ごさせていただきました。
9/20(土): 「太鼓衆 仙」様にて始動
* 学生のころから約10年所属していたグループである
「太鼓衆 仙」からお声がけいただき、指導に伺ってきました。
提供楽曲の練習のお手伝いを中心に、
懐かしい皆さんと太鼓を打ちながら汗をかくことができて、幸せな一時でした。
9/22(月): 沼津聴覚特別支援学校中学部にて和太鼓指導
9/29(月): 『Beyond the Color ~ホルンと太鼓が織りなす世界~』開催
(@EXPO2025 大阪・関西万博 ポップアップステージ 西)
* 多くの万博来場者の皆さんが足を止めてくださり、
さらに、関西圏にお住まいの方々が応援に駆けつけてくださったため、
大盛り上がりの演奏となりました!!(予定(笑))
9/30(火): Ajarria単独ライブ「Crossing Colors」
(@吉祥寺スターパインズカフェ)
* 前夜の万博での素晴らしい時間(予定)が我々の背中を押し、
二人とも全力投球!
リハーサルをはるかに上回る熱いライブとなりました!!
(予定…、いえそうしてみせます!)
10/01(水): 静岡県立静岡視覚特別支援学校令和7年度保護者学習会にて講師
10/02(木): NHK『視覚障害ナビ・ラジオ』取材&月刊誌「月刊視覚障害」座談会に出席
10/09(木): 筑波大学附属視覚特別支援学校音楽科定期演奏会
(@文京シビックホール)
10/10(金): NHK『視覚障害ナビ・ラジオ』スタジオ収録
10/13(月)~10/28(火): JICAの調査団としてドミニカ共和国へ
11/2(日): 「第40回裾野市西地区コミュニティ祭り」に出演
(@ 裾野市立西小学校)
* 師匠はせみきたの演奏に和太鼓奏者の堀越唯人氏とともに、
サポートメンバーとして出演させていただきました。
11/3(月・祝): 「三島市秋の大通り宿場まつり」にAjarriaで出演
11/5(水): 学校公演(@ 静岡市立南藁科小学校)
(ゲスト出演 山村優子)
11/13(木): 学校公演(@ 相愛中学校【大阪】)
11/21(金): 学校公演(@ 多摩市立落合中学校)
(ゲスト出演 山村優子)
* 駆け出しのころから考えると、4回目となる機会を実行委員の皆様から頂き、
講演と演奏をさせていただきました。
今回はゲスト奏者に山村優子も迎え、熱い時間を過ごさせていただきました!
ありがとうございました!
11/22(土): 第17回甲賀市人権教育研究大会 じんけんフェスタ(滋賀県甲賀市)にて
講演と演奏
11/24(月): 午前: 公益社団法人大阪介護福祉士会『介護の日マルシェ』にて演奏、
午後: 目白大学人間学部講演会にて講演
11/30(日): 静岡県駿東郡清水町 文化芸術活動促進事業
「第23回 水と緑のコンサート」、「はせみきた和太鼓コンサート」に出演!
* 明日、しっかり努めてきます!!
12/1(月): 学校公演 with山村優子(@ 伊豆の国市立長岡中学校)
12/6(土): 『第38回沼津市「障害者週間」市民の集い』出演
(ゲスト: 山村優子)
12/6(土): NHK Eテレ『阿佐ヶ谷アパートメント 2025』第7回に出演!
12/9(火): 川崎市立川崎高校福祉科1年生・2年生の授業に参加(オンライン)
12/13(土): NHK Eテレ『阿佐ヶ谷アパートメント 2025』第8回に出演!
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片岡亮太ニュースレター~時明かり~第102号
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0. はじめに
日頃より私、片岡亮太への暖かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。
☆☆♪♪☆☆ 出演情報 ☆☆♪♪☆☆
2026年2月7日(土): 『演奏家活動25周年記念「はせみきた和太鼓コンサート」』に
サポートメンバーとして出演!
[日時]
2026年 2月7日(土)14:30開場/15:00開演
[出演]
はせみきた(太鼓)
スペシャルゲスト:林英哲(太鼓)
ゲスト:小濱明人(尺八)、小泉謙一(太鼓)
サポート:片岡亮太/堀越唯人(太鼓)
[会場]
沼津市民文化センター 小ホール
(沼津市御幸町15-1 JR沼津駅南口より徒歩約20分/バスにて約10分)
[料金]
全席指定 一般¥5,000/U-25¥2,500(税込)
※ 未就学児入場不可
【お問い合わせ】
イーストン 055-931-8999
主催:イーストン 共催:沼津市教育委員会/(公財)沼津市振興公社
* チケット購入方法など詳細は師匠はせみきたのHPをご覧ください。
https://www.granbeats.com/boksui2024/
☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆
クリスマスも過ぎ、世間はすっかり年末ムードですね、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今月6日、13日の『阿佐ヶ谷アパートメント 2025』の出演回放送に際しては、
多くの方から「見たよ」とのご連絡を頂戴しました、ありがとうございました。
年に一度ではありますが、
テレビを通じて、皆さんに僕の姿を見ていただける…、
嬉しい限りです。
そのような機会をまたいただけるよう、
もっともっとトーク力を磨かねば!!
さて、僕は大変ありがたいことに、
年末年始も日常と変わりなく、
年明け以降の舞台に向けて、
構想を練ったり、稽古をしたりという日々を過ごすことになりそうです。
特に冒頭のお知らせにも書かせていただきました、
師匠はせみきたの演奏家生活25周年記念コンサートへの出演は、
単に光栄というだけでなく、
そのステージに立つなら、クリアしなければいけない、
技能やメンタリティ、基礎体力に関する課題が山積みなので、
お正月も気を抜かず、撥を握り、太鼓と向かい合わねばと思っています。
例年以上の充実感を得られた2025年の暮れに、
来年を見据えながら、こんな気持ちを持てていること、
とても幸せです。
それでは時明かり第102号をお届けします。
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1. コラム「私の視点」
「全力で臨む!」
2025年は、二度の「大阪・関西万博」出演や、
念願のドミニカ共和国訪問をはじめ、
名実ともに、充実した一年でした。
中でも際立っていたのは、
山村優子(ホルン)とのユニットアジャーリアの演奏が、
まるでさなぎから羽化するかのように、
積み重ねてきた14年の年月と、各地でのパフォーマンスを経て、大きく進化したこと。
二人でしかなし得ない音楽のあり方を模索し続け、たどり着けた現在の形。
万博の野外ステージでの演奏をたまたまご覧くださった方からは、
そんな我々の演奏を「唯一無二のジャズ」と
SNS上で評していただきました。
初めて聴いてくださる方にも我々のコンセプトは伝わる、
そう信じられる嬉しい一言でした。
手応えを胸に、2026年も二人での表現、さらに深めていきます。
もう一つ、本年特に光栄だったことは、
はせみきた師匠と同じステージに立つ機会を複数回いただけたことです。
5月には、万博で開催された、
ウズベキスタン国立交響楽団と、
ロシア出身の作曲家、
キリル・リヒター氏率いるトリオによるコンサートでの一場面をご一緒させていただき、
さらに、11月には、静岡県内で二度、師匠のステージに出演させていただきました。
いずれも、多くのことを学ばせていただけた、ありがたい時間でした。
そして!この度、来る2026年2月7日には、
静岡県沼津市の「沼津市民文化センター小ホール」で開催される、
師匠の演奏家生活25周年を記念したコンサートにも、
サポートメンバーの一人として出演させていただくことが決定!
何たる誉れ。
…でも、こうやって文章を書いているだけで、
心拍数が上がって、手汗が出るくらい緊張する。
師匠と共にステージに立つということは、
演奏技能、立ち振る舞い、公演に向かう姿勢など、
いろいろな面において、自分自身を、
師匠が考えておられる水準にまで高めなければならないということ。
そして、万が一それができなかった場合、
片岡亮太という奏者の評価云々ではなく、
師匠にご迷惑をかけてしまう。
そう考えると、怖くてたまらない。
実際、リハーサルのたび、
基礎技術、各楽曲への考察、音色や音量に対する繊細さ、
複数人での演奏における相手の音への反射神経、
音楽的なコミュニケーション力など、
あらゆることがいかに不足しているかを痛感してばかり。
これまで稽古をつけていただいていた時とは段違いの厳しさ。
でも同時に、間違いなく成長できている実感もある。
だからこそ練習を重ねるし、
可能な限りのものを吸収したいと思える。
基礎体力の底上げの必要性にも迫られており、
最近は、両手・両足に重りを巻いて日常生活を送るトレーニングも実施。
そうでもしないと追いつけない。
この気持ち、
自分一人の演奏や、公私ともにパートナーである山村優子との共演で抱く緊張感とは
全く異質。
そもそも僕の活動は、あらゆることを一人で行うのが当たり前。
山村優子を筆頭に、必要に応じてサポートしてくださる人は数名いるものの、
基本的に、舞台での演奏や講演、指導、執筆など、人目に触れるものから、
楽器の準備・片付け、事前の主催者様との打ち合わせ、スケジュールの管理、
広報活動に至るまで、すべてが自己責任。
ゆえに、各プロセスにおける僕の行いが適切だったかどうか、
その結果は、ダイレクトに自分に返ってくる。
対して、師匠の脇を固めさせていただくということは、
例えるならば、お店や企業で働く方たちが、
その店舗や会社のブランドを傷つけたり、
上司や雇用主などに不利益を生まぬよう気を引き締め、
言動に注意しつつハイクオリティな結果を出す、そんな状況に近い。
まして今回は、
「はせみきた」という奏者の25周年を祝い、
この先の更なる発展を祈念する場。
サポートメンバーの相方である堀越唯人氏、
師匠同様、今日の和楽器界を牽引するプレイヤー、
小泉謙一さん(太鼓)、小濱明人さん(尺八)、
そして、師匠の師匠、
現代和太鼓界のパイオニアであり、レジェンドの林英哲さんも
スペシャルゲストとしてご出演になるなど、顔ぶれも実に豪華。
弟子としてのみならず、
一太鼓打ちとしても光栄な機会であるがゆえに、
準備段階から全力で臨んで、最高の時間を作る一役を担いたい。
ドキドキしたり感謝するのは当然として、
与えていただいた役割をしっかり遂行せねば!
一人でも多くの方に、この舞台を見届けてほしい。
年末年始、酔っぱらっている場合ではないっ!!
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2. 今月の一枚「私の視線」
2026年2月7日に開催される、
師匠はせみきたの演奏家生活25周年記念のコンサート。
ダイナミックに身体で表現する演奏から、
まるで針に糸を通すような気持ちで、
繊細に音をコントロールする楽曲まで、
幅広い音楽表現に挑むべく、目下稽古に励んでいます。
自分自身が主役じゃないからこそ感じるプレッシャーを、大きなエネルギーに変えて、
この舞台、心を込めて務めます!!
https://www.instagram.com/p/DSwUry9kyH-/?img_index=1
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3. ホームケア土屋のコラム掲載情報!
「私の視点」とはまた異なる角度から思いを書き綴っている、
「ホームケア土屋」のblog内での片岡亮太のコラム。
今回は、「我慢と僕」と題し、
いろいろなシチュエーションにおける、
障害と共に生きているが故の「我慢」について書いてみました。
全4回のシリーズのうち、
1と2が公開されていますが、
来月中には後半もアップされる予定です。
ぜひご一読ください。
「我慢と僕」~1
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19993/
「我慢と僕」~2
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19996/
☆ 過去の記事は、ホームケア土屋のトップページで
「片岡亮太」と検索していただけると一覧表示されます。
ホームケア土屋HP
https://homecare-tsuchiya.com/
4. 活動報告(12月)
12/1(月): 学校公演 with山村優子(@ 伊豆の国市立長岡中学校)
12/6(土): 『第38回沼津市「障害者週間」市民の集い』出演
(ゲスト: 山村優子)
12/6(土): NHK Eテレ『阿佐ヶ谷アパートメント 2025』第7回に出演!
12/9(火): 川崎市立川崎高校福祉科1年生・2年生の授業に参加(オンライン)
12/13(土): NHK Eテレ『阿佐ヶ谷アパートメント 2025』第8回に出演!
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この一年も、片岡亮太の諸活動へのお力添え、
そしてこの「時明かり」のご愛読、本当にありがとうございました。
様々な機会をいただくたびに、
自分の歩みがいかにご縁によって支えられているかを実感します。
皆様からのご助力に感謝しながら、
2025年を締めくくれますこと、とても幸せです。
来年も引き続き、全力で精進してまいりますので、
どうか変わらぬご愛顧賜れますよう、何卒よろしくお願いいたします。
皆様お一人お一人が、心穏やかに新年をお迎えになれますように。
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片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
Blog(Japanese): http://ameblo.jp/funky-ryota-groove/
X: https://x.com/funky_ryota
Facebook: http://www.facebook.com/#!/ryota.kataoka.566
Instagram: https://www.instagram.com/r_taiko_fukumimi/
youtube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria
片岡亮太ニュースレター~時明かり~第101号
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0. はじめに
日頃より私、片岡亮太への暖かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。
☆☆♪♪☆☆ 出演情報 ☆☆♪♪☆☆
◇11月30日(日): 静岡県駿東郡清水町 文化芸術活動促進事業
「第23回 水と緑のコンサート」、「はせみきた和太鼓コンサート」に出演!
出演:はせみきた(和太鼓)、小濱明人(尺八)
片岡亮太/堀越唯人(和太鼓サポート)
[日時]: 2025年11月30日(日)13:30開場/14:00開演
[会場]: 清水町地域交流センター
(駿東郡清水町堂庭6-1、JR三島駅南口よりバスにて約20分/JR沼津駅南口よりバスにて約
30分)
全席自由
料金: ¥1,000
[主催・お問い合わせ]
清水町教育委員会 社会教育課
TEL 055-972-6678
* いよいよ明日!師匠はせみきたのコンサートに出演させていただきます!
大変光栄な機会、喜びと共に身の引き締まる思いです。
チケット購入方法など詳細は以下をご覧ください。
https://www.town.shimizu.shizuoka.jp/content/300354944.pdf
https://www.granbeats.com/schedule/
◇12月6日(土): 『第38回沼津市「障害者週間」市民の集い』にて演奏!
(ゲスト出演 山村優子)
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(沼津市HPより)
12月6日(土曜日)に沼津市民文化センターにて、
第38回沼津市「障害者週間」市民の集いを開催します。
当日は後天的に身に起きた障がいと向き合ってきた方の体験発表や、
全盲の視覚障がい者である片岡亮太氏による和太鼓演奏、
平成ノブシコブシ徳井健太氏が「ヤングケアラー」だった自身の経験をふまえ
「誰もが明るく生き協力し合う社会」をテーマに講演します。
また、障がい者団体・事業所による物品販売や日頃の活動のパネル展示も行います。
日頃、障がいを抱えた人と触れ合うことがない方や、
子育て世帯の親御さんやお子さんにも
障害のある人たちの現状を知り、理解を深めていただくための貴重な機会です。
予約不要・入場無料で、どなたでも参加できます。
皆さまぜひご来場ください!
[日時]令和7年12月6日(土曜日)13時から(開場12時半)
[場所]沼津市民文化センター (住所:沼津市御幸町15-1)
[内容]
体験発表:後天的に身に起きた障がいと向き合ってきた方の体験発表
アトラクション:全盲の視覚障がい者である片岡亮太氏による和太鼓演奏
記念講演:平成ノブシコブシ 徳井健太氏
障害者団体・事業所による物品販売や日頃の活動のパネル展示
[参加費]無料
[主催]
沼津市「障害者週間」市民の集い実行委員会
[後援]
沼津市社会福祉協議会
[お問い合わせ]
沼津市 市民福祉部 福祉事務所 障がい福祉課 支援係
電話:055-934-4830
ファクス:055-934-2631
メールアドレス:
syouhuku@city.numazu.lg.jp
詳細HP
https://city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/fukushi/shogaifukushi/topics/shogaishash
ukan.htm
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☆テレビ出演のお知らせ!☆
2022年からご縁をいただいている、NHK Eテレ「阿佐ヶ谷アパートメント」に、
今年も出演させていただきます!!
本放送:毎週土曜21:15~21:44
再放送:毎週火曜24:00~24:29 ※(水)午前0時
番組HP: https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-BM338X5G3Y
僕が出演させていただく回は以下の通りです。
今回もアパート大家の阿佐ヶ谷姉妹のお二人&レギュラー住人の飯尾和樹さん、
そして豪華な顔ぶれのゲストの皆様とご一緒させていただきました!
ぜひご視聴ください。
◆放送予定日:第7回 本放送12月6日(土) /再放送12月9日(火)
◆放送予定日:第8回 本放送12月13日(土) /再放送12月16日(火)
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朝晩は肌寒いものの、日中はほっとするような日光が心身を温めてくれる、
そんな日が続いていますね、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、冒頭のお知らせが少々長くなってしまいましたが、
未だ10月のドミニカ共和国での感動的な日々の余韻も消えぬままに、
自分自身が中心となる演奏や講演はもちろん、
師匠のコンサートへの出演、
さらにはテレビ番組に携わらせていただけるなど、
おかげさまで本当に充実の日々を過ごしております。
それぞれに異なる側面の片岡亮太をご覧いただけると思いますので、
ぜひ会場にお越しいただいたり、テレビをご視聴いただくなど、
応援していただけますと幸いです。
各地で経験させていただけるたくさんのことを学びに変えて、
今後の活動に生かしていけるよう、
一つ一つの舞台、心を込めて務めます。
それでは時明かり第101号をお届けします。
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1. コラム「私の視点」
「素敵なアパートへカムバック!」
個性豊かな人々が集う、
NHK『阿佐ヶ谷アパートメント』に、また帰ってくることができました!
放送は12月6日と同月13日。
この度のパートナーは、女子レスリングの浜口京子さん!
京子さん、熱くてチャーミングな方でした。
打ち合わせから全力で話され、
あの「気合いだ!」の声も、カメラの有無は関係なく、常に本気。
さらに、お互いの日々のトレーニングについて語り出したら止まらない!
そんなダイナミックな一面もある一方、
僕に、さりげなく他の出演者の方々のしぐさやVTRの状況を説明してくださったり、
僕が動きやすいようにすっとアシストしてくださるなど、
繊細でやさしい姿も度々見せてくださいました。
きっと、人を引き付ける力をお持ちなだけでなく、
こまやかな気遣いもできる方だからこそ、
様々なメディアに長年登場し続けられるのでしょう。
それは、今回ご一緒することができた、
大ベテランの関根勤さんも同じ。
顔見知りの出演者の皆さんだけでなく、
スタッフの方や僕にも気さくに話しかけてくださった関根さん。
その穏やかな雰囲気はまるで、
スタジオ全体を、柔らかで優しい波動で包み込んでいるようでした。
もちろん、その他の皆さんもそれぞれに魅力的で、
例えば、ドラァグ・クイーンのベビー・ヴァギーさんは、
収録後、「衣装に触ってみますか?」と言って、
ウィッグや服だけでなく、つけまつげにまで、躊躇なく触れさせてくださいました。
けれど、何より感動するのは、
多種多様な出演者をまとめあげる、
大家の阿佐ヶ谷姉妹さんとレギュラー住人の飯尾和樹さんの力。
『阿佐ヶ谷アパートメント』の暖かい空気の源は間違いなくあのお三方。
とりわけ僕がいつもすごいなあと思うのは、
いわゆる「回し」を主に担当している
阿佐ヶ谷姉妹、姉の江里子さん。
まるで大人数でのキャッチボールのようなテレビのトークバラエティにおいて、
やり取りの緩急こそが、エンターテインメントの要(かなめ)。
僕のように、TVの素人を相手にする時は、緩やかなパスを投げ、
プロのタレントさんや芸人さん同士のやり取りになった瞬間、一気にテンポを上げる。
その球速のコントロールの中核を、江里子さんは担っている。
今回は、そんな江里子さんから、
今まではなかった、不意打ちのようなパスをいただくシーンもありました。
それは、「返してこられる?」と試されているようでも、
「任せるわよ」と信頼していただけているようでもあり、何とも光栄な瞬間。
とはいえ、ちゃんと投げ返せていたかは疑問(苦笑)。
ありがたいのは、江里子さんがパスをする際、一呼吸手前で必ず
「片岡さん」と呼びかけてくださったこと。
こういうワンクッションを江里子さんはいつも欠かしません。
収録前後に話しかけるときには、
「片岡さん、阿佐ヶ谷姉妹の姉の江里子です。」
と言ってから会話をスタートしてくださいます。
声だけで誰であるかを把握するのって、実はそれなりに神経を使うので、
このご配慮があるだけで気持ちが楽になる。
また、大人数での会話の際、
こちらへボールを投げようとしていることが、
視線や身振りでは理解できない僕にとって、
事前の声がけはとてもありがたい。
そういうサポートがあったからこそ、
僕は「阿佐ヶ谷アパートメント」という空間を楽しむことができました。
もう一つ、帰り道に気づいて嬉しくなったのは、
収録中、視覚障害に関連した話をほとんどしていなかったこと。
出演に際しての事前アンケートに答える際、
僕は、トークテーマと、視覚障害者としての経験を照らし合わせ、
いろんな出来事を紹介できるように、毎回頭をひねっています。
それが番組における自分の役割の一つだと思っているからです。
実際、昨年、一昨年は、主にそういう話題を語っている姿が放送されていました。
ところが今回、アンケートの回答内容のうち、
採用されたのは、障害が関係しないことばかり。
ただただトークしながら、全盲の視覚障害当事者としてではなく、
「片岡亮太」としてこのアパートにいられている実感。
音楽の現場でも言えることですが、
障害という、濃い色と共に生きている身として、
全盲であることが、そこに僕が存在する第一条件ではないことを、
自分自身ではなく、かかわってくださる方やお客様が示してくださるのは、
とても幸せなこと。
素敵な大家さん、住人の皆さんが集う阿佐ヶ谷アパートメントで、
またしても、忘れられない経験をさせていただきました。
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2. 今月の一枚「私の視線」
『阿佐ヶ谷アパートメント』収録後、浜口京子さん、ベビー・ヴァギーさんとパシャリ!
お二人とも快く撮影とSNSへの掲載をご了承くださいました。
毎回お祭りのようなスタジオ収録は、撤収もすごいスピード。
お忙しいタレントの皆さんに、写真をお願いするタイミングを掴めず、
いつも残念に思っていたのですが、今回は大成功!
良い思い出になりました。
(以下のインスタグラムのアカウントで、この時の写真を含め、
様々な写真や動画を公開していますので、ぜひアクセスしてみてください!)
https://www.instagram.com/r_taiko_fukumimi/
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3. ホームケア土屋のコラム掲載情報!
「私の視点」とはまた異なる角度から思いを書き綴っている、
「ホームケア土屋」のblog内での片岡亮太のコラム。
今回は、「我慢と僕」と題し、
いろいろなシチュエーションにおける、
障害と共に生きているが故の「我慢」について書いてみました。
全4回のシリーズのうち、
1と2が公開されていますが、
来月中には後半もアップされる予定です。
ぜひご一読ください。
「我慢と僕」~1
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19993/
「我慢と僕」~2
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19996/
☆ 過去の記事は、ホームケア土屋のトップページで
「片岡亮太」と検索していただけると一覧表示されます。
ホームケア土屋HP
https://homecare-tsuchiya.com/
4. 活動報告(11月)
11/2(日): 「第40回裾野市西地区コミュニティ祭り」に出演
(@ 裾野市立西小学校)
* 師匠はせみきたの演奏に和太鼓奏者の堀越唯人氏とともに、
サポートメンバーとして出演させていただきました。
11/3(月・祝): 「三島市秋の大通り宿場まつり」にAjarriaで出演
11/5(水): 学校公演(@ 静岡市立南藁科小学校)
(ゲスト出演 山村優子)
11/13(木): 学校公演(@ 相愛中学校【大阪】)
11/21(金): 学校公演(@ 多摩市立落合中学校)
(ゲスト出演 山村優子)
* 駆け出しのころから考えると、4回目となる機会を実行委員の皆様から頂き、
講演と演奏をさせていただきました。
今回はゲスト奏者に山村優子も迎え、熱い時間を過ごさせていただきました!
ありがとうございました!
11/22(土): 第17回甲賀市人権教育研究大会 じんけんフェスタ(滋賀県甲賀市)にて
講演と演奏
11/24(月): 午前: 公益社団法人大阪介護福祉士会『介護の日マルシェ』にて演奏、
午後: 目白大学人間学部講演会にて講演
11/30(日): 静岡県駿東郡清水町 文化芸術活動促進事業
「第23回 水と緑のコンサート」、「はせみきた和太鼓コンサート」に出演!
* 明日、しっかり努めてきます!!
‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐
本格的な冬の到来を前に、インフルエンザが大流行していますね。
舞台やリハーサルが続いている最近の僕は、
手洗いうがい、マスクの着用はもちろん、
ビタミンの摂取や愛用のプロポリス・スプレーの携帯など、
健康管理に神経を注いでいます。
今年もあと一か月、皆様もどうか健康に年末の日々をお過ごしください。
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片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
Blog(Japanese): http://ameblo.jp/funky-ryota-groove/
X: https://x.com/funky_ryota
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youtube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria
片岡亮太ニュースレター~時明かり~第100号
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0. はじめに
日頃より私、片岡亮太への暖かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。
☆☆♪♪☆☆ 出演情報と動画のご紹介 ☆☆♪♪☆☆
◇11月3日(月・祝): 三島市秋の大通り宿場まつりにAjarria出演!
* 例年通り、中央町のはま寿司さんの傍で、
昼頃から30分程度の演奏を数回行います!
お近くの方は、ぜひ遊びにいらしてください!
◇11月30日(日): 静岡県駿東郡清水町 文化芸術活動促進事業
「第23回 水と緑のコンサート」、「はせみきた和太鼓コンサート」に出演!
出演:はせみきた(和太鼓)、小濱明人(尺八)
片岡亮太/堀越唯人(和太鼓サポート)
[日時]: 2025年11月30日(日)13:30開場/14:00開演
[会場]: 清水町地域交流センター
(駿東郡清水町堂庭6-1、
JR三島駅南口よりバスにて約20分/JR沼津駅南口よりバスにて約30分)
全席自由
料金: ¥1,000
[主催・お問い合わせ]
清水町教育委員会 社会教育課
TEL 055-972-6678
* 師匠はせみきたのコンサートに出演させていただきます!
大変光栄な機会、喜びと共に身の引き締まる思いです。
チケット購入方法など詳細は以下をご覧ください。
https://www.town.shimizu.shizuoka.jp/content/300354944.pdf
https://www.granbeats.com/schedule/
♪ 10月19日に放送された
NHK『視覚障害ナビ・ラジオ』の「亮太が行く!⑭ そうだ、博物館に行こう!」を
以下からお聞きいただけます。♪
https://www.nhk.jp/p/shikaku/rs/NYR99L5P4X/episode/re/LN9VQ8P8V1/
☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆
ついこの間まで、うだるような暑さが続いていたのがウソだったかのように
さわやかで気持ちの良い、秋らしい空気が流れていますね、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
先月末、9月29日の万博出演、翌30日のライブ共に、
アジャーリアの演奏、おかげさまで最高の時間となりました!
万博では、我々の音に興味を持ってくださった方が、
最終的に300人近くお集まりくださり、
大きな拍手に包まれながらパフォーマンスを終えることができました。
スターパインズカフェさんでのアジャーリアの単独ライブには、
平日の夜にもかかわらず、50名を超えるお客様がいらしてくださり、
店内が熱気で満ちる中、
全力の演奏をお届けすることができ、終始盛り上がるライブとなりました。
両公演にお越しくださった皆様、
お力添えくださった皆様、本当にありがとうございました!
おかげさまで、我々にとって忘れがたい二日間となりました。
そんな、素晴らしい時間の余韻も冷めぬまま、
実は今月中旬から後半にかけて、
僕と山村優子は、
演奏や和太鼓指導のために、中米の島国、
ドミニカ共和国を訪問していました。
詳しくはコラムと、コラム内に掲載しているリンクや、
各種SNSでの投稿をご覧ください。
とにかく濃密で充実した2週間の滞在でした。
そんなこんなで、まだ時差ボケ真っ最中なため、
今号で100号となる「時明かり」は、
ドミニカ共和国滞在記を中心に作成いたしました。
ぜひご一読ください。
それでは時明かり第100号をお届けします。
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1. コラム「私の視点」
「ドミニカ共和国滞在記」~(ダイジェスト)
10月13日出発、28日帰国という日程で、
「JICA」の調査団として、
中米の島国、ドミニカ共和国へ行ってまいりました!
首都サント・ドミンゴを中心に、国内の各地を回りながら、
7回の舞台、5回の和太鼓レッスン(うち2回はオンライン)、
さらにオンライン講演会とTV出演がそれぞれ一回。
実に充実した約2週間でした。
今回は、その様子を現地でつづった文章の一部を抜粋してお届けします!
* 約16000文字ある滞在記の完全版はこちら↓
https://ameblo.jp/funky-ryota-groove/entry-12941948145.html
(10/13 出発前)
当初の渡航予定から5年半を経て、
夢にまで見たあの国、ドミニカ共和国へこれから行って参ります。
様々なご縁の後押し、そしてJICAさんのお力添えを得ての渡航です。
心からの感謝を胸に、演奏や和太鼓の指導、講演など、
我々にできること、約2週間の滞在期間中、
精一杯努めて参ります。
行ってきます!
…、って書いている今もまだ夢を見ているよう。
本当にありがたいなあ。
(10/14午後)
ホテルと同じビル内にあるJICAドミニカ共和国事務所での打ち合わせの際、
この度の我々の渡航は、
ドミニカ共和国へ日本人が移住して70周年となる来年を見据え、
伝統文化の継承や、日本文化とドミニカ共和国の文化の交流などの
具体的な形を模索するためのものであるという、
ミッションの中核にある目的を確認する時間を作っていただくことができ、
改めてありがたい機会を頂けたと感謝すると同時に、
身の引き締まる思いがした。
(10/15)
今日から本格的にパフォーマンスなどがスタート!
今日は、1956年に
日本人移住者の方々が最初に訪れた土地ダハボンへ。
当時の両国政府の体制に翻弄されるなど、
大変なご苦労を経験されてきた、
これまでの70年を思いつつ、心を込めて演奏させていただきます。
(10/15午後について)
ダハボンでの野外公演は、突然の雷雨により、
ここから盛り上がるのに!というタイミングで継続不可に。
けれど、楽屋として提供していただいていた「農地省」のロビーで、
今回一緒に旅をしている舞踊家の孝藤右近さんを中心に行うはずだった
盆踊りの中止を惜しむかのように
スマホのスピーカーで音を出しつつ踊っている子どもたちがいたことから、
少しずつ人が合流。
そこで、僕と優子氏も、この地でぜひ演奏したいと思っていた、
今回の渡航のために、優子氏が書き下ろした新曲
『ドミニカ共和国太鼓節』を、急遽披露。
この演奏がすごい盛り上がりに!
ドミニカ共和国に移住した日本人と、その子孫たちを巡るこの70年間の歴史に
心を寄せて生まれた『ドミニカ共和国太鼓節』を、
このダハボンで皆さんに聞いていただき、
一緒に参加していただきながら演奏できたことで、
「曲が完成した」、そう思った瞬間でした。
僕は、演奏者として、作詞・作曲をした山村優子の想いを、
まるでイタコのように自分に下ろし、声と太鼓に変換して届けているように考えている。
昨晩、
「ああ、この曲の風景はこれなんだ」
と感じるものがあり、歌いながら涙ぐみそうだった。
素敵な時間を過ごさせていただきました。
(10/19)
早朝に首都サント・ドミンゴを出発して、コーヒー栽培が有名というハラバコアへ。
日本語学校も開校している、こじんまりとした公民館に、
移住1世・2世の方と思われる日本人・日系人の方々を含む
50~100名くらいの方が集まってくださり、演奏や舞踊を鑑賞してくださった。
実は公民館の入り口には、直径70cmくらいの和太鼓が!
「倉庫に眠っていたから飾りのつもりで出してみました」とのこと。
ワイン樽か何かを使って作ったと思わしきその和太鼓は、
片面の皮がなかったのだけど、急遽お願いし、
公演終了後の、
JICAの皆さんを中心とするバンドが音楽を奏で、
孝藤右近さんが振り付けをリードする盆踊りの際には、その太鼓を打たせていただいた。
とても柔らかで良い音を放つ太鼓に、どんなドラマがあったのか。
誰がどんな思いでこの太鼓をここへ持ってきたのか。
想像をしているとなんだか目頭が熱くなってしまった。
綺麗な空、輝く太陽、気持ちの良い風、音楽、踊り…。
盆踊りって良いなあ。
国籍も世代も性別も関係なく、皆が笑顔で一つの輪になれる、素晴らしい時間でした。
*旅全体の思い出を『ドミニカ共和国太鼓節』と共にお届けしている動画はこちら!↓
https://www.instagram.com/reel/DQYviseE-g3/?igsh=MTNnaW90dGl4dG92Zw=
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2. 活動報告(10月)
10/01(水): 静岡県立静岡視覚特別支援学校令和7年度保護者学習会にて講師
10/02(木): NHK『視覚障害ナビ・ラジオ』取材&月刊誌「月刊視覚障害」座談会に出席
10/09(木): 筑波大学附属視覚特別支援学校音楽科定期演奏会
(@文京シビックホール)
10/10(金): NHK『視覚障害ナビ・ラジオ』スタジオ収録
10/13(月)~10/28(火): JICAの調査団としてドミニカ共和国へ
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常夏の国から帰ってきたら初冬の気配…。
気温差に身体がびっくりしています。
11月は全国各地での演奏・講演が目白押しなので、
しっかり体調管理をして、エネルギッシュなパフォーマンスをしなければ!と
心に言い聞かせています。
季節の変わり目、皆様どうぞご自愛ください。
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片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
Blog(Japanese): http://ameblo.jp/funky-ryota-groove/
X: https://x.com/funky_ryota
Facebook: http://www.facebook.com/#!/ryota.kataoka.566
Instagram: https://www.instagram.com/r_taiko_fukumimi/
youtube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria
ドミニカ共和国滞在記(完全版)
(10/13 出発前)
当初予定していた2020年の春の渡航が
新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、直前に延期になった過去があったため、
言葉にしてしまうとまた実現が遠のくのでは?という思いに駆られており、
おまじないのような感覚でSNSでは告知しないでいたのですが…。
夢にまで見たあの国、ドミニカ共和国へこれから行って参ります。
様々なご縁の後押し、そしてJICAさんのお力添えを得ての渡航です。
心からの感謝を胸に、演奏や和太鼓の指導、講演など、
我々にできること、約2週間の滞在期間中、
精一杯努めて参ります。
行ってきます!
…、って書いている今もまだ夢を見ているよう。
本当にありがたいなあ。
(ニューアーク空港に向かう機内にて)
この数ヶ月ほとんど摂取していなかったアルコールも解禁し、
日頃使用している睡眠用のサプリも服用したのに全く眠れない。
長時間のフライトを久しぶりに利用することや、
そもそもあまり飛行機が得意じゃなく、
気流の関係で多少揺れる度に緊張してしまうことの影響もあるのだろうけど、
それ以上に、この滞在を通じて、
ドミニカ共和国の皆さんに何を伝えられるだろうかという思いが、
どんどん大きくなって、気持ちが昂っているようだ。
この渡航に際し、共演者として同行している山村優子が、
『ドミニカ共和国太鼓節』という新曲を書き下ろしてくれた。
この曲は、1950年代後半、ドミニカ共和国へ移住してきた日本人の方々が、
当時の日本、ドミニカ共和国両国の政策に翻弄され、
大変なご苦労を強いられたという歴史について、
彼女なりにインターネット上で見つかる記事や動画等を、できる限り調べたうえで、
そんな歴史を持つ皆さんの心に、和太鼓と歌で寄り添いたいと紡いだ曲。
滞在中の二人でのパフォーマンスでは、ぜひこの曲を中核に据えたい。
空港への道道、優子氏が事前に共有してくれていた様々な記事を読み、
改めてその思いを強くした。
そして、僕もまた、
子どもたちを中心に、和太鼓音楽に挑戦し、楽しんでもらうため、
「オラ!太鼓」と「絆囃子」という二曲を用意してきている。
子どもたちが放つ、力強い太鼓の音や元気な掛け声が、
ドミニカ共和国で苦しい時間を過ごされた日本人の皆さんのご苦労や、
その中で生まれたたくさんの悲しみ、争い、苦悩の日々を
溶かし、慰める一助になれますように。
(10/14深夜 ドミニカ共和国到着時)
完全に寝不足の体と頭には、深夜のサント・ドミンゴ国際空港の外の空気は、
眩しいくらいエネルギッシュな賑わいに感じた。
皆大きな声で何かを話しては笑っている。
ノリの良い音楽も聞こえてくる。
ただ、スペイン語が全くわからないため、にこやかで好意的なざわめきなのか、
空港に到着した人を言葉巧みにタクシーに乗せようとしてるのかなど、
状況がわからないので、正直緊張する。
もわっとするほど、蒸し暑いけど、日本の夏ほど強烈ではなく、
鼻の奥に微かに濡れたアスファルトのような匂いやタバコの匂いが香ってくる。
最初に感じたドミニカ共和国は、そんな印象。
…と書いてる首都サント・ドミンゴの中心街にあるホテルの一室の窓の外では、
7時過ぎからひっきりなしに車のクラクションが鳴り響いている。
交通事情があまりよくないというのはこの音からも想像できる。
みんな運転荒そうだなあ(笑)。
(10/14朝)
現在、現地時刻で朝の8時半くらい。
成田から12時間でニューアーク空港へ、
そこで5時間ほどのトランジットと、その後約5時間のフライトを経て、
現地時刻深夜2時にドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴの国際空港に到着。
荷物のピックアップや入国手続きなどを終え、
今回の旅でお世話になるJICAの事務所長さん、舞踊家の孝藤右近さんと共に
空港から車でホテルへ。
なんだかんだで3時半ごろホテル着。
荷物整理やシャワーを済ませ、しばし仮眠。
窓の向こうからひっきりなしに聞こえる朝のラッシュアワーのクラクションのために、
目が覚めてしまったけど、
もうちょい寝て、今日の動きに備えよう!
本当にドミニカ共和国に来られたんだなあ!!到着できただけですでに感動!!
(10/14午後)
ホテルと同じビル内にあるJICAドミニカ共和国事務所での打ち合わせの際、
この度の我々の渡航は、
ドミニカ共和国へ日本人が移住して70周年となる来年を見据え、
伝統文化の継承や、日本文化とドミニカ共和国の文化の交流などの
具体的な形を模索するためのものであるという、
ミッションの中核にある目的を確認する時間を作っていただくことができ、
改めてありがたい機会を頂けたと感謝すると同時に、
身の引き締まる思いがした。
現地の民族衣装「チャカバーナ」の職人アルベルト氏が
着物の歯切れなどを使用した「和チャカバーナ」を我々のためにも作ってくださるそう!
とても楽しみだ!
打ち合わせの合間に、日本語学校へ行き、
演奏で使用させていただくため、僕が2020年に寄贈した
2尺の長胴太鼓を借りに行くことができた。
まずは日差しの強さにびっくり!
直接体に太陽の熱を浴びてるよう。
でも日本の夏ほど湿度がないからか、気持ちが良い!
太鼓を持ち上げたり運んだりと、「日常動作」をしたおかげで、
汗もかけたし、時差ぼけも解消できた気がする。
打ち合わせ後に夕食を買いに行ったスーパーとフードコート。
盗難防止のため、大きなリュックサックなどの手荷物は、
入口の電子ロックができるロッカーに預けるらしい。
「日が暮れたら徒歩での移動は避けて」
とJICAの方々が語っていたことも含め、
やはり治安が決して確保されている国ではないということ。
笑顔でいる人が多い印象を受けているからこそ、余計にその現実にそうなのかと、
ジワリと胸に広がるものがあった。
現状、ホテルのシャワーが、やや温度の高い水しか出ないことを除いて、
(これはこの部屋限定の出来事だった様子)
食べ物、飲み物も美味しいし、
温かい人と出会えているし、
瞬間瞬間が楽しく、幸せだ。
(10/15)
今日から本格的にパフォーマンスなどがスタート!
今日は、1956年に
日本人移住者の方々が最初に訪れた土地ダハボンへ。
当時の両国政府の体制に翻弄されるなど、
大変なご苦労を経験されてきた、
これまでの70年を思いつつ、心を込めて演奏させていただきます。
(10/15午後について)
ダハボンでの野外公演は、突然の雷雨により、
ここから盛り上がるのに!というタイミングで継続不可に。
けれど、楽屋として提供していただいていた「農地省」のロビーで、
今回一緒に旅をしている舞踊家の孝藤右近さんを中心に行うはずだった
盆踊りの中止を惜しむかのように
スマホのスピーカーで音を出しつつ踊っている子どもたちがいたことから、
少しずつ人が合流。
そこで、僕と優子氏も、この地でぜひ演奏したいと思っていた、
今回の渡航のために、優子氏が書き下ろした新曲
『ドミニカ共和国太鼓節』を、急遽披露。
大きな音はスペース的に出せなかったし、衣装からも着替えてしまっていたけど、
この演奏がすごい盛り上がりに!
ドミニカ共和国に移住した日本人と、その子孫たちを巡るこの70年間の歴史に
心を寄せて生まれた『ドミニカ共和国太鼓節』を、
1956年に初めて移住者の方達が到着したダハボンで、皆さんに聞いていただき、
一緒に参加していただきながら演奏できたことで、
「曲が完成した」、そう思った瞬間でした。
僕は、演奏者として、作詞・作曲をした山村優子の想いを、
まるでイタコのように自分に下ろし、声と太鼓に変換して届けているように考えている。
昨晩、
「ああ、この曲の風景はこれなんだ」
と感じるものがあり、歌いながら涙ぐみそうだった。
素敵な時間を過ごさせていただきました。
関わってくださっている方々がとにかく暖かく、皆さんの心に触れる度に
胸がいっぱいになってしまう。
ありがとうございました。
(10/16)
朝、移住者の皆さんが最初に到着した土地、ダハボンにて、
当時皆さんが集い、催し物などを行なっていた公民館
(倉庫のような作りの建物)の見学と、
移住記念碑の訪問、日本人の方々が眠る墓地への参拝など。
子孫たちが長生きしてほしいからと
「墓地の敷地は大きくしないで」と考えていた移住一世の方々の思いを知り、
その優しさや熱い願いに胸が締め付けられるようだった。
(10/16)
夕方、ダハボンから首都サント・ドミンゴに戻っての初回の和太鼓レッスン。
通訳していただきやすい言葉を選びながら指導をし、
子どもたちからのリアクションも通訳を介さないと理解が難しいという状況で、
和太鼓を指導することの難しさを痛感。
時差ボケや連日の行動による疲労の影響で
頭の回転も鈍かったところがあったと思うので、
次回以降は、もっと子どもたちに寄り添いながら、指導をしたい。
( 10/17)
朝、ドミニカ共和国に二つある、日本人・日系人の方々が作られた団体の一つ、
「友の会」会長、Nさんご夫妻の元へ。
お二人は、ご両親と共に最初期に移住してこられている。
それゆえ、大変なご苦労を経験されていると思うが、
そのような生活の中で、ご自身がこの国にいる意味を見出して、
前向きに生き続けてこられたとのこと。
Nさんは83歳、奥様も78歳、けれどとてもエネルギッシュな方達だった。
たくさんの貴重なお話を聞かせていただいた。
10代で移住されたN会長が、
この土地で大変な苦労をしながらも、
活力を絶やさずに今日まで過ごしてこられた背景に、
日本人同士のつながりはもちろん、
宗教を通してのコミュニティの存在も大きかったという話がとても興味深かった。
極限の状況の中で、ある種の使命を見出し生きていくことができることは幸せなこと、
N夫人が話されたこの言葉は、失明してから出会った和太鼓に道を見出した僕も、
震災後の避難所生活の最中、音楽のちからに感動し、プロになろうと考えた優子氏も
共感することが多く、
「頑張って」の言葉に大きく励まされた。
ご自宅で披露させていただいた『ドミニカ共和国太鼓節』を大変喜んでくださり、
涙が出そうと言いながら、昔歌った「椰子の実」を思い出したと言っていただけて
とても嬉しかった。
再会を約束して別れられたことが光栄だ。
ぜひその日が来ますように。
夜は、サント・ドミンゴにある私立大学Unphu大学での公演。
孝藤右近さん、片岡亮太、山村優子、それぞれの演目や共演でのパフォーマンス、
そして、ドミニカ共和国のミュージシャンたちとのセッションも含む、
とても濃く、充実したプログラムで、
お客様はもちろん、我々も大盛り上がりのひとときでした。
(10/18)
昨晩開催された、地元私立大学Unphu(ウンフ)で行った公演は、
滞在前半のハイライトともいうべき舞台でした。
孝藤右近(舞踊)、片岡亮太(和太鼓)、山村優子(ホルン)、、
それぞれのパフォーマンスと共演はもちろんのこと、
ドミニカ共和国のミュージシャンたちとのコラボレーションや、
JICAの皆さんを中心とするバンドの演奏に参加しての盆踊りなど、
国籍も音楽のジャンルも全てを超えた熱いステージでした。
こんなにも素晴らしい機会をいただけていること、心から感謝しています。
引き続き良い時間を過ごそう!!
(10/18)
移住者の子孫にあたる、6歳から18歳くらいまでの子どもたちが学んでいる
日本語学校にて
山村優子と二人だけでの公演。
お互い連日の舞台や様々なイベントによる疲労や時差ボケの影響もあって、
身体的・精神的にはかなりハードな状態ではあったけれど、
日本での活動と近しいシチュエーションであったこともあり、
安心感を持って演奏し、語ることができた。
やはり今回も『ドミニカ共和国太鼓節』は大盛り上がり!!
子どもたちの手拍子と、大きな掛け声が、心に沁みて胸が熱くなった。
『ドミニカ共和国太鼓節』、毎日のように演奏しているけれど、
ドミニカ共和国で暮らす方々の手拍子や掛け声をいただく度に、
どんどん成長していっている実感がある。
(10/19)
早朝に首都サント・ドミンゴを出発して、コーヒー栽培が有名というハラバコアへ。
日本語学校も開校している、こじんまりとした公民館に、
移住1世・2世の方と思われる日本人・日系人の方々を含む
50~100名くらいの方が集まってくださり、演奏や舞踊を鑑賞してくださった。
実は公民館の入り口には、直径70cmくらいの和太鼓が!
「倉庫に眠っていたから飾りのつもりで出してみました」とのこと。
ワイン樽か何かを使って作ったと思わしきその和太鼓は、
片面の皮がなかったのだけど、急遽お願いし、
公演終了後の、
JICAの皆さんを中心とするバンドが音楽を奏で、
孝藤右近さんが振り付けをリードする盆踊りの際には、その太鼓を打たせていただいた。
とても柔らかで良い音を放つ太鼓に、どんなドラマがあったのか。
誰がどんな思いでこの太鼓をここへ持ってきたのか。
想像をしているとなんだか目頭が熱くなってしまった。
綺麗な空、輝く太陽、気持ちの良い風、音楽、踊り…。
盆踊りって良いなあ。
国籍も世代も性別も関係なく、皆が笑顔で一つの輪になれる、素晴らしい時間でした。
(後に聞いたところによると、
あの和太鼓はブラジルで誰かが購入してきたものとのこと、
そうまでしてでも和太鼓が欲しいと、多くの方が思っていたのかと考えると、
日本人にとっての和太鼓の存在の大きさを改めて感じる)
(10/20)
コトゥイにて、午前、午後と二回の学校公演。
午前中、日本の中学生くらいの子供たちを対象とした舞台は、
全ての演目がものすごい盛り上がり!
まるで音の壁が迫ってくるような歓声に、こちらが感動してしまった。
学校を後にする際、一人の少年が、
僕に協会の神父さんが肩にかけているような、袈裟のようなものを
プレゼントしてくれた。
キリスト教文化の強いこの地において、
全盲の僕はおそらく、物心共に助けたいと思う対象なのだろう。
その子に、障害に対するどんなイメージが内在化されているのかはわからないし、
プレゼントしようと思った行為と、その拝啓にあると思われる価値観を、
必ずしも肯定できるわけではないけれど、
彼の心そのものはとても嬉しかった。
午後は、ウテコ大学へ。
こちらでは、舞踊、音楽だけでなく、
僕の障害に関するトークも披露。
午前中のことがあったからというわけではないけれど、
「差別」や「偏見」とはどういうことか、
社会構造によって排除されてしまう人がいることについて、
ごく導入的なことではあったけれど伝えさせていただいた。
音楽や演舞に対するものすごい盛り上がりとは打って変わって、
トークに真剣に耳を傾けてくれる学生さんの空気が嬉しかった。
夜は、地元テレビ局RNNにて、
『徹子の部屋』的な雰囲気の番組に皆で出演。
収録中、司会の男性のスマホが常時メール受信の音などを奏でていたり、
サウンドチェックが一瞬で終わったりと、
日本のテレビ収録との違いを興味深く感じつつ、
JICAのS所長が今回の経緯を語ってくださったり、
右近さんが和チャカバーナについて語ったり、
僕が和太鼓についてお話したりしつつ収録は進行。
嬉しかったのは、『ドミニカ共和国太鼓節』を、
優子氏が歌詞に込めた思いをお伝えしたうえで演奏できたこと。
今回の滞在中、舞台をご覧いただけない日本人・日系人の皆様にも、
この曲に込めたメッセージ、届いたら幸せだ。
(余談)
コトゥイのエコツーリズム協会では、
ドミニカ共和国の観光、文化、食などについての大変興味深いお話とともに、
とてもおいしいスイーツやフルーツ、パイナップルジュースもごちそうになった。
ドミニカ共和国のスイーツは、日本のそれのように
繊細な味や滑らかな舌触りなどはないけれど、
一口で幸福になれるような甘さを内包したものが多い。
それはフルーツも同様。
先日お会いしたN会長夫妻が、
「何はなくてもマンゴーはおいしいし、
ひとまず食べられるものはあったことで楽しもうと思えた」
というようなことを語っておられたけれど、
確かに日本では味わえないような甘味をもった果物が多い印象。
それに加え、ドミニカ共和国料理はやや塩分が強いので、
糖尿病の方が多いというのは納得。
そう考えたとき、気になるのは僕のような全盲の人たちの健康管理だ。
移動の不自由が大きい国で、
視覚障碍者、とりわけ全盲の人が、主体的に動き、
運動すること、栄養バランスを考えながら日々の食事を摂取することには、
目が見える人と比べて、高いハードルが立ちはだかっていると思う。
ドミニカ共和国における、障害と健康、運動の問題、とても興味深い。
以前から、和太鼓は視覚障碍者にとって、
主体的に前進を駆使する運動としても有用であると考えてきたけれど、
例えば今後、ドミニカ共和国の視覚障害のある人さえもが、
和太鼓に取り組めるような状況が生まれたとしたら、
健康管理の視点からも意味があるのではないかと思う。
もしかなうならば、そういったワークショップ、
僕自身も協力して実施できたら嬉しい。
(10/21)
朝、ダウン症や知的障害、自閉症のある子どもから大人までが過ごす、
療育と学校、職業訓練などを包括的に行なっているADRにて公演と視察。
舞台は大盛り上がり!
初めて聞くであろう和太鼓の音にも興味を持ってくれ、
さらに『ドミニカ共和国太鼓節』には大きな手拍子と掛け声。
思わず涙が出そうだった。
孝藤右近さんの舞踊の音楽に僕が小鼓で参加した演目も
強い集中力で楽しんでくれていた。
そして盆踊りも思い切りエンジョイしていた様子。
素晴らしい時間だった。
施設の視察では、子どもたちを中心に大歓迎をしてくれた。
この施設のことを全ての障害のある子どもがいる家庭が知っているわけではないようで、つながることができるかどうかによって、
その先の人生が変わる可能性が大いにあるとのこと。
これは、日本にも共通する課題ではあるけれど、
この国で情報を持っているか、適切な支援と繋がれるかどうかというのは、
日本にも増して重要な問題であろうと感じる。
子どもから大人までの施設を利用している人たちの人生に貢献しようと働く
スタッフの皆さんがとても強い情熱を持っているように感じた。
今日の公演のメンバーの中に、視覚障害者でもある僕がいたことによって、
彼らの中に何か伝わるものがあれば嬉しい。
(10/21 番外編)
NHKラジオ『視覚障害ナビ・ラジオ』のリポートコーナー「亮太が行く!」の
10月19日放送分にて取り上げたテーマはミュージアムについてでした。
そのため、ドミニカ共和国滞在中もどこかしらのミュージアムに行けないかしら?
と思っていたところ、
急な悪天候で生じたスケジュール変更が功を奏し、
JICAの皆さんが連れて行ってくださいました!
コロンブスのお墓を博物館にしたというこの場所。
新大陸で1番最初に辿り着いた場所がドミニカ共和国ということで、
ドミニカ共和国ではコロンブスをとても大事にしているそう。
中にはいろいろな展示物。
メインの大聖堂のようなスペースには、美しい装飾を施した柱や囲いで、
コロンブスのモニュメント
(もとは遺骨?を安置していたらしい?)を囲んでいたのだけど、
展示されている様々なものを含め、多くの展示物を当たり前に触ることができた。
博物館の人たちも、どうぞ触れてみて!という雰囲気。
開けた空気の中、ゆっくりと鑑賞をさせていただくことができました。
(亮太が行く!第14弾はこちらから!)
https://www.nhk.jp/p/shikaku/rs/NYR99L5P4X/episode/re/LN9VQ8P8V1/
(日本のゲリラ豪雨を上回るような大雨に数度遭遇する中で考えたこと)
この国では、運転ができる、あるいは運転してくれる存在がいるという環境でなければ、
移動の自由と安全の確保が難しい。
歩道にも溝や凹凸、段差が多数ある。
どれだけ単独歩行に熟達した視覚障害者や車椅子ユーザーであっても、
この国で一人で外出をした場合、命に関わる危険がかなり頻発するであろうことが
容易に想像できてしまう。
移動の自由を担保できることは、その人がその人らしく主体的に生きていくうえで
最も大きな礎になることの一つ。
それは、IT技術の発展により、
自宅に居ながらにして
様々な仕事に従事することが可能になった現在においても変わらないことだろう。
障害者が一人の人として当たり前に
その人の人生の主人公として歩んでいくという視点からも、
今後のドミニカ共和国の道路事情の改善は大切なテーマになるのだろう。
こちらの障害者団体による、
移動の自由について、権利を主張する動きはあるのだろうか?
もしあるなら、その主張がどんなものであるのかを知りたいし、
もしないのなら、移動の自由を確保することのできる環境を求めることとは、
大切な権利の一つであるし、
障害者のモビリティが確保されることによって、
敷いては障害のない人にとっても生きやすい社会の実現につながることなどが
周知されていく必要があると感じる。
(10/22)
ドミニカ共和国に接近しているハリケーン(正確には熱帯低気圧だったよう)の影響で、
周辺の学校が全て休校になってしまい、本日の学校公演は中止に!
今朝、孝藤右近さんがひと足さきに帰国されたため、
ならばAjarriaの音楽や僕のトークをたっぷりお届けして、
右近さんがいらっしゃらない分も盛り上げなければ!と張り切っていただけに意気消沈。
けれど、昨日の移動中、道路があっという間に冠水しそうだったことを思えば
当然の判断だろう。
ところが、学校がないならと、日本語学校の生徒さんたちが集まれるよう
急きょ関係者の皆さんが動いてくださり和太鼓教室が開催できることに!
先週も参加してくれていたメンバーを中心に、9名の子達に
みっちり2時間稽古をすることができた。
先週末に日本語学校へ演奏しに行っていた影響もあるのか、
初回よりはるかにみんなの集中力や期待する気持ちが高い印象。
指導している曲はもちろん、和太鼓という楽器の中に含まれる、身体操方や、
重心を低くすることで生まれる精神性など、たくさんのことを
受け取ろうとしてくれていることがよく伝わってきた。
この滞在中ずっと通訳をしてくださっているTさん、
JICAのスタッフのIさんも積極的にサポートしてくださり、
さらに優子氏が日頃僕の演奏などを見ていて感じている、
和太鼓においてこういうところが大事なのではないか?という点や、
参加者のみんなと僕との姿勢の違いなどについてフォローをしてくれながら、
どんどん曲を伝えていく。
結果、約2時間で、大まかには一曲を通せるようになった。
今日以降のハリケーンの様子次第で、
この先の和太鼓教室の実施がどうなるかは未知数なので、
最低限、一曲は伝えられている状況までもっていけたことは大きい。
学校だけでなく、公共の施設や一部企業が機能を停止してまで、
ハリケーンの接近に備えるなんて、滅多にないことの様子。
ずいぶんとレアな状況と巡り合ってしまったものだ(苦笑)。
余談になるが、レッスンができたことも幸運だったけど、
帰りに昼食の買い物をしたスーパーで名産のコーヒー豆なども買えたので、
このハプニングもある意味ではラッキーだったのかもしれない!!
隙間なく様々なプログラムをJICAの皆さんが組んでくださっていたので、
いわゆる純粋に観光のための時間というのがなく、
移動も含め、ずっと動き続けている状況だったので、
今日のスーパーでの時間は、なかなかに充実の観光タイムだった。
(10/23)
前日からの悪天候のため、
出発前から楽しみにしていた全国盲人協会でのイベントと、
現在ドミニカ共和国でインフルエンサーとして大きな影響力を持っている
視覚障害の女性との意見交換の時間がキャンセルに!
この国の道路事情を思えば、大雨の中視覚障害者が集うのにはリスクしかないと思うので当然の判断ではあるけれど、とても残念。
和太鼓の演奏を聴いていただき、
楽器はもちろん、太鼓に向かう時の僕の身体も触れてもらったら、
きっと面白いだろうと思っていたのに…。
けれど、JICAの皆さんがご尽力くださり、オンラインでの講演会を実施することに!
ならばと、盲人協会の方だけでなく、先日伺った、リハビリテーション協会ADRの方や、
前日に伺う予定だった学校の関係者等、広く参加を呼びかけていただけた結果、
急きょの開催にも関わらず、70名ほどの参加者の方に、
僕の歩みや障害、社会に対する考えなどを聴いていただくことができた。
さらに嬉しいことには、優子氏と二人で『ドミニカ共和国太鼓節』も披露できた。
オンラインでもしっかり音は届いていたそう。
弱視時代のこと、失明したばかりの頃の苦しさと、盲学校での教育によって生じた変化、
重度の知的障害のある友人たちとの出会いが僕の原点であること、
「伝えていく」仕事を選んだ思い、
家族の存在についてなど、
講演主体の時間でなければ絶対にこの国で語れなかったであろうことを
たくさんお話しすることができた。
ありがたいことに、僕の言葉に励まされたというご感想や、
「学び続けることを止めずに、
言葉のクオリティを向上させることが大事と感じている視点に深く共感する」
とのコメント、
「緑内障の家族が、視覚障害を恥ずかしいと思っているのでエールを送ってほしい」
と、リクエストをいただくなど、
演奏家であり、社会福祉士であり、障害当事者だからこそできることを
具現化していただけた時間でした。
とても貴重な時間をいただけたことに感謝すると同時に、
障害と共にある人生の中で、
こんなにも素晴らしい経験をさせていただけるだなんてと思うと、
胸がいっぱいになってしまうほどに感動した。
講演終了後は大使公邸にてH大使ご夫妻を交えての昼食会へ。
「先先代大使、牧内さんから、片岡夫妻の渡航について
くれぐれもよろしくと、ずっと言われていたんです。」
とのお話があり、改めていろいろな後押しあってこその
この滞在なのだと頭が下がる思いでした。
牧内さんとのバルセロナでの出会いから始まる一連の出来事をお伝えし、
この渡航がどれだけ我々にとって待ち望んでいたものだったか、お話でき、
お力添えへの感謝を直接お伝えできる機会をいただけてとてもよかった。
牧内さん同様、H大使も本当に気さくな方で、
日本での活動を含め、いろいろなお話をしている間に、
あっという間に時間が過ぎてしまった。
この滞在中出会った多くの方に対して感じていることだけれど、
ぜひまた再会し、お話をしたいと思う方がたくさんいる。
素晴らしい機会をいただけていること、本当にありがたい。
(10/24)
午前中、ドミニカ共和国移住1世として、
長きにわたり日本人・日系人コミュニティを牽引し、
なおかつ移住に際して当時の日本政府の問題について、
国を相手どった裁判の先頭に立っておられたTさんのもとへ。
そもそも、このTさんが、
僕たちがお世話になっている、
在ドミニカ共和国日本大使館の大使をされていた牧内博幸さんに、
和太鼓の修理について相談をしてくださったことが全ての始まり。
「私は和太鼓が大好きなんだよ」
と熱く語ってくださりながら、
僕の渡航をどれだけ待ち望んでいたかについてお話しくださった。
その際、「当然ご夫婦で来てもらうべきだと思っていました」とも言っていただき、
今回、JICAさんが優子氏との渡航を快くご了承くださった背景にも
Tさんの後押しがあったことがよくわかり、二人して大感動。
今回の滞在中に経験できたこと、日本語学校の生徒たちへの和太鼓指導の様子などを
ご報告しながら、Tさんが歩んできた足跡について、
また日本政府とのある意味での戦いについて、
「日本人としての誇りを忘れずに、ドミニカ共和国で生き続ける」
ということについてなど、たくさんのお話を伺わせていただいた。
そういったお話の端々に出てくる言葉が、『ドミニカ共和国太鼓節』のモチーフと重なり、優子氏は時折目を潤ませながらTさんの声に耳を傾けていた。
Tさんたちが「日本人」として大切にしてきた誇り、国を思う気持ち、精神性、
絆を大切にする心…。
「若い人たちには古臭いって言われてしまうんですけどね」
と苦笑いを浮かべておられたこういったものの中には、
僕にとっての和太鼓の演奏が内包しているものや、
それに向かう際の気持ちと響き合うものが多い。
今回、一人の和太鼓奏者として、
ドミニカ共和国に育つ日系の若者たちに、僕なりに伝えたいと思っていたものが、
期せずしてTさんたちの思いと重なっていたことで、
和太鼓に取り組むことが、
日系コミュニティにおける、
世代を超えた心のバトンのような役割になるかもしれないという思いを抱いた。
「ぜひ継続的に関わってほしい」
とのお言葉もいただき、再会を約束してお別れできたことは、
僕たち二人にとって本当に幸せなことだ。
しかしTさん、87歳とは思えない若々しさと、言葉の力強さをお持ちの方で、
許されるなら一晩中でも語り合いたいと思うほどに、素敵な方だった。
午後は、昨日に続いて、悪天候のために皆で集まることができないということで、
オンラインでの太鼓の稽古。
コロナ禍初期の筑波大学附属視覚特別支援学校音楽科の授業もそうだったけれど、
正直なところ、オンラインでの稽古は非常に難しい。
熱量が伝わりづらいし、
こちらが伝えていることが本当に伝わっているのかが分かりづらい点が多々あるのが
その主な理由なのだけど、
昨日も今日も、そういう環境を逆手にとって、
和太鼓演奏の基礎となる、身体操方を伝えることに時間をかけて取り組んだり、
どんな気持ちで太鼓を打ってほしいかについて語れたりすることができたことは、
かえってよかったように思う。
また、模擬生徒?的に優子氏が一緒に太鼓を打ってくれ、
受講者たちにとって
分かりやすいだけでなく、楽しいオンライン稽古になったことは本当にありがたかった。
ただでさえ対面とは違うエネルギーを要するオンラインでの発信が続いたことで、
急激に疲労していることを感じていたところ、
この滞在中、通訳者としてずっと寄り添ってくださっているNさんと、JICAの Oさんからそれぞれご飯の差し入れが!!
Nさんからは、温かいご飯とお姉様が作ってくださったすき焼き風のお煮物、
Oさんからは炊き込みご飯のおにぎり!!
どちらも身体に染み渡るほど美味しかった。
ドミニカ共和国料理をはじめ、
こちらで食べる食事は、いずれもすごく美味しいのだけど、
甘辛いお煮物のホッとする感じや、炊き込みご飯の無条件にテンションが上がる感覚は、言葉にならない。
和太鼓や盆踊りに日本の精神性を感じるように、
日本の味にもまた、日本の魂のようなものが宿っていることをしみじみと実感。
この国にそういう味を根付かせたり、ついえないようにしていた人たちも
きっとたくさんいたのだと思う。
この滞在中は、様々な角度から、
「祖国を思う」ということについて考えさせられる。
僕たちもまた、日本人としての誇りを大切にしながら、
それによって他者に、他国に、他文化に貢献できる存在でありたい。
(10/25)
熱帯低気圧の接近により、国からの発表で、天候の悪化が見込まれる学校や公的機関、
一部民間企業が三日間ほどストップしてしまっていたことや、
冠水、というか洪水に近い状況の道路が各地にあったり、
再度降り出したら、そうなりかねない道が多々あるということで、
太鼓レッスンを対面で実施できておらず、
ぜひ帰国前にもう一度対面指導をしてほしいと、日本語学校サイドの熱い要望もあって、
JICAさんから滞在を延長できないかとのご提案。
仕事のスケジュール上、1日だけではあったけれど、延泊させていただくことに。
ところが、未だお天気の状況や雨の影響がおさまっていないこともあり、
やっぱりオンライン稽古になるかも?との連絡
せっかく1日伸ばしたのに…。
と落ち込みそうになる心を立て直して、
画面越しに何を伝えるか、思案。
けれど、JICAさん、日本語学校、受講メンバーのご家族などの協力で、
対面での稽古が実施できることに!!
オンライン含め、今回のレッスンにほぼ全て出席してくれていた
9名の男女を中心に、稽古がスタート。
今回、オンライン実施の際に模擬生徒をしてくれた優子氏にも参加をしてもらい、
計10名のチームを五人ずつのグループに分け、
交互に演奏をしながら稽古は進む。
同時に演奏する人数を減らしたおかげで、
音の反響が大きい空間でもそれぞれの音をキャッチしやすかったので、
細かいコメントがしやすい。
また、彼らからのフィードバックも多く、
質問も活発に飛び交う中、今回始動した「オラ!太鼓」の演奏を進める。
優子氏が、僕と子どもたちのちょうど間に立っているような位置付けで、
僕に聞きづらいことを彼女にこっそり質問し、それを優子氏から僕に伝えるという、
不思議な瞬間も多々ありつつ、
曲の演奏がだいぶ形になってきたところでそろそろ時間いっぱい。
最後に、2回、「オラ!太鼓」を通そうと伝え、演奏開始!
たった2週間だけど、
それまで自分たちのみの力で手探りしながら、
一種のパーカッション・アンサンブルのように和太鼓を打っていた
日系の子どもたちに、いわゆる「和太鼓らしい」合奏を体験してもらいたくて作った
「オラ!太鼓」。
リズムは至ってシンプルで、大きな身体のアクションと共に
演奏してもらおうと思っていたら、
これが意外と難しい。
さらに、ラテン音楽のノリとは全く違う、
日本の祭り囃子にはお馴染みの「ドッコドッコ」と打たれる、跳ねたリズムが、
彼らの中になかなか浸透せず、
「外国語圏の方が、なんとなくで語る日本語」という雰囲気の、
違和感が拭いきれない演奏が当所は続いていました。
最終日になってもそれは解消しきれていなかったけど、
それでも中には和太鼓らしい拍子を刻めている子もいる。
日本人の血はありながらも、ドミニカ共和国人として育っている彼らに、
彼らのルーツとなる国に染み込んだリズムを伝承し、
それを表現することを一緒にできた今回の滞在。
単なる「和太鼓指導」というだけではない、
とても大切な意味を持った活動をさせていただいたなあと思うと、
一緒に演奏しながら目頭が熱くなってしまった。
とはいえ、学校での指導同様、
こちらのエネルギー量が大きくなければ、音楽をリードすることができないので、
腹に力を入れ、随所で大声を出しながら指示をしつつ締めくくりの演奏は続く。
無事に曲が終わった時、大きな拍手が巻き起こりました。
「あれっ?」と思っていたところ、
JICAスタッフの方、日本語学校の先生、子どもたちを迎えにきたご家族など、
いつの間にかギャラリーもいてくださったよう。
温かい拍手の中で、
この滞在中、一緒に太鼓を打てたことに感謝をしながら、
レッスンは終了。
最後に、優子氏と二人で『ドミニカ共和国太鼓節』をプレゼント。
この曲は、1956年から続いた日本人移住者の方達のご苦労の歴史、
この地で生き続けようと懸命に歩んできた足跡、
そして、この地で生まれた3世、4世の人たちが今を明るく生きていることなどが、
太鼓の音をテーマにしながら語られている曲。
「この曲の主人公のイメージは、まさにあなたたちです」
と優子氏が語ってから始まった『ドミニカ共和国太鼓節』は、
最高に熱いものになりました。
そして、JICAドミニカ共和国事務所のS所長のアイデアで、
今回の太鼓教室の「修了証」をそれぞれに授与。
そこには、今回のレッスンを通じて
「扉を開いたことを証します」という言葉を添えていただきました。
僕も点字で署名し、一人一人の名前は優子氏に書いてもらった、
JICA、僕、優子氏の共作による終了証、みんなとても喜んでくれました。
たった2週間で伝えられることはあまり多くはありません。
おまけに今回は、予定通りの稽古も実施できなかった。
でも、間違いなく「はじめの一歩」は踏み出した彼ら。
できることなら、今後も継続的に関わらせていただき、
扉の向こうに広がる和太鼓の世界を、一緒に歩きたい。
言葉にならないくらい貴重な経験をさせていただきました。
(10/27)
熱帯低気圧の影響を受け、道路状況が悪化してしまい、
受講者の子たちが集まれないということで、
、対面での太鼓教室が予定回数実施できなかったため、
急きょ滞在を一日延長することに!
そのおかげで、最後に対面での稽古が実現。
実に熱いひとときでした。
ところが、26日の早朝に変更したフライトが航空会社の都合で大幅遅延!
羽田行きの飛行機に間に合わないことが判明。
いろいろJICAさんと相談しながら手は尽くしたもののどうしようもなく、
途中のニューアークで一晩過ごすしかないという結論。
本当は帰国後すぐにリハーサルに伺わなければいけなかったのに…。
とても申し訳ないことをしてしまいました。
でも、そこからがスペシャルだった。
ならばと、午後の早い時間にニューアークについてから、ホテルにチェックインし、
この際アメリカをエンジョイした方がよかろうと、急きょニューヨーク・シティへ!!
短時間ですが、優子氏が長年演奏し、僕もお世話になった
クイーンズ区のレストランへ行くなど、
胸熱なNYCタイムを過ごしました。
これから日本へ帰ります!!
本当に幸せな2週間でした、お力添えくださった全ての方に、心から感謝いたします。
(帰国便の中にて)
約2週間の滞在中、
7回の舞台、5回のレッスン(うち2回はオンライン)、
さらにオンライン講演会とTV出演がそれぞれ一回。
併せて関係者の方々との面談や会食、一部観光などもあって、
今こうやって振り返っても、全てがたった2週間の間に起きた出来事とは思えない。
これまでの人生の中で、最も充実していた2週間と言っても過言ではないかもしれない。
和太鼓奏者としては、
オーソドックスなものから、孝藤右近さんの演目での小鼓、盆踊りの太鼓、
アジャーリアの新しい音楽など、様々な音をお届けし、
和太鼓演奏という文化も手渡させてもらい、
さらには障害当事者・社会福祉士として、
障害や社会についての考えも伝えさせていただけたこの滞在。
いずれもドミニカ共和国にはこれから根付いていくこと。
まさにはじめの一歩や、その向こうに広がる広大な世界への扉を開くお手伝いを、
今回多数させていただけた。
この先どう芽吹いていくか、それは現段階ではわからないけれど、
自分の中にある技術や知識、思いを通して、
未来への種まきをさせていただけることは、本当に幸せなこと。
滞在中、いろいろな方のお話を伺い、
どれだけ多くの方のご期待と後押しがあって、
僕たちが渡航できたかを聞かせていただき、
頭の下がる思いがした。
飛行機の遅延のために一晩滞在することになったアメリカで、
久しぶりにNYCを歩いて、相変わらず段差も凸凹も多いし、
急に電車が駅をスキップするようなこともあるものの、
ドミニカ共和国の、排水のための大きな溝や車の暴走防止なのか、
路面がガッタガタだったり大きな凹凸があったりした歩道と比べたら
はるかに歩きやすい。
当たり前にお湯が出たり安定して電気が供給されていたり、
トイレットペーパーをトイレで流せたり…。
ずっと当たり前だったことが当たり前じゃない環境を経験させていただき、
その中での暮らしや、障害者の人権、移動の自由のことなど、
これまで考えたことがなかった視点から、思いを巡らす瞬間もたくさんありました。
ドミニカ共和国、ぜひまた伺えますように、
そして今回出会った素敵な人たちと、また再会できますように。
たくさんの感謝を胸に、さあ帰国だ!
ここから年末まで、また気合い入れて走り切るぞ!!
片岡亮太ニュースレター~時明かり~第99号
‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐
0. はじめに
日頃より私、片岡亮太への暖かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。
☆☆♪♪☆☆ 出演情報と動画のご紹介 ☆☆♪♪☆☆
◇EXPO2025 大阪・関西万博にAjarria登場◇
『Beyond the Color ~ホルンと太鼓が織りなす世界~』
日時: 9月29日(月)
会場: ポップアップステージ 西
演奏時間: 19:00頃~20:00頃
出演: Ajarria(アジャーリア)
山村優子(Horn)
片岡亮太(和太鼓/Perc/Vo)
* 応募していた企画書を採択していただき、
この度アジャーリアとして万博の舞台に立たせていただけることになりました!
万博会場内にお越しいただければ、
我々の演奏自体はご予約不要ですので、
ぜひ応援にいらしていただけますと幸いです!!
◇9月30日(火): Ajarria単独ライブ「Crossing Colors」◇
(@吉祥寺スターパインズカフェ)開催!
開場: 18:30
開演: 19:30
料金: 前売り¥3,000、当日¥3,500
* 入場時にワンドリンクのオーダーをお願いいたします。
出演: Ajarria(アジャーリア)
山村優子(Horn)
片岡亮太(和太鼓/Perc/Vo)
会場: 吉祥寺スターパインズカフェ
住所: 〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
(JR吉祥寺駅北口より徒歩約6分。「ヨドバシ吉祥寺」を過ぎた角を曲がってすぐ。
ビルの入口に、少し長い螺旋状の下り階段がありますので、ご注意ください。)
HP: https://mandala.gr.jp/SPC/
イベントページ: https://mandala.gr.jp/SPC/schedule/20250930/
ご予約ページ: https://tiget.net/events/414993
※TiGETというサービスでのご予約となりますが、
会員登録をしなくても予約は可能です。
また出演者それぞれへの直接のご連絡でも、ご予約は承ります!
◇動画のご紹介◇
8月8日に登壇させていただいた、
東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」アクセシビリティ講座2025
「創造活動におけるアクセシビリティとは(後編)」のアーカイブ動画が
公開されました。
舞台芸術以外の分野におられる方にとっても、
きっと参考になる視点がちりばめられていると思うので、ぜひご視聴ください。
https://youtu.be/JgLhV73QD0Q?si=3yROzb8S0pIuF0D7
☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆
ようやく暑さも一段落したのか、
秋らしい穏やかで気持ちの良い風を感じる日が増えてきましたね、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
連日の猛暑や急な雷雨、
台風の影響による巨大な竜巻の発生など、
例年にも増して、天候に翻弄される日々だった今年の夏。
皆様ご自身はもちろん、ご家族や親しい方々に、
健康・生活上の被害はなかったでしょうか?
何事もなかったことをお祈りしつつ、
体調を崩されたり、被災をされた皆様には、
心よりお見舞い申し上げます。
さて、そんな今日この頃、
今号は、9月30日のライブのお知らせ一色!
と思っていたのですが、
なんと、会期終盤に差し掛かっている
『EXPO2025 大阪・関西万博』
でのアジャーリアとしての演奏が急遽決定いたしました!!
5月に、はせみきた師匠からお声がけいただき、
ウズベキスタン国立交響楽団とリヒターズトリオによる特別コンサート
「Threads of Two Lands」へ出演させていただけたことも
たいへん光栄なことでしたが、
それに続きまして、今回はアジャーリアとしての演奏がかなう…。
言葉にならないくらい幸せです。
全身で万博の空気を味わい、
全力で演奏し、
そして!翌日の東京でのライブにつないでいきたいと思っております!!
29日の万博も30日のスターパインズカフェでのライブも、
きっと我々にとって思い出深い時間になること間違いなしっ!!
ぜひその瞬間を皆様とも共有できましたら幸いです。
それでは時明かり第99号をお届けします。
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1. コラム「私の視点」
「クロッシング・カラーズ」(後編)
飛躍のために飛び込んだニューヨークで盛大につまずき、もがいていた僕の歩みと、
ニューヨークを拠点に、演奏家・作曲家としてキャリアを積み重ねていた
山村優子の歩みとが出会い、生まれたユニット「アジャーリア」。
そんな我々が、来る9月30日に開催するライブのタイトルは、
「クロッシング・カラーズ」です。
異なるジャンルを歩き続ける僕たちそれぞれの放つ色が、
舞台上で交差し、鮮やかに溶け合い、時に火花を散らすように衝突する。
その瞬間、音楽に宿る色彩を見ていただきたいと考えてつけたタイトルです。
「世界一難しい金管楽器」
としてギネスブックにも認定されているホルンと、
和太鼓・小鼓をはじめとする民族打楽器のデュオという編成は、
おそらく世界的にも前例はありません。
けれど、当初から僕たちは、その組み合わせの奇抜さではなく、
「この二人で音楽を作りたい」という純粋な思いから、
共に活動する道を選びました。
それは、様々な文化や価値観が交錯するニューヨークで
二人が出会えたからこその視点だったのでしょう。
もともと優子さんが強調していたのは、
いわゆる「和と洋の共演」よりも、
「和と洋の同時進行」に近い感覚で、
互いの音を、相手に寄せようとせずに融合させるというコンセプト。
だから、僕たちの楽曲の中に、
和太鼓が8ビートや16ビート、ジャズの4ビートなどを刻む曲はほとんどありません。
和太鼓や小鼓、アフリカの太鼓ジャンベや南米の打楽器カホンなど、
各楽器固有のリズムと、ジャズのソウルを持つ山村優子のホルンが共に奏でられた時、
一見ミスマッチでも、実は深く結びついている、
そんな音楽を作りたいと、
2011年のCD制作時から、彼女は話していました。
僕自身、ニューヨークへ行き、
ジャズやラテン、ブラジル音楽に触れれば触れるほど、
「和太鼓だからこそできる演奏をしたい」
という気持ちが強くなっていたので、
優子さんの意見には賛成。
ただ、道は険しかった…。
理念は理解できるものの、
具体的にどんな曲や演奏がそれにあたるのかがわからない。
僕の滞在中、ニューヨークで録音したアルバム「Ajarria」は、
まさにその暗中模索をありのまま閉じ込めたような作品。
ありがたいことに1000枚作ったCDはすでに完売、
現在は各種ストリーミングアプリでのご視聴・ご購入のみ可能なのですが、
粗削りではありながらも、それぞれが、新しい音楽に手を伸ばそうと、
思いを込めて紡いだ音を詰め込んだ一枚を作れたことは、
二人にとって大切なはじめの一歩。
この14年の間には、
どうしたら思い描いた世界を具現化できるのかを考え、
いろいろと試す中で、
うまくいかなかったことや悔いの残った演奏もありました。
けれど今は、お互いに「これだ!」と確信しながら舞台に立つことができています。
そして、そんな我々の音楽を
暖かく受け止め、応援してくださるお客様もたくさんいる。
優子さんがずっと悩んでいたことは、
激しい太鼓の演奏と並び立ち、
時には太鼓よりも前に出られるアプローチ。
あの手この手を考え、ホルンの技術向上はもちろん、
作・編曲を重ねて今日に至っています。
僕もまた、太鼓打ちとしての技を磨く傍ら、
山村優子の共演者として目標としていた場所がありました。
それは、優子さんが参加していたニューヨークの大編成ジャズバンドの演奏を聞いた時、
NYのジャズ界の第一線で活躍する重鎮の中、
まるでトランス状態に入ったかのように、
ホルンを吹き鳴らす山村優子というミュージシャンに凄みを感じた経験。
あの、リズムとハーモニーで織りなされた音の絨毯の上で
自由に舞い踊っていた彼女のプレイを、
たった一人、僕の音で引き出したいという野望に向かって手段を探ってきました。
それぞれに方向性を見出したのはおよそ5年前、
期せずしてそれを熟成させることになったコロナ禍を経て、
今だからこそ描ける、アジャーリアならではの色彩。
正解という明確な目的地が見えない音楽という旅路。
その中で、自分たちなりの答えを見つけては、それを信じたり疑ったりしながら、
覚悟をもって表現することの繰り返し。
いつも恐れが付きまとうそんな行為を続けていられるのは、
我々の情熱がお客様に伝わっていると感じる瞬間に訪れる、
何物にも替えがたい喜びがあるから。
僕たちの音、そして聞いてくださる方の思いが交差した時、
舞台を熱く彩るその色を、ぜひ皆さんと一緒に見させてください!
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2. 今月の一枚「私の視線」
ライブ目前ということで、
連日のそれぞれの稽古はもちろん、
二人でのリハーサルにも熱がこもっています。
我々は夫婦でもあるので、
よく、和気あいあいと共演していると思われがちなのですが、
実際はかなりバッチバチな空気で演奏してます(笑)。
お互いに真剣な思いをぶつけあうからこそ生まれる化学反応。
交差する音がスパークするような音楽をお届けできるよう、
ギリギリまでエネルギーを高めあいます!!
https://www.instagram.com/p/DOilwhZEhzp/?igsh=MWNqYng4anY3ZzRyeQ=
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3. 「亮太が行く!⑭ そうだ、博物館に行こう!」放送!
放送予定
(本放送)2025年10月19日(日)[NHKラジオ第2]午前7時30分~8時
(再放送)2025年10月19日(日)[NHKラジオ第2]午後7時30分~8時
(再放送)2025年10月20日(月)[NHK-FM]午前1時30分~午前2時(日曜深夜)
(再放送)2025年10月25日(土)[NHKラジオ第2]午後1時30分~2時
毎回視覚障害に関連する様々な現場を訪ね、その様子をリポートしている、
NHKラジオ第2『視覚障害ナビ・ラジオ』内の「亮太が行く!」。
今回は、まさに芸術の秋にぴったりな場所、
東京国立博物館に伺い、同博物館としては初の試みとなる
「インクルーシブ・プロジェクト」を取材させていただきながら、
その裏側についてもリポートさせていただきます!
ぜひお聞きください。
* 番組内容等詳細は以下からご覧ください。
https://www.nhk.jp/p/shikaku/rs/NYR99L5P4X/blog/bl/ppX7oj4ZoA/bp/pMvYNGd8nO/
‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐
4. ホームケア土屋のコラム掲載情報!
「私の視点」とはまた異なる角度から思いを書き綴っている、
「ホームケア土屋」のblog内での片岡亮太のコラム。
今回は、当たり前の日常がふとした瞬間に一変する、
そんな出来事を通して考えたことを、
「日常と境界線」と題して執筆しました。
ぜひご一読ください。
「日常と境界線」~1
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19895/
「日常と境界線」~2
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19901/
「日常と境界線」~3
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19944/
「日常と境界線」~4
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19947/
☆ 過去の記事は、ホームケア土屋のトップページで
「片岡亮太」と検索していただけると一覧表示されます。
ホームケア土屋HP
https://homecare-tsuchiya.com/
5. 活動報告(9月)
9/7(日): 最高に楽しい撮影(@東京)
* 情報は後日公開いたしますが、
様々な分野のプロフェッショナルが集まる場に伺い、
とても刺激的な時間を過ごさせていただきました。
9/20(土): 「太鼓衆 仙」様にて始動
* 学生のころから約10年所属していたグループである
「太鼓衆 仙」からお声がけいただき、指導に伺ってきました。
提供楽曲の練習のお手伝いを中心に、
懐かしい皆さんと太鼓を打ちながら汗をかくことができて、幸せな一時でした。
9/22(月): 沼津聴覚特別支援学校中学部にて和太鼓指導
9/29(月): 『Beyond the Color ~ホルンと太鼓が織りなす世界~』開催
(@EXPO2025 大阪・関西万博 ポップアップステージ 西)
* 多くの万博来場者の皆さんが足を止めてくださり、
さらに、関西圏にお住まいの方々が応援に駆けつけてくださったため、
大盛り上がりの演奏となりました!!(予定(笑))
9/30(火): Ajarria単独ライブ「Crossing Colors」
(@吉祥寺スターパインズカフェ)
* 前夜の万博での素晴らしい時間(予定)が我々の背中を押し、
二人とも全力投球!
リハーサルをはるかに上回る熱いライブとなりました!!
(予定…、いえそうしてみせます!)
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万博とライブのお知らせをお送りしたかったので、
いつもより早いニュースレターのご送付となりましたが、
上記の活動以外にも今月末は
学校公演やNHKラジオ第2「視覚障害ナビ・ラジオ」のための取材など、
濃密な時間が続きます!
そして、来月には待ち望んでいた素晴らしい機会が控えてくれているので、
そちらについては、次号、あるいは各種SNSでの発信をぜひチェックしてください!!
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片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
Blog(Japanese): http://ameblo.jp/funky-ryota-groove/
X: https://x.com/funky_ryota
Facebook: http://www.facebook.com/#!/ryota.kataoka.566
Instagram: https://www.instagram.com/r_taiko_fukumimi/
youtube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria
片岡亮太ニュースレター~時明かり~第98号
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0. はじめに
日頃より私、片岡亮太への暖かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。
☆☆♪♪☆☆ 出演情報と動画のご紹介 ☆☆♪♪☆☆
☆9月30日(火): Ajarria単独ライブ「Crossing Colors」
(@吉祥寺スターパインズカフェ)開催!
開場: 18:30
開演: 19:30
料金: 前売り¥3,000、当日¥3,500
* 入場時にワンドリンクのオーダーをお願いいたします。
出演: Ajarria(アジャーリア)
山村優子(Horn)
片岡亮太(和太鼓/Perc/Vo)
会場: 吉祥寺スターパインズカフェ
住所: 〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
(JR吉祥寺駅北口より徒歩約6分。「ヨドバシ吉祥寺」を過ぎた角を曲がってすぐ。
ビルの入口に、少し長い螺旋状の下り階段がありますので、ご注意ください。)
HP: https://mandala.gr.jp/SPC/
イベントページ: https://mandala.gr.jp/SPC/schedule/20250930/
ご予約ページ: https://tiget.net/events/414993
※TiGETというサービスでのご予約となりますが、
会員登録をしなくても予約は可能です。
また出演者それぞれへの直接のご連絡でも、ご予約は承ります!
実に約7年ぶり!アジャーリアの単独ライブが開催されます!
2011年にニューヨークで結成して今年で14年。
その間、様々なご縁の中で、国内外での演奏を重ねてきました。
和太鼓とホルンという、前例のないスタイルだからこそ、
二人それぞれに悩み、試行錯誤を繰り返してきた我々。
でも、だからこそ今ようやく「これだ!」というものが、
以前よりもはっきりと見えてきている気がしています。
この二人じゃなければ生み出せない、ジャンルの壁を越えた音楽。
平日の夜ではありますが、ぜひ皆様に受け取っていただけますと幸いです。
◇7月28日実施、公益社団法人NEXT VISION主催
「デジタルラウンジ」の動画が公開されました!
* 「音を通して多様性の社会を描く、和太鼓奏者・片岡亮太さん」
と題して行われたこの日のデジタルラウンジの様子を以下からご視聴いただけます。
本来は、デジタルデバイスや便利なアプリについてお話しする時間とのことなのですが、
気づいたら、僕の人生観のような話題が主体になっていました(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=YfTvh5agVL8
☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆
残暑お見舞いどころか、まだまだ夏本番!という暑さが続いていますね、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
日中はめまいがするほどの気温ではありますが、
夕方を過ぎたころから、徐々に涼しくなり出し、
日が暮れてからは秋の虫も鳴き始めて、
その美しい声に、身体だけじゃなく、心も癒されるような気がします。
さて、今月と来月は、9月30日のライブにちなんで、
アジャーリアに纏わるコラムを執筆することにしました!
いつものコラムとは少し趣が異なりますが、
どんな経緯と思いでアジャーリアを結成したのかについて、
またアジャーリアの音楽に込めているものについてなど、
皆様にお伝えしたいと思っていますので、ぜひご一読ください。
それでは時明かり第98号をお届けします。
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1. コラム「私の視点」
「クロッシング・カラーズ」(前編)
「あじゃ、あじゃ…。アジャーリャ」
2011年12月、ニューヨーク市内のアパートの一室で、
不意に山村優子が発したこの一言。
それが、ホルンと和太鼓による異色のユニット
「Ajarria(アジャーリア)」の始まりでした。
当時、ダスキン愛の輪基金「障害者リーダー育成海外研修派遣事業」の
第30期研修生としての一年の在米期間の終わりを一か月後に控えていた僕。
自分の殻を破りたくて、単身降り立ったニューヨーク。
そこは勢いだけで飛び込んだ者をやすやすと成長させてくれるほど
甘い場所ではありませんでした。
コロンビア大学での「障害学」の学び、
共通の友人を通じて出会えた山村優子とのジャズ演奏や、
ジャズ・ブラジル音楽のドラムとパーカッションのレッスンの受講。
いずれも素晴らしい縁には恵まれたものの、
慣れない環境で、英語もままならないまま行った挑戦に、
たった一年で結果なんて出ない。
本来なら何年もかけてようやく形になるようなものに、あれこれ手を出し、
手探りで経験した結果、
学問も音楽も、たどり着けたのはほんの入り口まで。
どれもそのくらい奥深かったし、僕の努力も足りなかった。
そんな自分の未熟さに気づき、自らを見つめなおせたこと、
それこそがあの渡米で得られた何よりの財産であり、
今日の諸活動に至ることのできた最大の推進力にもなったことを思えば、
新たな経験、知識、技術を蓄えられたことも含め、
素晴らしい時間だったと、後には振り返られるようになるのですが、
この時点の僕がそれを知ることは不可能。
「このままじゃ、何もできずに帰国することになる…。」
そう考えれば考えるほどに募る焦燥感。
そんな中、突如思いついたのが
「今後の活動につながるCDを作る」というアイデアでした。
日本から持って来ていた和太鼓や小鼓、現地で新たに仕入れた打楽器を使い、
渡米前とは違う音楽を生み出し、形に残せたら、一年間の成果になる!
その際、一緒に作品を作りたいと思ったのが、
「この人の音色は絶対に和太鼓に合う!」と確信していた、
滞在当初からジャズの共演を重ね
和太鼓でも数回セッションをしていた山村優子。
相談したところ、快く力を貸してくれることに。
ただ、彼女が出した条件は、
「一過性のものではなく、継続的なユニットにしよう」
ということでした。
ならば、二人で活動する際の名前が必要だろうと、
優子さんが暮らしていたアパートで「命名会議」を開催。
その最中に、突如飛び出したのが冒頭の発言。
アジャーリャ…。
聞いたこともない響きだけど、なぜか心惹かれる。
インターネットで調べると、
「阿闍梨はもともとアジャーリャと発音する」
という記述を発見。
「阿闍梨」は他の模範になるような高僧を表したり、
密教などにおいて厳しい修行を終えた僧侶に冠される称号のような言葉。
そんな阿闍梨に通じる言葉を、優子さんが口にした。
驚きました。
なぜなら、僕は優子さんには伝えていなかったけれど、
「阿闍梨」とご縁があったから。
恩師が、『千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)』と呼ばれる厳しい修行を
比叡山で二度満行された、
故酒井雄哉(さかい ゆうさい)大阿闍梨(だいあじゃり)と親しくしており、
かねてよりお話は聞いていたし、
渡米前には、直接お目にかかる機会まで作っていただいていました。
阿闍梨になるための修行とは長く険しい。
そこに挑み続ける精神と、
僕たちがそれぞれの活動に向ける思いには近しいものがあるのではないか?
ならば、ユニット名に使わせていただいても良いかもしれない。
念のため、あの頃、度々お世話になっていた、鎌倉の円覚寺の現館長である
横田南嶺老子にメールで、事情をお伝えすると、
「それは一種のご縁だし、その言葉を使うことは、仏教上も何ら問題ありませんよ」
との心強いお返事。
そのようなプロセスを経て、
「アジャーリャ」の語感を少し整えた「アジャーリア」として、
僕たち二人は歩き始めました。
その後、無事レコーディングを実施、CDが完成、
さらに、2013年には結婚、
そして、アジャーリアは、多くのお力添えの下、
結成以来、国内外の多数の舞台に立たせていただくことになります。
全てはアメリカでつまずけたからこそ得られたもの、
改めて大切な一年を過ごさせていただきました。
ところで、執筆にあたり酒井雄哉大阿闍梨について改めて調べたら、
僕と同じ9月5日が誕生日だったそう。
何たる偶然。
山村優子のひらめき、恐るべし…。
(続く)
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2. 今月の一枚「私の視線」
9月30日に開催するアジャーリアのライブ
「クロッシング・カラーズ」では、以前から演奏し続けている曲、
新たに作曲した曲などを織り交ぜながら、
楽しく、激しく、美しく!
完全二人きりで、色とりどりの音楽をお聞きいただきたいと思っています。
和太鼓やホルンは縁遠いと感じておられる方にも、
きっと我々の描く世界、
楽しんでいただけると確信しておりますので、
ぜひライブに足をお運びください!
https://www.instagram.com/p/DN7RNNQEz1H/?igsh=MWViaHl2aWhtcWh2OA=
‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐‐‐=‐‐‐‐‐
3. ホームケア土屋のコラム掲載情報!
「私の視点」とはまた異なる角度から思いを書き綴っている、
「ホームケア土屋」のblog内での片岡亮太のコラム。
今回は、当たり前の日常がふとした瞬間に一変する、
そんな出来事を通して考えたことを、
「日常と境界線」と題して執筆しました。
その、1.と2.が公開されています。
ぜひご一読ください。
後半の3.と4.も、9月2日の午後に公開されるとのことなので、
*にありますように、ホームケア土屋HPにて「片岡亮太」とご検索のうえ、
お読みいただけますと幸いです。
「日常と境界線」~1
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19895/
「日常と境界線」~2
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19901/
☆ 過去の記事は、ホームケア土屋のトップページで
「片岡亮太」と検索していただけると一覧表示されます。
ホームケア土屋HP
https://homecare-tsuchiya.com/
4. 活動報告(8月)
8/1(金): 「専門性向上研修」講師として先生方への太鼓指導
(@静岡県立富士特別支援学校)
8/8(金): 東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」
アクセシビリティ講座2025「創造活動におけるアクセシビリティとは(後編)」に登壇
(@アーツカウンシル東京)
* アクセシビリティの研究者であり、キュレーター・社会福祉士の
田中みゆきさんからお誘いいただき、昨年より参加させていただいている、
舞台芸術のアクセシビリティについて考えるワーキンググループ
「arts accessibility lab(アーツ・アクセシビリティ・ラボ)」のメンバーとして、
講座に登壇させていただき、
障害のあるパフォーマーとして、また視覚障害のある一観客として感じることを
お話させていただきました。
8/10(日): 浜松市視覚障害者協会の交流文化祭に出演(@浜松市福祉交流センター)
* 4年ほど前にも一度ご依頼をいただいていながら、
スケジュールが合わずお断りしていた出演。
一年以上前から日程の調整などを行い、満を持しての実施となりました。
当日は、視覚障害の大先輩が多数おられる中、
演奏前に、大太鼓、ジャンベ、カホンなどの楽器と、
大太鼓を打つ際の僕の姿勢に触れてもらい、
ステージ上の様子をイメージできるようにしてから、お話を交えて数曲パフォーマンス。
大変好評でした。
しかし、楽器よりも僕の身体に触れている時の方が、皆さん楽しそうだった気が(笑)。
8/23(土): 「鎮魂と希望の音楽祭」にAjarriaとして出演(@東京都慰霊堂)
* 2020年から出演させていただいている東京都慰霊堂でのイベントに、
今年もうかがってきました。
申し訳ないことに、先月のニュースレターに告知が間に合わず、
SNS上でのみのお知らせになってしまったのですが、
毎年背筋の伸びる思いで、慰霊堂での演奏を務めさせていただいています。
8/26(火): 春風火舞と共演(@沼津市立高尾園夕涼み会)
* 以前、音楽療法として定期的に演奏に伺っていた救護施設の高尾園さんの納涼祭に、
今年も参加させていただきました!
僕が伺うと、いつも暖かく声をかけてくださる、
顔なじみの利用者さんや職員の方も多く、
忘れないでくださっていること、待っていてくださっていることが嬉しくて、
いつも胸がいっぱいになります。
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まだまだ熱中症が心配な今日この頃。
外出にも日々の稽古にも大量の水分と塩分タブレットが欠かせません。
皆さんも、この暑さで体調など崩されませんよう、くれぐれもご自愛ください。
----------
片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
Blog(Japanese): http://ameblo.jp/funky-ryota-groove/
X: https://x.com/funky_ryota
Facebook: http://www.facebook.com/#!/ryota.kataoka.566
Instagram: https://www.instagram.com/r_taiko_fukumimi/
youtube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria
片岡亮太ニュースレター~時明かり~第97号
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0. はじめに
日頃より私、片岡亮太への暖かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。
☆☆♪♪☆☆ 出演情報 ☆☆♪♪☆☆
9月30日(火): Ajarria単独ライブ「Crossing Colors」
(@吉祥寺スターパインズカフェ)開催!
開城: 18:30
開演: 19:30
料金: 前売り¥3,000、当日¥3,500
* 入場時にワンドリンクのオーダーをお願いいたします。
出演: Ajarria(アジャーリア)
山村優子(Horn)
片岡亮太(和太鼓/Perc/Vo)
会場: 吉祥寺スターパインズカフェ
住所: 〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
(JR吉祥寺駅北口より徒歩約6分。「ヨドバシ吉祥寺」を過ぎた角を曲がってすぐ。
ビルの入口に、少し長い螺旋状の下り階段がありますので、ご注意ください。)
HP: https://mandala.gr.jp/SPC/
イベントページ: https://mandala.gr.jp/SPC/schedule/20250930/
ご予約ページ: https://tiget.net/events/414993
※TiGETというサービスでのご予約となりますが、
会員登録をしなくても予約は可能です。
また出演者それぞれへの直接のご連絡でも、ご予約は承ります!
約7年ぶりとなるアジャーリアの単独ライブ!!
2011年にニューヨークで結成して今年で14年。
その間、様々なご縁の中で、国内外での演奏を重ねてきました。
和太鼓とホルンという、前例のないスタイルだからこそ、
二人それぞれに悩み、試行錯誤を繰り返してきた我々。
でも、だからこそ今ようやく「これだ!」というものが、
以前よりもはっきりと見えてきている気がしています。
この二人じゃなければ生み出せない、ジャンルの壁を越えた音楽。
平日の夜ではありますが、ぜひ皆様に受け取っていただけますと幸いです。
☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆☆☆♪♪♪♪♪♪♪♪☆☆
連日猛暑が続いていますね、皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕は最近、毎年恒例となっている
ファイヤーパフォーマンス集団「春風火舞(はるかぜひまい)」の炎舞との共演を、
地元の福祉施設や地域のお祭りで行っています。
春風火舞は、
「亡くなられた利用者の皆さんの供養になれば」
との思いからできることを模索した、
介護施設で働く方たちを中心に結成されました。
その思いに共感し、
なおかつメンバーの皆さんと公私ともに仲良くさせていただいていることもあり、
2009年の初共演以来、
可能な限りパフォーマンスをお手伝いしています。
今年も毎ステージ、お客様は大盛り上がり!
普段の舞台とはまた違う喜びを感じています。
屋内では実現が極めて難しい炎と太鼓の共演、
その一部を以下からご覧ください!
離れた場所で演奏していますが、それでも熱いと感じるほど、
炎の力、強いです!!
https://youtu.be/g9UmwUoZ9R8?si=Hjhe02wr7IIK01Xm
今年は夏以降、先述のライブも含め、
楽しみなことが目白押し!
しっかりエネルギーを蓄えて、この先も進んでいきます。
それでは時明かり第97号をお届けします。
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1. コラム「私の視点」
「旅にまつわるエトセトラ」 (後編)
6月某日、僕は東京駅から徒歩約10分、
近代的なビルが立ち並ぶ丸の内に広がる、緑豊かな空間
「皇居東御苑」を訪問しました。
目的は、観光ボランティアの方による外国人観光客向けガイドツアーを、
障害のある人にも実施するため現在東京都が推進している
「アクセシブルツアー」のモニターを務めること。
今回ご担当いただいたのは、シニア世代の男女お一人ずつのボランティアさん。
お二人のご案内と、この度の機会をくださった
「株式会社JTB総合研究所」の方たちの誘導のもと、
広大な皇居東御苑を散策。
…、と書くと、青い空と輝く太陽の下、美しい庭園を歩いていそうですが、
なんとこの日は大雨。
大手門や、様々な植物、
まるで精密機械でカットしたかと思うほどに、
滑らかに切りそろえられた長方形の巨石が積み重なった石垣などを、
じっくり触って観察したくても、大粒の雨が邪魔をする。
さらに、日本の多くの観光地と同様、
皇居東御苑も、複数の門や建物、櫓(やぐら)などのうち、
直接触れるものはごく一部。
そのため、僕には全体の形を理解することが難しい。
こういう場合、海外では、
自由に触ることのできる模型が置いてあることがよくあります。
例えばスペインのバルセロナを訪れた時、サグラダ・ファミリアには、
大きくて精巧なミニチュアや、天井のタイルのレプリカなどが展示されていたので、
それらを触りながら観光できたし、
他の場所でも、装飾品や彫刻、柱の実物に触れることができました。
だから今でも僕の指先には、「バルセロナの触角の記憶」が残っています。
けれど皇居東御苑に、そういったものは皆無。
皇居や江戸城の形状は?
現存している櫓の形は?
今触っている石垣の全体像は?
現地にいるのに、その手掛かりが得られない。
日常茶飯事だけど、それってやはり寂しい。
諸外国のように、触れるものの設置、ぜひ進んでほしいところ。
では、この日のツアーが楽しくなかったかと言えばそんなことはありません。
かなめは、ボランティアガイドの方たちの存在。
日頃外国人の方たちを案内しているお二人は、
いろんな角度からの質問に備え、
多岐にわたる知識を蓄えてらっしゃる。
現代風に言うなら「生き字引」ならぬ「歩くウィキペディア」とお呼びしたいほど。
泉のように湧き上がる情報に耳を傾けているだけで、終始興味を掻き立てられる。
また、インターナショナルな視点をお持ちのお二人は、
僕の視覚障害も、一つの「文化」として尊重し、
触ることや音、におい等の大切さについて、
積極的に理解を示してくださいました。
「湿度のおかげで、草花の香りが濃いですね」とお伝えすると、
「本当だ!」と感動しながら反応してくださり、
宮内庁楽部の楽師(がくし)の方による、
雅楽のお稽古と思われる笛の音が聞こえると皆で聞き入り、
「一緒に聞こえるのは太鼓でしょうか?」
と誰かが言えば、一同で耳を澄ませ、
「たぶん雨音ですね」
とまた誰かが答えて笑う。
全盲の僕がいなければ生まれなかったであろう対話をしながら、
皇居東御苑を多角的に味わうパートナーとして、
お二人は常に寄り添ってくださいました。
障害と観光について考える時、
エレベーターやスロープの設置など、
車いすユーザーの方の入場を妨げる要素が減っていくことや、
僕たち視覚障害者にとって有益な触れるコンテンツが増えることなど、
ハード面において改善が必要なことは多々あります。
けれど、それ以前に、最も大切なのは、
観光を共にしたり、そういう時間を提供する人たちが、
「一緒に楽しみたい」
という気持ちを持っていることだと僕は思います。
その点において、今回のアクセシブルツアーは、この上なく満足のいくものでした。
一年の多くを初めてうかがう場所で過ごしている僕にとって、
旅とは、心震えるような喜びや感動、楽しさとの出会いの連続。
でも同時に、移動、滞在、観光、
それぞれにおいて視覚障害に付随するハプニングやトラブル、
いやなことや不自由に出くわすことも少なくありません。
それらを心に貯めこみ続けていたら、
きっと苦しくてつぶれてしまう。
でも、今回のモニターツアーのように、
過去の経験から培った視点を、
これからの社会に活かすチャンスをいただけたとき、
いつかの傷跡や悔しかった出来事は、
未来に咲く花の種に変わる。
それは本当にありがたいこと。
これからも、いろんな種を蒔けるよう、
大切に、丁寧に日々の経験を受け止めていきます。
(完)
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2. 今月の一枚「私の視線」
少し暑さが落ち着いていた日曜の朝、
自宅から徒歩30分ほどの場所にある滝川神社へ、
ウォーキングを兼ねて優子氏と参拝へ行ってきました。
滝川神社は、とても小さな神社なのですが、
地元の自治会の方たちが長年大切に守り続けており、
境内を流れる小さな滝の美しい水や、
豊かな木々の緑と相まって、
とても清らかな空気が流れていました。
そして何より、境内を吹き抜ける風が
木陰や水で冷やされ、ちょっと肌寒く感じるほど。
この時期にはありがたい気持ちよさ!
記憶にある限りでは、今回が初の訪問だったのですが、
パワースポットとして、県外から参拝に来られる方がいることも納得の場所でした。
https://www.instagram.com/p/DMuI4aYzAym/?igsh=bzQ2dmlqanNiYzdw
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3. ホームケア土屋のコラム掲載情報!
「私の視点」とはまた異なる角度から思いを書き綴っている、
「ホームケア土屋」のblog内での片岡亮太のコラム。
今回は、当たり前の日常がふとした瞬間に一変する、
そんな出来事を通して考えたことを、
「日常と境界線」と題して執筆しました。
その、1.と2.が公開されています。
ぜひご一読ください。
「日常と境界線」~1
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19895/
「日常と境界線」~2
https://homecare-tsuchiya.com/blog/column/19901/
☆ 過去の記事は、ホームケア土屋のトップページで
「片岡亮太」と検索していただけると一覧表示されます。
ホームケア土屋HP
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4. 活動報告(7月)
7/20(日): 春風火舞と共演(@みはるの丘浮島納涼祭)
7/21(月): 春風火舞と共演(@愛鷹地区納涼祭)
7/26(土): 春風火舞と共演(@あしたかホーム納涼祭)
7/28(月): 公益社団法人NEXT VISION主催「デジタルラウンジ」に登壇
* 2月に「isee! Working Awards 2025」にて、
MEP賞(Most Effort Player賞(をいただいた
ネクスト・ヴィジョンさんが毎月行っているオンラインラウンジにて、
これまでの活動や日常で使用しているIT機器についてなど、
いろいろとお話させていただきました。
インタビュー形式で、自分の原点にある思いや大切にしている視点など、
リラックスした対話の中で語らせていただくことができ、
軸が整っていくような気がする一時でした。
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僕は自分の目で実感できないこともあってか、
「日焼け」への対策をつい忘れ気味です。
でも最近は、紫外線の強さが肌からも伝わってくるので、
日焼け止めクリームの利用や帽子の着用、
あえて長袖を着るなどの行動が、
やっと身についてきました。
ちょっとのケアで体にかかる負担が軽減できるとわかってきたので、
これからはしっかり気をつけていこうと思います。
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片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
いつでもお待ちしています。
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X: https://x.com/funky_ryota
Facebook: http://www.facebook.com/#!/ryota.kataoka.566
Instagram: https://www.instagram.com/r_taiko_fukumimi/
youtube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria