片岡亮太 ̄めざせ!!ファンキー グルーヴ“千里の道も一歩から~♪♪”
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♪9月5日演奏詳細♪

♪演奏のお知らせ♪
(performance infomation)

明日9月5日、東京都慰霊堂で開催されるオンラインイベントにて
片岡亮太&山村優子、久しぶりにAjarriaとして演奏します!
14:30~17:30のイベントのうち、
14:30から片岡亮太ソロ、
15:40からAjarria
そして後半17:10から全体演奏に出演します。
(時間は目安です)

我々の演奏は例によって?
だいぶアバンギャルドなものになりそうな予感ですが(笑)、
多くの出演者の方が、ジャンルを問わず演奏されますので、
きっと世代を問わず楽しんでいただける時間になると思います。
配信URL等、詳細は下記HPをご覧ください。
(URL等、変更になる可能性もありますので、
HPやyoutubeのチャンネルも併せてチェックしてください)

画面越しに多くの皆さんとお会いできることを楽しみにしています!

生の演奏に触れていただくまで、今しばらくの時間がかかりそうですので、
直接聞いていただくとき以上の情熱を込めて、
我々の思いが伝わる時間にできればと思います。
一人でも多くの方に受け止めていただけましたら幸いです。

On September 5th from 2:30PMin Japan, 
we appear on the stage of online event.
Please check out these websites below.

配信予定URL
(planned URL)
https://www.youtube.com/watch?v=jR4NhDF7iFo&feature=youtu.be

「世界みらクル音楽祭」詳細(配信URL等)
event HP
https://shutobo.jp/?page_id=256


片岡亮太ニュースレター~時明かり~第38号

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0. はじめに

日頃より私、片岡亮太への暖かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。

ようやく朝晩少し涼しくなってきましたが、皆さんお変わりありませんか?

立秋を過ぎても一向に暑さが和らがなかった1~2週間の間にも、
夕方になるとコオロギやカネタタキの涼しい声が聞こえ、
彼らもあまりの暑さに困惑してるのではないかと心配してしまいました。
基本的に虫全般が苦手な僕ですが、
秋の昆虫たちの声は聴いていると心が安らぎます。

さて、本編に入る前に、少し長くなりますが、
大切にしたいことなので書かせてください。

つい先日偶然気づけたのですが、
このニュースレターのコラムを含め、僕が書いている文章の中で、
「障害」が「障碍」と表記されていることが多かったのではないかと思います。
ご存じの方も多いかと思いますが、障害の「がい」の字については、
否定的な意味合いが強く含まれることから現在では使用すべきでないとされる、
「礙」の時代からの変遷がいろいろあり、
多くの意見が交わされてきています。
ひらがなが良いとか、「害」がニュートラルであるとか…。

僕自身は目で字を見ていないためか、言葉のイメージは重要視しているものの
表記に関しては無頓着なところがあるので、
最も多く使われている「害」で統一するつもりでいたのですが、
(ちなみに音声での説明では「損害のがい」と言います)
どうやらパソコンが「碍」を使うことをどこかで学習していたようで、
(こちらは「さまたげるのがい」と言います)
一番最初に表示されるようになっており、
「害」が表示されていると思い込んで「碍」を使い続けていました。
「生涯」と変換されない限り、パソコンの音声では
イントネーションが変わらないため、全く気付かず書き続けていたようです。

事務作業中にたまたま違和感を感じて調べてみてびっくりしました。
当初、「礙」の字を使い続けていたのではないかと焦りましたが、
そうではなかったようで安心しています。

とはいえ誤字には変わりないので、各所で使用しているプロフィールや資料など、
時間を見つけて速めに修正せねばと思っています。
ばっちりおしゃれしているつもりで社会の窓がフルオープン!
そんなトホホな気持です。

音声による漢字の説明の仕方も使用するデバイスやシステムのアップデートの中で
少しずつ変化しているので、
センシティブな言葉であればあるほど、
確認作業をしなければいけないことの大切さに気付かされました。

ということで、「碍」の字に対し、
あれ?っと思っておられた方、大変失礼しました。

前置きが長くなりましたが…。
それでは時明かり第38号をお届けします。

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1.コラム「私の視点」

「怠惰でいいじゃない!?」

学生の頃、演奏や家庭教師のアルバイトでお金を頂くと、
中古のCD屋に入り浸ってお店の人に勧められ試聴した
「未知の音楽」を購入することが何よりの楽しみでした。

思いがけず名盤と出会えた時のあの興奮は忘れられません。

ストリーミングやダウンロードが主流の今は、
聞きたい曲を低額や無料で、即座に手にできるし、
好みに合いそうなものをAIが選ぶことまでしてくれる。

すごく便利だけど、
あの頃能動的に音楽へ手を伸ばしていた感覚は乏しくて、
時々寂しくなります。

今回はそんな、
「受動的音楽生活」を通して考えたことについて書かせていただきます。


先日、インターネットをさまよっていたら、
松任谷由実さんや山下達郎さん、坂本龍一さんなど、
日本のポップミュージックを牽引し続けている方たちが、
僕と同世代の頃に、ラジオで対談している音声が見つかりました。

内容は、リリースしたアルバムのコンセプトや詞、メロディ、
音の作り方など、多岐にわたり、
中には歌詞の行間で語られていることにまで至っているものも。

30代半ばにしてすでに一つの完成系を迎えたかのような
自信に満ちたアーティストたちの対話の引力に、時代を超えて引き込まれました。

近年そういった対談を行う場合、
ラジオならアナウンサーの方や、タレントの方、
テレビならナレーションやテロップなど、
視聴者との橋渡し役がいて、
用語の解説や話の背景にある情報を聞き出すなど、
その業界特有の内輪話にならないよう調整されます。

ところが当時の音源は、そんな気遣いはゼロ.
「この話の面白さがわかりたいなら、それだけ勉強してから聞きなさい」
と言っているかのようでした。

音楽を聞くだけでなく、届ける側にもなった今、
一人のアーティストとして、貫きたいことや挑戦したいことに注力する一方で、
「受け取られ方」についてもよく考えます。

スマホやパソコンの電源を入れれば、
何も考えなくても古今東西の楽曲が聞ける現代、
忙しさやストレスで、音楽に集中する余裕がない人も多いことでしょう。

そんな中、目の前で繰り広げられる演奏に、聴衆は何を求め、
どのくらい能動的にそこに込められたものを受け止めてくれるものなのか…。
悩む表現者は少なくないと思います。

と書いている今、BGMで流れているのは、アプリが選んだ
僕の知らないアーティストの曲たち。
しかもけっこういい感じ。

時代に負けてはいられません。

音楽を享受できる手段がどんどん簡単になっていく一方で、
自ら手を伸ばさなければ届かないままのものもたくさんあります。

例えば社会福祉をはじめとする、生活の困りごとへの支援。

今年に入ってからのコロナ禍における各種給付金はもちろん、
年々多様化する社会問題にスポットが当たり、対策は練られていますが、
サポートを受けるのなら、面倒な手続きを複数踏むのが当たり前。
そのような意識は昔も今も変わっていないように思います。

僕自身、各種手続きにうんざりしたり、
心理的な抵抗から、支援の相談ができずにいたこと、
さらには必要な情報にたどり着けなかった過去があります。

けれど、多くの人にとってごく当たり前の経済活動や最低水準以上の生活、
心身の平安を脅かされない日々から逸脱してしまった時、
本来は、特段努力しなくても安心で安全な毎日に向かうための
複数の道筋と、間近で差し伸べられている手が見える。
それでよいのではないでしょうか。

これだけITが発達しているのだから、
ジャンルやアーティストを選んで、聞きたい曲を見つけたり、
時にはAIがお勧めの曲を表示してくるように、
経済、介護、障害、犯罪、DV、虐待、メンタルヘルス等、
分野といくつかの状況を選択したら、
マッチしそうな相談窓口や施設、当事者団体等の情報にたどり着く。
そんなアプリがあれば、どうしたらよいのかがわからず、
路頭に迷う人が減るのでは?
そしてそういう情報が日常的に目に留まる世の中なら、
支援者を志す人も増えるのではないだろうか。

最近そんなことを夢想します。

トラブルは回避できなくても、
そこから立ち上がるための最初の一歩は恥ずかしがることも頑張る必要もない。

たくさん苦しい思いをした挙句自ら命を絶ってしまったり、
家族や子供を愛せなくなって暴力に走ってしまったり、
心のバランスが崩れてしまったり…。

胸の詰まる悲しい出来事、速くみんな楽してなくせる日が来ないものか。


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2. 今月の一枚「私の視線」

先日、9月5日開催のオンラインイベントでの演奏のリハーサルのため、
「東京都慰霊堂」に伺いました。
その時の一コマです。
自宅じゃない場所で響く太鼓の音、とても気持ちよかった!!

https://www.instagram.com/p/CEftDukBLPs/?igshid=19bghhh9w4nq5


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3. 音楽のプレゼント!

Facebookを中心に、演奏動画を随時アップしています!
曲数も増え、僕のソロ、山村優子のジャズ、Ajarriaと、内容様々!
Facebookに登録していない方でも視聴できますので、ぜひご覧ください。
各動画にはその楽曲にまつわるエピソードや演奏にかける思いも添えています。
併せてご一読ください。
Facebookでは投稿の冒頭に「音楽のプレゼント」と書いていますので、
そこから動画をご覧ください。。

片岡亮太Facebook
http://www.facebook.com/#!/ryota.kataoka.566

Ajarriaのyoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/Ajarria

山村優子のyoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/yukohorn


4. コロナ禍中の活動報告


◆ SNSでは告知していましたが、ミーティングアプリ「Zoom」を使って
様々なコンテンツを配信している「みらクルTV」というプロジェクトにて、
4月から定期的に和太鼓の演奏に挑戦しています。
Zoomは会話のツールではあっても音楽、ましてや和太鼓には全く適しておらず、
当初は布団をたたいているような音でしか配信ができませんでした。
それが様々な試行錯誤の末、
ようやく和太鼓らしい音をお届けできるようになってきました!
楽器で様々な実験をしている、そんな雰囲気で配信をしています。
以下にアーカイブ一覧がありますので、よろしければご覧ください。
次回配信日などはSNSで告知しています。

http://miracletv.site/?tag=kataoka

(みらクルTVサイト)
* 障害者福祉から囲碁まで!?実に多彩なコンテンツが集まっています。
9月5日の演奏についてもこちらを御参照ください。

http://miracletv.site/

◆ 現在実施されている、
文化庁による「文化芸術活動の継続支援事業」への申請について、
全盲の僕が独力で各種情報の把握と申請手続きを行なうことに、
困難を抱えていること、
視覚障害者への個別対応の必要性を
文化庁も認識していながら支援が実施できていないこと、
この数か月行なわれている各種オンライン申請の中には、
全盲ではほぼアクセスが不可能なものがあったことなどについて、
思いと考えをSNS上に書いたところ、多くの反響を頂いています。

いくつかの団体から、文化庁への提言のため、
文章の引用の依頼もいただきました。
事業に直接的にかかわっておられる方もお読みくださり、
改善のために動こうと真剣にご検討くださっているとの声も届いています。

情報提供や情報へのアクセスの不平等と不公平を是正すること、
そして大前提となる、そういった取り組みの必要性を
社会全体で共有していくために、
僕の言葉が少しでもお役に立つのであれば、こんなにうれしいことはありません。

コロナ禍が期せずして顕在化したこういった問題に対し、
一表現者、障害者、社会福祉士としてできること、
これからも考え、発信し続けたいと思います。

(Facebook上の投稿)
* 多くの方の反応と共にご覧ください。
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/4053115164761896/?d=n

(blog)
* 上記と同じ文章です。
https://ameblo.jp/funky-ryota-groove/entry-12612869871.html


5. 執筆やインタビューのご依頼、いつでもお待ちしています!

演奏や講演の開催が困難な今、
僕にできる活動の一つは、
文字や音声、動画などを通して言葉を伝えていくことだと考えています。

表現者としての歩みを止めずにいるためにも、
執筆やインタビュー、オンライン講演等のご依頼をいただけるとありがたいです。
嬉しいことに、最近「私の視点」のコラムを読んで、
原稿のご依頼をくださったり、
機関紙、学校だより、HP等に掲載したいとお申し出を頂くことが増えています。

また、感染症の心配がなくなった頃、
片岡亮太のコンサートや講演の開催をご検討いただけますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。

その他、「こんな活動してみたらどうか」というご提案や、
普段はお応えし辛いご依頼もお応えできる時間がたっぷりありますので、
いつでもご一報ください。
よろしくお願いします。

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最近温泉に入りたい欲求が高まっています。
このご時世、大浴場というわけにはいかないでしょうが、
近場で、各部屋にお風呂があるところなら
安心して泊まれるのではと思い、情報を探しています。
皆さんのおすすめのお宿、良かったら教えてください!


(*今後このようなメールがご不要の方は、
お手数ですがお知らせくださいますようお願いいたします。)

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  片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
 「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
 いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
Blog(Japanese): http://ameblo.jp/funky-ryota-groove/
twitter: http://twitter.com/funky_ryota
Facebook: http://www.facebook.com/#!/ryota.kataoka.566
youtube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria

Rehearsal for online event at Tokyo Memorial ...

片岡亮太ニュースレター~時明かり~第37号

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0. はじめに

日頃より私、片岡亮太への暖かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。

なかなかすっきりと梅雨明けしない天候が続き、
各地で災害レベルの豪雨が発生していますね。
皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしょうか?

つい先日も、明るい陽が照っているのに勢いよく雨が降り、
雷も鳴っている中セミが鳴き続けているという、
少し不思議な光景に遭遇しました。

まさに「狐の嫁入り」と呼ぶべき空模様。
とはいえ、ちょっと派手過ぎる嫁入りでした。

今年は例年のように外出を楽しめる夏にはできませんから、
せめて気持ちの良い天気で夏を感じたいですね。

それでは時明かり第37号をお届けします。

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1.コラム「私の視点」

「同じ空の下」

意外に思われるかもしれませんが、
僕は自宅と日本中が道で繋がっている実感があまりありません。

おそらく、幼少期から複数の件をまたぐ距離を車で移動したことがほとんどなく、
長距離移動の9割は電車であること、
日常的に地図を開く習慣がないことなどが関係しているのでしょうが、
未だに、県外の演奏会場まで車で行くことがあると、
「本当についた!」と感動します(笑)。

あらゆる場所と自宅が複数の道路で結ばれているように、
一見無関係そうな人や事件の中にも共通点がある。

今回はそんな僕の思考のドライブについて書かせていただきます。


7月26日で、神奈川県相模原市の知的障碍者施設で発生した
痛ましい事件から4年。

第一報を耳にした時、あまりにも残忍な犯行の内容に
何かの間違いではないかと思ったことをよく覚えています。

そして後に明らかになる、
19人もの人を殺害し、多くの人に大けがをさせた加害者本人が主張した、
その行為を正当化する考えに心が凍る思いがしました。

重度障碍者には生きる価値がないと決めつけた
彼の偏った思考により犠牲になられた方たちについての情報は、
具体的にはほとんど報じられず、実像が見えぬまま。

そのせいか、想像の中で、あの時人生を止められてしまった方たちの姿が、
同じような重度の重複障害のあった地元の盲学校時代の友人たちの姿と重なり、
怒りと悲しさで震えます。

僕は卒業して20年以上が経った今でも、当時の友人たちのおかげで、
人生を豊かにしてもらったと感謝するほどに、彼らから大きな影響を受けました。

決して無駄でも、周囲を不幸にする存在でもありませんでした。

けれど出会ったばかりの頃の僕には、
彼らを憐れんだりさげすんだり、
同じ人間と思えなかった時期がありました。

もしも、その時、パラダイムシフトのきっかけになった出来事や
友人たちとの暖かな時間を持てずに大人になっていた場合、
あの加害者に似た考えを持っていた可能性は否定できません。

今だって、表向き芽吹いていないだけで、
差別的意識や、能力の高低で人を選別する、
優勢思想の種が、どこかで僕に眠っているかもしれない。

彼に通じる何かは、きっと僕の中にもある。

すごく怖いけれど、あえてそう考えることで、
無数に枝分かれした思考と行動の道筋のいくつかに、
「この道を進んではいけない!」と
通行禁止の標識を立てられるのではないか。

事件の続報を見る度、そう思います。


話が飛躍しますが、思想や政治的判断が
一方に傾いて生じる出来事の最たるものは戦争です。

第二次世界大戦中、
ナチスは、ユダヤ人虐殺の予行演習のような位置づけで、
重度の身体、知的、精神障害のある人を大勢殺害しました。

その根拠になったのは、障害者は国の役に立たないという考え。

同様の視点に基づく様々な出来事は日本でも起きています。

傷痍軍人以外の障碍者を「米食い虫」とし、
家族も含めて迫害したり、殺害を促したり…。

国に貢献するため、
視覚障害の人が退路を確保していない高い建物の屋上で
敵機襲来の方向を音で聞き分けて伝え、
自分は命を落とす。
そんなこともあったそうです。

戦争に役立つかどうか、それだけに心が支配された時代の渦の中、
書いているだけで胸が詰まるような出来事が数えきれないほど起きていた。

全盲の僕があの頃生きていたら、
「障害者である」
という理由で命を奪われたかもしれません。

そして、そういう出来事が
未来永劫、二度と起こらない確証はどこにもない。

事実、相模原の事件後、
加害者に共感する声も少なからず上がったし、
SNSの個人的発信はもちろん、
公的な場で、公人が差別的論理を展開していることも日常茶飯事。

悲しいことに、世界規模で見たら、今この瞬間にも、
障害の有無や性別、社会的立場を理由に、
命を脅かされている人たちが大勢いるかもしれない。

全ては、同じ空の下で起きている。

遠方の地域や外国の災害に、
「あっ、ここって○○が住んでなかったか?」
と繋がりを見つけ、思いを寄せるような気持ちで、
目をそむけたくなるような事件や過去と、
自分や現代との間に共通点を見出し、道を引き、
両者の距離が近づいていないかを監視し続ける。

それこそが、辛い出来事を繰り返さないための羅針盤だと僕は考えています。

戦後75年の今年、世界は新型コロナウイルス感染症によって揺れ動いています。
混乱の中、誰かを排除したり差別したり、
攻撃的な思考に流される人が増えかねない今、
人類は過去から何を学んできたかを試されているのかもしれません。


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2. 今月の一枚「私の視線」

今月初旬、久しぶりに指導をしている都内の学校で授業を行いました。
その日の最寄りの地下鉄の駅の階段。
上る時にこみ上げてきた、
生徒に会えることへの喜びは、
一段ずつ地上に近づいていくように気持ちをどんどん明るくしてくれました。

https://www.instagram.com/p/CDStl3nhpSE/?igshid=1toq5nynyv9xg


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3. 音楽のプレゼント!

Facebookを中心に、演奏動画を随時アップしています!
曲数も増え、僕のソロ、山村優子のジャズ、Ajarriaと、内容様々!
Facebookに登録していない方でも視聴できますので、ぜひご覧ください。
各動画にはその楽曲にまつわるエピソードや演奏にかける思いも添えています。
併せてご一読ください。
「速くこの演奏を生で聞きたい!」
そんな思いで聞いていただけると嬉しいです。

Ajarria「寛伽羅麗(かんからり)」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3657748660965217/?d=n

片岡亮太「大地」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3671803319559751/?d=n

山村優子「ジョー・ボート」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3697255373681212/?d=n

Ajarria「アマポーラ」(メキシカンポップス)
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3714459258627490/?d=n

片岡亮太「よいとまけ」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3724478994292183/?d=n

山村優子「サイクル・プラス」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3750208831719199/?d=n

Ajarria「パナケア」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3762217680518314/?d=n

片岡亮太「名前のない鳥」(作詞、作曲山崎まさよし)
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3793025910770824/?d=n

山村優子「スプリング・レイン」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3821115304628551/?d=n

Ajarria「アメージング・グレイス」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3849828601757221/?d=n

片岡亮太「北斗」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3882237748516306/?d=n

山村優子「ローブ・オーバー」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3936810659725681/?d=n

片岡亮太「大太鼓でクジラとセッションしてみた!?」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/4038569569549789/?d=n

山村優子「モーニング・カーム」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/4006662169407196/?d=n


Ajarriaのyoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/Ajarria


4. コロナ禍中の活動報告

◆ 現在実施されている、
文化庁による「文化芸術活動の継続支援事業」への申請について、
全盲の僕が独力で各種情報の把握と申請手続きを行なうことに、
困難を抱えていること、
視覚障碍者への個別対応の必要性を
文化庁も認識していながら支援が実施できていないこと、
この数か月行なわれている各種オンライン申請の中には、
全盲ではほぼアクセスが不可能なものがあったことなどについて、
思いと考えをSNS上に書いたところ、多くの反響を頂いています。

いくつかの団体から、文化庁への提言のため、
文章の引用の依頼もいただきました。
事業に直接的にかかわっておられる方もお読みくださり、
改善のために動こうと真剣にご検討くださっているとの声も届いています。

情報提供や情報へのアクセスの不平等と不公平を是正すること、
そして大前提となる、そういった取り組みの必要性を
社会全体で共有していくために、
僕の言葉が少しでもお役に立つのであれば、こんなにうれしいことはありません。

コロナ禍が期せずして顕在化したこういった問題に対し、
一表現者、障害者、社会福祉士としてできること、
これからも考え、発信し続けたいと思います。

(Facebook上の投稿)
* 多くの方の反応と共にご覧ください。
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/4053115164761896/?d=n

(blog)
* 上記と同じ文章です。
https://ameblo.jp/funky-ryota-groove/entry-12612869871.html

◆ SNSでは告知していましたが、ミーティングアプリ「Zoom」を使って
様々なコンテンツを配信している「みらクルTV」というプロジェクトにて、
4月から定期的に和太鼓の演奏に挑戦しています。
Zoomは会話のツールではあっても音楽、ましてや和太鼓には全く適しておらず、
当初は布団をたたいているような音でしか配信ができませんでした。
それが様々な試行錯誤の末、
ようやく和太鼓らしい音をお届けできるようになってきました!
楽器で様々な実験をしている、そんな雰囲気で配信をしています。
以下にアーカイブ一覧がありますので、よろしければご覧ください。
次回配信日などはSNSで告知しています。

http://miracletv.site/?tag=kataoka

(みらクルTVサイト)
* 障碍者福祉から囲碁まで!?実に多彩なコンテンツが集まっています。
http://miracletv.site/


5. 執筆やインタビューのご依頼、いつでもお待ちしています!

演奏や講演の開催が困難な今、
僕にできる活動の一つは、
文字や音声、動画などを通して言葉を伝えていくことだと考えています。

表現者としての歩みを止めずにいるためにも、
執筆やインタビュー、オンライン講演等のご依頼をいただけるとありがたいです。
嬉しいことに、最近「私の視点」のコラムを読んで、
原稿のご依頼をくださったり、
機関紙、学校だより、HP等に掲載したいとお申し出を頂くことが増えています。

また、感染症の心配がなくなった頃、
片岡亮太のコンサートや講演の開催をご検討いただけますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。

その他、「こんな活動してみたらどうか」というご提案や、
普段はお応えし辛いご依頼もお応えできる時間がたっぷりありますので、
いつでもご一報ください。
よろしくお願いします。

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通常の舞台演奏の再開はまだ少し先になりそうなので、
今のうちにと日頃じっくり取り組めずにいた体のゆがみの調整や
姿勢の改善など、パフォーマンスの根幹に影響することを
この数か月見つめなおしています。
一朝一夕にとはいきませんが、ようやく変化の兆しが見えてきた気が!
この状況を少しでもプラスのきっかけにできるよう、引き続き頑張ります。

(*今後このようなメールがご不要の方は、
お手数ですがお知らせくださいますようお願いいたします。)

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  片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
 「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
 いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
Blog(Japanese): http://ameblo.jp/funky-ryota-groove/
twitter: http://twitter.com/funky_ryota
Facebook: http://www.facebook.com/#!/ryota.kataoka.566
youtube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria

今月初旬、久しぶりに、学校で授業ができた日に撮った、最寄りの地下鉄の駅の会談。一段上る...

2020年7月23日、今思うこと

取り急ぎの情報共有です。
文化庁による「文化芸術活動の継続支援事業」に申請をお考えの視覚障害当事者の方。
事務局に問い合わせたところ、オンライン申請にあたり、事務教区の直接的支援は現状作られていません。
誰かに代行してもらう、最寄りの福祉団体等に依頼してもらうなど、ご自身で手段を考えて欲しいとのことでした。
代行にあたり金銭が発生した場合、その費用は負担してくれそうです。
独居、あるいは依頼できる人が側にいない視覚障害者の芸術家が一定数いるであろうこと、オンライン申請が視覚障害者独力ではほぼ不可能であり、メールでの受け付けなど、代替手段を検討して欲しいことは、窓口に伝えました。
今回、各種給付金や文化、芸術のサポートプロジェクトなど、いくつかのオンラインで申請する類のものにチャレンジしましたが、どれ一つ、僕一人の力では対応のできないものばかり。
何を書き、どこをチェックし、何を選択したら良いのか、直接的に理解できぬまま、誰かに代行してもらった場合、入力や操作のミス、互いの食い違いや勘違いによって申請がうまくできなかったり、最悪の場合給付等を得られなくなる可能性が大いにあります。
我が家もその危険性がかなり高く、何かを申請する度、夫婦でピリピリします。
チャンスを逃しているものもすでにいくつかあります。
平次、障害者週間や多様性の理解促進、社会福祉等のPRの広告塔のように障害当事者を取り上げるのに、
緊急事態になったら、パタンと扉を閉めてしまう。
それで良いのでしょうか。
多くの音楽家、芸術家の人たちが申請するのと同じ感覚で、障害がある表現者にも申請できるよう手段を作る。
それこそが、次回パラリンピックの開催国としてあるべき姿なのではないかと考えます。
アクセシビリティや合理的配慮は、お祭りの御神輿ではなく、
当たり前の日常の下水道、公共交通機関のように、生活必需品として認識されないと、
障害者とその家族は一瞬にして、弱い立場に追いやられます。
そういうことが起きている現実、よかったら皆さんの心にも留めておいてください。
上記のような啓発的な役割を持った立場で演奏や講演の機会をいただき、その都度真剣に発信をしてきたつもりですが、
少なくとも今の時点で、中央行政のあり方を変えられたり、声を届けられるような力は持っていなかったことが悔しい。
そして、だからこそ伝えることをやめてはならないのだと再確認しています。
表現者として、障害について語り続けることは、強すぎる色を自らにつけてしまう可能性が高く、フラットな演奏活動を妨げる危険を孕んでいます。
だから、福祉や障害に関連する舞台からは一線を引く選択をする人も多いです。
僕は障害当事者であるだけでなく、社会福祉士でもあります。
社会福祉士には、社会変革への役割も期待されています。
だから、あえて僕は障害のこと、差別のこと、不公平のこと、
和太鼓奏者として舞台にたちながら、これからも訴え続けます。
・・・、ここまで書いてようやくちょっとポジティブな思考のかけらが見つかってきた(苦笑)。
みんんなが申請し、受理されているものに、真っ直ぐたどり着けない経験をする度、心の柔らかい場所が乱暴に踏み潰されるのです。
舞台という華やかな場所に立たせていただくという幸福を得ているのなら、そのくらいの痛みは引き受けなければと思うこともあります。
でもそういう思いで黙ってしまうのは違う。
そう思い、悔しさのままにこの気持ちを綴りました。
乱文ご容赦ください。
負けない!!

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  片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
 「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
 いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
Blog(Japanese): http://ameblo.jp/funky-ryota-groove/
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youtube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria

片岡亮太ニュースレター~時明かり~第36号


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0. はじめに

日頃より私、片岡亮太への暖かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。

梅雨!というかもう夏!?という気候の最近ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

この数年、6月末から数か月の間は、
豪雨や台風のことが心配されますが、
今年はそれに加えて新型コロナウイルスへの不安もあり、
万が一の際の避難はどうしたらよいのだろうかと頭を悩ませています。

ひとまず我が家では、妻をリーダーとし、
種々の備蓄のチェックと、愛犬(約20㎏)を抱えて逃げるための
スリング(抱っこ紐的なもの)の準備をしています。

どれも活躍の場がないことを祈るばかりですが、
できる限りの備えは怠らずにいようと思います。

それぞれのお住まいの地域によって心配される事態は異なるかと思いますが、
どうか皆様くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

それでは時明かり第36号をお届けします。

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1.コラム「私の視点」
「変身アイテム」

子供の頃、仮面ライダーやウルトラマン、戦隊ものなど、ヒーローに夢中でした。

リアルタイムのテレビ番組はもちろん、レンタルしてきたビデオで見ては、
集めたフィギュアを並べたり、グッズで遊びながら、
自分自身もその世界の登場人物になり切って、
うっとりしていたことをよく覚えています。

当時目を輝かせていたヒーローたちのフォルムと、
ドキドキしながら見届けた戦闘シーンの格好良さは、
「特撮(特殊撮影)もの」と呼ばれるだけあって、
全盲の現在、音だけでは楽しみがたいものになってしまい寂しいですが、
あの頃、ポーズを決めて一瞬にしてヒーローに変わる姿にあこがれた気持ちは、
今でも胸に焼き付いています。

今回は、そんな僕の変身の瞬間について書かせていただきます。

6月に入り、新型コロナウィルスの影響で3か月間休講になっていた
盲学校での和太鼓の授業が再開されました。

とはいえ、静岡県から上京して指導をすることが、
感染拡大防止の観点から安全とは言い切れないため、
ひとまずはオンラインでの実施。

和太鼓の音は、パソコンやスマホのマイクだと
十分な音質で収録することができないし、
僕も生徒たちも視覚障害があるので、
互いの動きを見て進めることも難しい。

想定される困難はたくさんありましたが、
授業再開の喜びは、この数か月の間、
心の片隅で縮こまっていた指導者としての僕に、
温かい血液を注いでくれました。

初回の日、パソコンの前でやきもきしながら学校とネットワークを繋ぎ、
生徒たちの声が聞こえた途端、
世界に色が戻ったようでした。

彼らが語るコロナ禍の学校の様子や、
寄宿舎生活の不便さに驚きの声を上げ、
休講期間中に考えていたことを話し、
相互に太鼓の音を聞き合っていると、
心が生き生きと動き出す。

仕方がないと我慢していたけれど、
ずっと生徒たちに会いたかったのだと、
思わず涙ぐみそうになるほど、
指導の場が返ってきたことのありがたさと幸福に打ち震えました。

僕は、不定期のものも含めると
12年近く各地の学校での指導を続けています。
2017年からは毎週授業を担当するようになったので、
それまで以上に、
「教え子」という意識で生徒たちと関わるようになりました。

その中で、
「彼らに恥じない歩みをしよう」
と、自分の中に強い芯ができたことを感じています。

活動が振るわず、心が迷路に迷い込んでいた時期には、
彼らに、この時だからこそ伝えられることを見つけ出し、
迷いながらも前を向いて歩き続けている背中を見せたいと思えたことで、
強くいられたことが何度もありました。

そういう気持ちは、
時に僕をダメにしてしまう、心の中の黒いものたちと戦うための武器であり、
生徒たちと相対する瞬間は、
まるで昔憧れたヒーローたちが
返信して仮面ライダーやウルトラマンになる時のように、
僕の中の何かを変えてくれていました。

演奏や講演のために舞台に上がる時も同じです。

僕は、子供の頃から
視覚障害を理由に、意図せず目立ってしまうことはあっても、
クラスの中心で周りを盛り上げたり、
みんなの前で積極的に発言するタイプではありませんでした。

今でも、自分から電話をかけることが苦手だし、
友達にLINEを送るのさえ、
どう書き始めればよいのかと数分間固まることがあります。

そんな僕が、和太鼓と出会って、
人前で演奏する喜びを知り、
気付けば一人で太鼓を打ち、歌い、語っている…。

自分でも時々、不思議に思います。

どんな時でも人前では胸を張っていよう。
そう考えている僕にとって、生徒やお客さんは、
変身した姿を見せたい対象であると同時に、
仮面ライダーのベルトのように、
変身に欠かせないアイテムのような存在でもあるのかもしれません。

どんな職業や、家族、社会における立場にも共通することだと思いますが、
とりわけ音楽や言葉のように、
一種の特殊技能を通じて、
期待に応え、信頼を裏切らないことを前提に成り立っている活動の場は、
おごりや慢心、嘘、不誠実な言動によって
一瞬にして壊れてしまいます。

悪の秘密結社とも戦わないし、世界平和も守れませんが、
長い時間とたくさんのご縁によって手にすることのできた変身の力。

いつかコスチュームを脱ぐその日まで、
大切に、そして熱く、燃やし続けます。


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2. 今月の一枚「私の視線」

自室で稽古や執筆をする毎日。
時々息抜きのためにギターを弾いています。
さほど練習はしていないのに、太鼓のおかげで握力が付いたのか、
最近ちょっと上達した気が!!(します)

https://www.instagram.com/p/CB913CiBPPI/?igshid=5qdgyzhmvw8n

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3. 音楽のプレゼント!

Facebookを中心に、演奏動画を随時アップしています!
曲数も増え、僕のソロ、山村優子のジャズ、Ajarriaと、内容様々!
登録していない方でも視聴できますので、ぜひご覧ください。
各動画にはその楽曲にまつわるエピソードや演奏にかける思いも添えています。
併せてご一読ください。

Ajarriaのyoutubeチャンネルにも上げていきますので、
「速くこの演奏を生で聞きたい!」
そんな思いで聞いていただけると嬉しいです。

Ajarria「寛伽羅麗(かんからり)」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3657748660965217/?d=n

片岡亮太「大地」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3671803319559751/?d=n

山村優子「ジョー・ボート」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3697255373681212/?d=n

Ajarria「アマポーラ」(メキシカンポップス)
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3714459258627490/?d=n

片岡亮太「よいとまけ」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3724478994292183/?d=n

山村優子「サイクル・プラス」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3750208831719199/?d=n

Ajarria「パナケア」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3762217680518314/?d=n

片岡亮太「名前のない鳥」(作詞、作曲山崎まさよし)
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3793025910770824/?d=n

山村優子「スプリング・レイン」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3821115304628551/?d=n

Ajarria「アメージング・グレイス」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3849828601757221/?d=n

片岡亮太「北斗」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3882237748516306/?d=n

山村優子「ローブ・オーバー」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3936810659725681/?d=n


Ajarriaのyoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/Ajarria

4. コロナ禍中の活動報告

◆ 和太鼓奏者はせみきたさんのオンラインレッスン動画に小鼓で出演!
(はせみきたオンラインレッスンページUTSU-LA.net
https://mkthase.wixsite.com/mikitaonline

* 長年大太鼓の指導をしていただいているはせみきたさんが、
オンラインでレッスン動画を配信されています!
その第4弾に小鼓の演奏で出演させていただきました。
有料コンテンツですが、全ての和太鼓愛好家の方にご覧いただきたいほど、
はせさんの動画、お勧めです!
携わらせていただけて、すごく勉強になりました。

◆ 公益社団法人発達協会の月刊誌「発達教育」7月号に執筆記事が掲載

(公益社団法人 発達協会)
http://www.hattatsu.or.jp/

* このニュースレターのコラムがきっかけで、発達障碍児・者の医療、療育、
研修、出版など、長年にわたり活動されている発達協会さんの月刊誌に、
記事を書かせていただきました。
音楽活動が制限されている中、言葉での表現の場を頂けて、
とてもありがたかったです。

◆ NHKラジオ第2「視覚障害ナビ・ラジオ」の再放送とコメント紹介

コメント紹介: https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/356/
再放送:
https://www.nhk.or.jp/heart-net/shikaku/list/detail.html?id=47232#contents

* コロナ禍における、視覚障害当事者をはじめ、文化・芸術等に携わる人たちの
現状として、僕の状況をお伝えしたコメントが一部紹介されました。
また、昨年取材し、反響が大きかった視覚障碍者を対象とした、
自動車運転体験ツアーの様子をリポートした番組が
2度目のアンコール放送としてオンエアされました!


その他、オンラインで、
明治学院大学社会福祉学科の2年生へ講演をさせていただいたり、
配信動画にゲストとして参加させていただいたりと、今だからこそのスタイルで
種々の活動をさせていただいています。
メール最下部の各種SNSで活動状況、随時アップしていますので
ぜひご覧ください。

5. 執筆やインタビューのご依頼、いつでもお待ちしています!

演奏や講演の開催が困難な今、
僕にできる活動の一つは、
文字や音声、動画などを通して言葉を伝えていくことだと考えています。

表現者としての歩みを止めずにいるためにも、
執筆やインタビュー等のご依頼をいただけるとありがたいです。
ありがたいことに、最近「私の視点」のコラムを読んで、
原稿のご依頼をくださったり、
機関紙、学校だより、HP等に掲載したいとお申し出を頂くことが増えています。

また、感染症の心配がなくなった頃、
片岡亮太のコンサートや講演へのご依頼をご検討いただけますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。

その他、「こんな活動してみたらどうか」というご提案や、
普段はお応えし辛いご依頼もお応えできる時間がたっぷりありますので、
いつでもご一報ください。
よろしくお願いします。

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マスクを着用していると、喉の湿気は保てるために、
体の渇きに気づくのが遅れるとのこと。
皆さん、こまめな水分補給をお忘れなく。
アルコールは水分補給にはなりません!!
…、僕も気を付けます。


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  片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
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片岡亮太ニュースレター~時明かり~第35号


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0. はじめに

日頃より私、片岡亮太への暖かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。

政府による緊急事態宣言が解除され、
各地の学校施設が再開し始め、
商業施設も再開したことで、
徐々に日常が戻ってきていますね。

子供たちの学びの場や経済活動が動き出すことは、
社会にとって重要なことであると理解はしつつも、
有効な治療法が確立されていない以上、
ウィルスの脅威自体には何の変化もないのだよなと、
少々悲観的な気持ちになってしまっている僕です。

自粛期間中の様々な変化への対応に苦労してきた方が多いからこそ、
今まで通りの日々を待ちわびる気持ちが高まることは自然なことだと思います。
ただ、これからは、それぞれの意識と管理によって、
感染予防に努めなければいけないという意味では、
むしろ緊張感を高めないといけませんね。

僕たちのように音楽や表現に関わる仕事をしている身には、
舞台やライブなどの日常が戻るには、まだまだ時間がかかりそうです。

引き続き、今だからできることを積み重ね、
また生活の意地のため、各種給付金等の情報もチェックしながら、
芸術や文化の火を絶やさないための努力を続けます。

それぞれの立場で、もうしばらく頑張りましょう!


それでは時明かり第35号をお届けします。

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1.コラム「私の視点」
「遠くへ行きたい!」

最近遠出をしている夢をよく見ます。

遠方の温泉街や、海外と思しき場所で観光していたり演奏していたり…。。
外出の欲求が高まっているようです。

そんな夢を見た朝は決まって、
3月中旬ごろから一度も電車に乗っていないことが寂しくなります。

鉄道オタクでもない僕が、どうしてこんなにも電車に乗りたいのか。
今回はそのことについて書かせていただきます。

毎月、最低でも約千キロ、
舞台が立て込んでいる時期ならば、その2~3倍は電車に乗っている僕。

結婚して、プライベートはもちろん、仕事でも二人での共演の現場が増えたので、
妻の優子が一緒のことも多いですが、
それでも未だにほとんどが一人での移動です。


ただ、一人と言っても、
白杖と点字ブロック、音の情報だけを頼りに、
日本中を動き回っているわけではありません。

電車を利用する時、
隣にはいつも各地の駅員さんがいてくれます。

起点となる駅の改札で、目的地と、予定しているルートや時間を伝えれば、
誘導担当の駅員さんが、ホームへの移動や乗車のサポートをし、
乗換駅や到着駅にも連絡をしてくれるため、
道中全てのポイントで誘導してもらうことができます。

もちろん、出発駅、到着駅共に利用し慣れている場合や、
急いでいて誘導を頼んでいる時間がない時など、
(諸々の手配に最低でも10分、
混雑時などには長いと30分くらいかかることもあります)

一人で歩くこともありますが、
僕は初めての土地へ出かけることが多く、
時間通りに到着できないと、舞台に影響が出てしまうので、
ほとんどの場合誘導を依頼します。


そのため、最寄の三島駅はもちろん、
頻繁に立ち寄る駅では、顔見知りの職員の方が増えます。

そういう方たちには、自然と名前や活動について知ってもらえるので、
「片岡さん、今日はどこへ行くの?」
「最近会わなかったけど、元気でしたか?」
「今日はコンサート?いい舞台を!」
「この時間だときっと片岡さんだと思ったから、僕が行かせてもらいました。」
「長距離移動ですけど、飲み物買わなくて大丈夫ですか?」
「一本速い電車に間に合うから、走ろう!ちゃんと安全は確保します!」
「最終の時間までご苦労様。気を付けて帰って。風邪ひかないでね!」
など、親しくて暖かい声かけと、臨機応変な対応をしていただけることが度々。

そんな時はいつもありがたくて幸せな気持ちに満たされます。

最近では、いつの間にか退職されていてお目にかかれなくなっていた方と
SNSを通じて再会できて、思いがけない喜びを感じることも。

自動改札機が誕生し、券売機が多機能化するにつれ、
駅員さんと会話することなんて、
困った時とか、複雑な切符や定期券を購入する時、
あるいは苦情を言いたい時くらいになりがちな昨今。
頻繁に利用する駅の駅員さんの顔や声を記憶している人も
少ないのではないかと思います。

全盲で生きていると、数えきれない不自由や面倒が付きまといますが、
多くの駅員さんとの誘導を通じたご縁は、
僕にとって大きなギフトの一つです。

そんな僕の長年の夢は、
いつか鉄道会社の社員の方や関係者の前で、
演奏や講演をすること。

日々の誘導のおかげで、どんな活動が成り立っているのか、
直接見ていただき、感謝を伝えたいとずっと思っています。
(小さな声で)ぜひ!どなたかご縁をつないでください!

ところが最近、人員削減の波により、
これまでの、当たり前に誘導してもらえていた環境が
各地で揺らぎつつあるとのニュースが聞こえてくるようになりました。

都市部の駅を利用した車いすの方が、
「この時間帯には介助ができなくなります」
と表を渡されたとか、
無人化によって、誘導の手配が困難になった等…。

2011年のニューヨーク滞在中、地下鉄をよく使いましたが
駅員さんに誘導してもらった記憶はありません。
近くにいる人に声をかければ、誰もが当たり前に手を貸してくれたからです。

当時はそのことにすごく感動しましたが、
障害者単独での全国各地への移動を、
オフィシャルな対応で守れる仕組みが構築されていることだって
日本が世界に誇れる素晴らしいものの一つだと僕は考えています。

AIやロボットには決してできないこの仕組みの価値を、
僕たち利用者も提供してくださる鉄道会社の方々も改めて認識することで、
決して絶やしてはならないと強く思います。

駅員の皆さん、元気になさっているだろうか。

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2. 今月の一枚「私の視線」

近年海外に行った時には、その場所を象徴する建造物などのミニチュアのように、
触って形がわかるものや、楽器、そこで拾ったものなどを
思い出として連れて帰るようにしています。
その一部をご紹介。
時折触れては滞在した時のことや出会った人たちのことを思い出しています。
早くまた安心して渡航できる日が来ますように!

https://www.instagram.com/p/CAwUGNBBu_O/?igshid=121o2ttzil3t1

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3. 音楽のプレゼント!

Facebookを中心に、演奏動画を随時アップしています!
僕のソロ、山村優子のジャズ、Ajarriaと、かなり内容が充実してきました!
登録していない方でも視聴できますので、ぜひご覧ください。
各動画にはその楽曲にまつわるエピソードや演奏にかける思いも添えています。
併せてご一読ください。
Ajarriaのyoutubeチャンネルにも上げていきますので、
「速くこの演奏を生で聞きたい!」
そんな思いを熱くしながら聞いていただけると嬉しいです。

Ajarria「寛伽羅麗(かんからり)」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3657748660965217/?d=n

片岡亮太「大地」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3671803319559751/?d=n

山村優子「ジョー・ボート」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3697255373681212/?d=n

Ajarria「アマポーラ」(メキシカンポップス)
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3714459258627490/?d=n

片岡亮太「よいとまけ」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3724478994292183/?d=n

山村優子「サイクル・プラス」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3750208831719199/?d=n

Ajarria「パナケア」
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3762217680518314/?d=n

片岡亮太「名前のない鳥」(作詞、作曲山崎まさよし)
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3793025910770824/?d=n


Ajarriaのyoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/Ajarria

4. 執筆やインタビューのご依頼、いつでもお待ちしています!

演奏や講演の開催が困難な今、
僕にできる活動の一つは、
文字や音声、動画などを通して言葉を伝えていくことだと考えています。

表現者としての歩みを止めずにいるためにも、
執筆やインタビュー等のご依頼をいただけるとありがたいです。
ありがたいことに、最近「私の視点」のコラムを読んで、
原稿のご依頼をくださったり、
機関紙、学校だより、HP等に掲載したいとお申し出を頂くことが増えています。

また、感染症の心配がなくなった頃、
片岡亮太のコンサートや講演へのご依頼をご検討いただけますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。

その他、「こんな活動してみたらどうか」というご提案や、
普段はお応えし辛いご依頼もお応えできる時間がたっぷりありますので、
いつでもご一報ください。
よろしくお願いします。

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6月からは2月末以来、4ヶ月ぶりの学校での授業が再開です!
東京まで行くのか、オンラインでの実施になるのか、
まだ確定はしていませんが、
生徒たちにとって安心で楽しく学べる授業ができるよう、
知恵を絞って、尽力したいと思っています。


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  片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
 「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
 いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
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My touchable memories of visiting abroad.Hop...

片岡亮太ニュースレター~時明かり~第34号


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0. はじめに

日頃より私、片岡亮太への暖かなご支援、
ご声援を賜り誠にありがとうございます。

新年度が始まりましたが、
全国的な休校、多くの式典やイベントの中止が続いている今年は、
なんだか寂しい4月でしたね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

僕は演奏、講演はもちろん、学校での授業もできないので、
ひたすら在宅で作業中です。

中には、現在、普段よりもむしろ
激務になっているという方もおられると思います。

その忙しさや、一連の感染症への不安、出かけられないストレスなどによって、
心身ともに体調を崩してしまう方が出ないか、とても心配です。

音楽や言葉は、感染症を治療することも予防することもできませんが、
疲れた心を、一時休めることはできると僕は信じています。

そんな思いから、現在、
定期的に演奏の動画をSNSを中心に投稿しています。
詳しくは、メール下部、3.をご覧ください。
皆さんの心が、少しでも明るくなりますように。

それでは時明かり第34号をお届けします。

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1.コラム「私の視点」
「時は輝く!」

新型コロナウィルス感染症のように、
どうしようもないものによって、
日常を変化させられる時、
僕たちの心は苦しみ、混乱します。

それは、当たり前が揺らぐ痛みなのでしょう。

振り返ると、何度か同じような痛みを味わってきた僕。
外出できない生活での行動は、過去と同じでした。

今回は、その行動を通して見つけた希望について書かせていただきます。

3月初旬から、ほぼ活動停止状態になって以来、
時折、悔しさと今後への不安で何も手につかなくなります。
そんな瞬間に思い出すのは、2011年の春のこと。

ダスキン愛の輪基金の研修生として渡米し、
ニューヨークで暮らし始めて2か月。

1か月もすれば英語もわかるようになっているはず!と、
能天気に抱いていた甘い期待が砕け散り、
コロンビア大学の大学院で、
呼吸を忘れるほど集中していても全く英語が理解できず、
一年で何ができるのだろうと、
パニックを起こしだしていた頃に届いた、東日本大震災の知らせ。

翌年になれば、当たり前に帰れると思っていた日本が危機にさらされている。
僕の心のバランスは一気に崩れました。

早々に立ち上がった日本人の友人たちと共に、
被災地への募金のため、
チラシ配布やコンサートの企画をしていたある朝、
ベッドから起き上がれなくなりました。

何もしたくない、ニュースも聞きたくない。
余震や原発事故の影響のない場所にいるのだから動かなきゃだめだと思うのに
どうしようもありませんでした。

逃げるように、日本から持ってきていた、スガシカオさんのライブアルバムを
数時間聞き続けました。
大好きなメロディとリズム、躍動感あふれる演奏。
涙が止まりませんでした。

これが音楽のちからなんだと震えるほど実感し、
自分も何かしたいと思ったことが、
後の在米中はもちろん、現在に至るまでの多くの舞台に繋がっています。

あの日のことを思い出し、
外出できない時間を、音楽と共に過ごそうと、
ストリーミングのアプリを立ち上げた時、
「失明したころ、どんな曲を聞いていただろう」
ふとそんなことが気になって探してみました。

10歳の秋に失明し、
小学校にも行けず、
家で母や祖母に本を読んでもらったり、
音を頼りにゲームをしたりラジオを聞く毎日。

そんな生活の中で、真剣に音楽を聞くようになりました。
借りてきてもらったCDを、
カセットテープに録音しては、歌詞を覚え口ずさめるようになるまで聞き込む。

そうしていると、未来への不安や、
何も意味を持たなくなった視界の暗さからも解放されるようでした。

あれから25年が経った今聞き返すと、
ぐっと心をつかまれるほどに記憶がよみがえる曲のほとんどは、
ソールやゴスペルなどのブラック・ミュージック、
とりわけファンクの影響を強く受けたものばかり。

高校時代にそういうジャンルを意識して聞くようになるずっと前、
和太鼓にも出会う前から、
1960年代後半に、
アメリカの黒人たちが中心となって生み出した音楽が持つ
独特のうねりを持ったグルーブと旋律、
魂の叫びのような声や演奏が重なり合って生まれる
ダイナミックなサウンドに魅了されていた。

僕の音楽の真ん中にあるものを見つけた思いでした。

今の技術と知識で、
お客さんを巻き込んだ、
こういう曲を演奏できたらどれだけ楽しいだろう!

そう思ったらいてもたってもいられず、
撥を握り、
最高にファンキーな曲を流しながら、
汗だくになって太鼓を打っていました。

「人が集い、音が響き、時が輝く」
数年前から、僕はこの言葉を掲げて活動しています。

僕の音楽や思いを受け止めようと集まってくださる人がいて、
その人たちの体と心に、太鼓や声が響く。
そんな時間には光が宿ると信じているからです。

国や社会をよくしたくて政治家や起業家を目指す人がいるように、
僕も含め、表現に携わる人の多くもまた、利己的な喜びのためではなく、
文化、芸術への強い気持ちを持って活動しています。

今回、諸外国と比べると、日本ではそのことがあまり共有されていないことが、
休業に伴う支援の在り方の議論の中で露呈しました。
それは残念なことですが、負けていられないし、音楽への思いは揺らがない。

感染症の脅威が去った後、
和太鼓だからこその力強い響きと、
ファンクの底抜けに明るい乗りの良さを融合させた曲を引っ提げて
熱い舞台を作り上げられた瞬間の輝き。

まだ見ぬその日の眩しさは、僕にとって今を生き抜くための光です。

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2. 今月の一枚「私の視線」

小学5年、盲学校に転校した年に作った紙年度の竜。
弱視の頃熱中していたゲームのモンスターをイメージして作ったこの作品が、
立体物を作り上げるうえでの僕のピークでした(笑)。
その後は授業で何か作っても、自分でも何を作りたかったのか
途中でわからなくなるようなものばかり…。
この子は稽古部屋でずっと僕の歩みを見守り続けてくれています。
時々撫でてはノスタルジーに浸っています。

https://www.instagram.com/p/B_l64GTnzSY/?igshid=1cua78i66t1yc


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3. 音楽のプレゼント!

Facebookを中心に、下記のような動画を随時アップしています!
登録していない方でも視聴できますので、良かったらご覧ください。
Ajarriaのyoutubeチャンネルにも上げていきますので、
「速くこの演奏を生で聞きたい!」
そんな思いを熱くしながら聞いていただけると嬉しいです。

寛伽羅麗(かんからり)
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3657748660965217/?d=n

大地
https://www.facebook.com/100001903574007/posts/3671803319559751/?d=n

Ajarriaのyoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/Ajarria

4. 執筆やインタビューのご依頼、いつでもお待ちしています!

演奏や講演の開催が困難な今、
僕にできる活動の一つは、
文字や音声、動画などを通して言葉を伝えていくことだと考えています。

表現者としての歩みを止めずにいるためにも、
執筆やインタビュー等のご依頼をいただけるとありがたいです。
また、感染症の心配がなくなった頃、
片岡亮太のコンサートや講演へのご依頼をご検討いただけますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。

その他、「こんな活動してみたらどうか」というご提案や、
普段はお応えし辛いご依頼もお応えできる時間がたっぷりありますので、
いつでもご一報ください。
よろしくお願いします。

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人と人との触れ合いを通して心が温かくなることさえも
今回のウィルスは奪っていきますが、
IT機器などを駆使すればいくらでも僕たちはつながっていける!

体は最大限自宅に、心は思い切り外に開いて、頑張りましょう!

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  片岡亮太(和太鼓奏者/パーカッショニスト/社会福祉士)
 「人が集い、音が響き、時が輝く」
☆演奏、講演、指導(グループでも個人でも可)、執筆等、ご連絡は以下から☆
 いつでもお待ちしています。
Mail: r_taiko_fukumimi@yahoo.co.jp
Blog(Japanese): http://ameblo.jp/funky-ryota-groove/
twitter: http://twitter.com/funky_ryota
Facebook: http://www.facebook.com/#!/ryota.kataoka.566
youtube channel: https://www.youtube.com/user/Ajarria

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