札幌市中央区、北海道大学植物園近く桑園エリアにある手打ちそば屋。
1987年創業とのことで今年で34年営業されているお店。
2000年頃この桑園エリアに住んでいたので
当時利用していた飲食店を回想してみる。
※超ローカルネタなので興味がない方は完全スルーしてください。
「飛騨の家 (そば)」「入福分店 (そば)」「味の三松 (定食)」「味の熊平 (ラーメン)」
「たからや (町中華)」「15丁目 (スパゲティ)」「手打ちそばはぐい (そば)」「味の大吉 (定食屋)」など
美味しくて個性的な個人飲食店が結構多かった。
ただ現在も継続して営業されているのは「15丁目」と「はぐい」のみ。
特に「味の大吉」には良く行っていたのだが
なぜか隣にあった「はぐい 」は、やたらと太いそばだったぐらいしか記憶が残っていない…
それから20年も過ぎたこの日、近所で所用があったので寄ってみた。
入店は平日13時半過ぎ。
昼のピークも終わり、しかも小雨模様という事もあり店内はノーゲスト。
厨房内では親父さんが黙々と仕込をされている。
カウンターにはお水はセルフサービスと書かれているので早速自分で用意しようとすると
わざわざ厨房から出てきて水を提供してくれた。
メニュー確認し少し気温が低いだったので温かいおそばをオーダー。
・かしわそば ¥770
予想したより大きめの鶏肉がごろごろ。
石狩花川の「大滝」ほどではないが大きなお肉が数個入っている。
おつゆはかなりお出汁が効いていてかえしはまろやか。
良い意味で想像を裏切る上品な味わい。
おそばはいかにも手打ちの不揃いなカッティング。
ビシっとコシがあるのだが決してバキバキとした食感だけではなくしなやかさもある。
蕎麦粉は「三剣製粉所」と暖簾に書かれている。
アノ冷やしだましの「そば処 緑寿庵」も暖簾に「三剣製粉所」と書かれている。
この力強いおそばと穏やかなかけつゆは予想を上回るバランスの良さで
さりげなくもトータルバランスの良さを感じさせる美味しいおそばだった。
かって、この「はぐい」のそばに薄い印象しか残っていなかった理由は
当時はほぼ更科か八雲のごまそばしか食べてなかったので
田舎そば自体に免疫がなく恐らく違和感があったのだろう。。。
今回美味しいおそばだったということに気づけたので次は是非冷たいおそばも食べてみよう。
手打ちそば はぐい
札幌市中央区北4条西11丁目 011-251-0540
11:00~20:00 日曜定休