葬儀業界の繁忙期「冬」
葬儀業界の繁忙期は、昔から業界内で「冬の時期」と言われております。
今まで所属した葬儀社の多くが、毎年11月〜3月末の頃までは、通常の季節よりお葬式の件数が1.2倍程度増えていたと記憶をしております。
大手葬儀社「公益社」に所属していた頃、「一つの施設で月に100件もの葬儀」を行っていた葬儀会館に所属をしておりました。
その影響もあり、私自身出勤時には必ず「お通夜かお葬式」の担当を行っておりました。
毎日お葬式の担当を行っており、それ以外の葬儀に関する業務を行うことは、この冬の時期はほとんどありませんでした。
夏より冬の方が「危険」と言われている
ニッセイの研究所の報告では「夏より冬の季節に死亡率が高くなる」というデータがあります。
※下記リンク参照
また血圧の変化が高い季節も「冬」であるため、体調を崩しそのまま亡くなってしまう方も多い季節です。
亡くなる方が増えるということは「お葬式の件数も増えます」
特に人口の多い東京や横浜などの大都市は、お葬式を行うのに必要な火葬の予約が「4日〜10日待ち」も珍しくありません。
この季節は葬儀社をはじめ、葬儀関係者、取引先に葬儀社が多い企業などは、特にバタバタされている印象です。
毎年右肩で増え続ける日本の死亡者数ですが、最後のお見送りの場「お葬式」を支える葬儀社の役割は今後も重要です。