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息子たちは元DWE愛用者、卒業者です。

SGA性低身長の息子を持つ母です。

息子たちの得意を更に伸ばしたいという思いで、現在、平均収入内で子供2人をインターに通わせながらも、娯楽も妥協しない、我慢生活は決してしたくない我が家は果たして無謀なのか?ぜひ応援してください!

育児奮闘中、英語に興味がある方、教育熱心な方、インターに興味がある方も、いけ好かない方も、あなたのイメージを一新したいです。

プロフィールもお読みいただけると幸いです。

前回のブログで、我が家の習い事事情についてお話ししました。

読んでくださった方、ありがとうございますデレデレ

 

その中で、インターに通う息子たちは、学研教室では1学年下げたレベルの国語の学習をさせてもらっているが、算数は世界共通なので同級生と同じレベルで学習できていると書きました。

 

ということで、以前に算数障害があるとお話ししたSGA性低身長の長男は、同級生レベルに追いついたのか?

という疑問に対して、長男の算数障害の過去と、現状と、バイリンガル教育が彼に与える影響をお話したいと思います。

長くなりそうなので、今日は、長男が低学年の時のことをお話をします。

 

SGA性低身長の長男は算数障害があることを以前お話ししました。

(詳しくは↓)

小学校入学前の長男は、1+1が理解できない致命的な状況でした。

算数障害ってその子によって様々で、以下は算数障害の一般的な例です。

  • 簡単な計算問題が解けない
  • 九九が覚えられない
  • 図形が理解できない
  • 文章問題で何を問われているのか分からない
  • 自分で計算式を立てられない
  • 数の大小が分からない

我が家の長男は、この中のどれにもしっくり当てはまらない。

強いて言えば、図形が理解できない。文章問題で問われていることが分からない。

でしょうか。

 

長男の算数障害は、頭の中で数をイメージすることが困難なようで、足したり引いたり、そこにまた足したり、、、と複雑化すると一気に分からなくなるようです。

しかしながら、「暗記」、という点においては、かなり優れていました。

 

小学校でおなじみの算数セット。

長男が通っていた小学校も使っていましたが、

一桁の足し算引き算掛け算割り算をフラッシュカードで丸暗記する宿題。

懐かしいですね~。

意外なことに、我が家の長男はフラッシュカードは特に苦労しませんでした。

 

彼は、フラッシュカードを機械的に丸暗記することは全く問題なくできたのですが、要は、2+3=5というのを、当時の彼はまるで一文のように丸暗記していたのです。

 

つまり、小学1年生の時の彼の頭の中では、2+3=5と、5-3=2、5-2=3が相関関係にあることは理解できませんでした。

A君があめ玉が2個、B君があめ玉3個持っていました、A君とB君のあめ玉を合わせると全部で何個ですか?と聞かれると、イメージできませんでした。

小学2年生の彼の頭の中では、2×3=6と、6÷2=3の相関関係が理解できませんでした。

 

そして、距離の計算、重さの計算、そういうイメージ系は全然理解できない。

特に絶望的だったのは、時計の計算です。

時計は60で繰り上がるので、これが彼を大混乱させました。

今、9時50分です。20分後にバスが来ます。バスが来る時刻は何時何分ですか?

今、9時50分です。20分前にバスに乗りました。バスに乗った時刻は何時何分でしたか?

午前○時、午後○時。

午前、午後、もしっかり書かないといけないと、彼の頭は大混乱で途方に暮れます。

 

彼の頭の中は、もう、ぐっちゃぐちゃにこんがらがって入り乱れた状態。

算数セットに入っている時計を使って、何度も何度も教えました。

そのうち、なんでこんな単純なことも分からないんだ?と、親がイライラしてきます。

長男に怒ってはいけないことは分かっていても、イライラが限界で、夫婦共々、たくさん失敗して、長男はたくさん涙を流しました。

自分が子供の頃、小学校の文章問題や時計の問題で苦労した経験が一切なく、理解できない理由が全くわからない。

しかし、長男が理解できないことに理由はない。

算数障害が邪魔をしていることも、私たちの頭では分かっています。

でも、どんなふうに説明しても理解できない長男に、夫婦共々、我慢の限界、絶望的でした。

親として、諦めたくないし諦められない。

でも、本当に、何も施しようがない。

長男にとっては怒られる理由はないことなのに、たくさん怒ってしまいました。

ほんとうに申し訳ない思い出です。

本当は、今でも思い出したくない、消してしまいたい思い出です。

今、過去に戻ったら、怒らずに接することができるだろうか?

多分無理だろうな、、、と思います、、、

 

一方の次男は、親のサポートは全く必要なく、次男の勉強はほったらかしでした。

兄弟で、こんなにも違うのか!?

と切なくなってしまいます。

 

次回は、長男の算数障害の現状をお話しします。