A350 たぬきち!

 

 

東京都「基本的対策徹底期間における対応」

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帰省や旅行など、都道府県をまたぐ移動は、「三つの密」の回避を含め、
基本的な感染防止策を徹底するよう協力を依頼

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2020年、GoToトラベル実施の期間はまだなんか怪しい気がして都外には

出なかったのですが、ようやくワクチンも打ち、東京都も「気をつければ、いいんじゃない」

という感じになりました。

 

直近で東京都の外に出たのが2020年の2月ですので、実に1年10か月ぶり。

 

といっても、私は旅行先の街や人の雰囲気の違いを見るのが好きなので、

ほぼ全ての人がマスクをしている今の時期は困ったものです。

初めての街に行くのは、ちょっともったいない・・・。

 

ということで、3年前に行ったので、まだ記憶が残っている福岡に行ってみることに

しました。

 

 

久しぶりの羽田空港。

 

かなり人が多くて前とそんなに変わらないように思いましたけれど、定食屋さんが11時からの

営業になっていて驚きます。全てが元に戻ったわけではないのですね。

 

また、保安検査でひっかかる人がいない。

前はあちこでひっかかっている人がいたものですが、まだ今の時期は飛行機乗るのが

初めてとか、記憶にないくらい昔、という人が少ないのかもしれません。

 

 

富士山の近くを飛んでました。

 

途中、別の航空機とすれ違ったとき、あまりの速さにびっくり。

まさに「バビューン!」という感じ(!?)

まあ、相対速度で2倍にはなっているのですが、それにしても凄まじい速さ。

乗っていると、ゆっくり飛んでいるような気がしますけど・・・。

 

 

注意です。

 

今、手でプシュプシュする消毒スプレーを持ち歩いている人もいるかと思いますが、

飛行中に漏れるおそれがありますね。

私のスプレーは行きも帰りもちょっと漏れていました。(ビニール袋に入れてたので問題なし)

たぶん、上空で機内の気圧が下がったときに、スプレー内の空気が液を押したのでは

ないかと思いますが・・・。

 

また、「酸素マスクが下りてきた際は、ご自分のマスクを外してから口に当ててください」

というアナウンスがあります。

これも同じ理屈で、機内が減圧したとき、酸素マスクと顔が密着していないと、

酸素がどんどん外に出ていってしまうと思われます。ご注意を。

 

 

機内のドリンクサービスで桃とブドウのミックスジュースを頼んだところ、CAさんから

「桃のアレルギーはございませんか?」と声をかけられて。

 

女性がCAさんに憧れる気持ちはわかるような気がします。

たぶん、子供の頃、家族で飛行機に乗ったときに見るCAさんは、綺麗でかっこよくて、

やさしいお姉さんなんでしょうね。

 

 

 

福岡空港到着です。

 

 

前も思いましたが、福岡は女性が綺麗。

 

地下鉄で博多駅までいく途中、向かいの席にたぶん私と同じくらいの年齢(40歳半ば)と

思われる女性が座ってました。

マスクがもったいないのですが目元が涼し気で、MA-1みたいなジャケットもしっくりきていて

おしゃれです。

ただ、図書館のラベルが貼ってある「盗撮をやめられない男たち」という本を真剣に

読んでいらして驚愕。

 

KITTE博多のShinShinラーメンさんへ。

私、このラーメン好きですね。東京に来てくれないかなあ、と思うのですが・・・。

 

 

ホテルにチェックイン後、ちょっと散歩。冬はすぐに暗くなってしまいます。

それに結構寒い。

 

 

帰り道、ごまさば屋さんへ。

食べたことなかったのですが、西の方って鯖を生で食べるようですね。

昔、徳島に行ったときにも鯖の刺身があって驚きました。

文化の違いなのか、鯖の違いなのか、鮮度の違いなのか、よくわかりませんが・・・。

 

鯵とも食感が違って、おいしいです。青魚をもりもり食べられるのはいいですね。

 

 

JAL系のちょっといいホテルに泊まりましたが(それでも今は安い)、アメニティがかわいい。

女の人がなんでも「かーわいいー!」という気持ちがちょっとわかります。

 

 

一橋さん、今、福岡なんですね。

 

 

クィーンという巨大な(?)ベッドは初めてで、寝心地はいいし、部屋は静かだし、

kindle読んでいるうちに、眠ってしまう・・・。

 

 

人によって違いますが、私は部屋を片付けてからチェックアウトするタイプです。

ただ、以前になんかの記事で見たのですが、片付ければいいというわけでもないそうで、

「使ったものと使ってないものが、区別しやすい状態」がいいそうな。

 

 

 

朝食は、福岡発祥らしく名前は聞いたことあるけど、店舗は見たことがないファミレスへ。

 

・・・お店の人が、ロン毛のお兄ちゃんで驚く。

別に私、全然気にしませんが、文化の違いかもしれません。

 

24時間営業なので、オールなのか仕事帰りなのかわかりませんが、陽キャ(!)の

若者がワイワイしています。

生まれ変わったら、こんな人生もいいな、と思ったり()

 

大宰府に来ました。

 

お参りしてから、九州国立博物館へ。

 

国立博物館は東京も京都もいったことがありますが、九州は国立にしては質素だなあと

思いきや・・・

 

エスカレーターの入口でした。ずっと上まで登っていきます。

 

到着。

ですよね!こっちが博物館ですね。

 

特別展はやってなかったので常設展のみ見ましたが、展示品の状態が良いし、

規模も大きすぎず小さすぎず、とても落ち着いた素敵な空間でした。

 

東京と京都はあまり地方には触れずに"日本"という普遍的な捉え方をしているような

雰囲気ですが、こちらは九州に寄せている感じです。

立地的にもイメージがしやすくていい感じでした。

 

 

さて。

西鉄二日市駅まで歩いてみます。

 

庭にみかんが植えてあるお宅がときどきありますね。

やたら若い女のコが歩いていると思ったら、学園通りという名前だったり。

 

耳鼻科の看板!?

 

しかし、マスクを外したい! 外せませんけど!!

 

空気って、場所によって温度が違ったり、においが違ったりしてあたりまえなんです。

どこに行っても、吸い込む空気があんまり変わらないなんて、ホントはありえないんです。

 

一体、いつまで続くのでしょうか・・・

 

 

西鉄二日市駅到着。

 

恒例ですが、スーパーマーケットに入ってみます。

 

・葱は、青葱がメイン。

・ヒラタケが東京の半額で驚いたが、産地が福岡と書いてあって納得。

・キツネカレイ、メッキという魚はなんだろう?

・鶏のたたきが普通に売ってる。

・東京ではたまにしか買えないうまかっちゃんが普通に売ってる。

 

いろいろ違っていて、おもしろいです。

あんまり人には理解されない楽しみですけど・・・。

 

 

また、「旅行中は、他人に優しくなる」という謎の(?)現象が起きていて、

自分のことなのに懐かしくなりました。

 

義理とか義務とか愛想とかではなく、なぜか自然とやさしくなる。

なんなんでしょうね、これ。

 

 

天神まで帰る途中、ホームで電車を待ってるとき、近くで女子高生たちが

しゃべっていました。

福岡って、方言というかイントネーションの違いを感じたことはないのですが、

「・・・したけん」

っていうのが聞けて、うれしかったりします。

 

帰りはB767

 

 

保安検査場前で、スターフライヤーで東京に帰るらしい娘さん(大学生くらいか?)を

ご両親が見送りに来ている光景。

 

お母さんと娘さんが並んでいるのを、お父さんが写真撮っていたのですが、

娘さんがお母さんの方にぐっと体を曲げてお茶目なポーズをとっていて。

 

ゲートの手前で、もう一度、手を振っていて。

 

私は子供のころから家庭が嫌いだったので、ああ、こんな世界もあるのだなあと、

しみじみしてしまったり。

 

・・・

・・・

 

 

 

羽田に着陸。

暗くて写らなかったのですが「Tokyo International Aiport」の、nationalの「i」が

消えていたような・・・。気のせいか?

 

 

帰りの高速バスが渋滞で、「飛んでるよりも、よっぽど時間がかかる」状態。

 

福岡も肌寒かったのに、バスを降りたらとてつもなく寒い!

(福岡の最低気温が、東京多摩地区の最高気温だったらしい)

 

 

久しぶりでちょっと不安はあったのですが、いい旅行でした。

 

福岡、また行きたいですね。

今度は海の方もいいかもしれません。

 

オミクロン株が早く落ち着いてくれますように。