【東京都】

・感染拡大特別警報

・酒を提供する都内の飲食店等は、営業時間を短縮して。

・ただ、完全に営業をやめてもらうことは、現実的な選択肢ではない。

など

 

 

【沖縄県】

・県独自の緊急事態宣言

・県民は、不要不急の外出自粛を。

・県外からの訪問者は、慎重な判断を。

など

 

 

前から何度も書いていますが、私としては「自分が住んでいる、または自分が行こうとしている

地方自治体の言ってることに従ったほうがいい」という考え方です。

それより前に、家族や勤務している会社の方針もありますが。


なので、東京都は東京都でぶれてるじゃんと思いつつも(都営地下鉄で空港行くと安くなる

キャンペーンなど)、日々、おとなしく過ごしております。

 

 

 

ただ、もう国も地方自治体も出せる手がないのだと思います。

 

東京都が「感染拡大防止のステッカーを掲示している店を利用するように」と言ったところで

そもそも、そのステッカー取得のために審査員が店に来るわけではない。

 

沖縄県もゴールデンウィークのときのように、「今は来ないで」とも言えない。

 

国は緊急事態宣言を出せ!という声がありますが、現実的ではないでしょう。

 

「はい、みなさん!お酒を出す店は営業禁止。外出はできるだけ控えて。

 旅行なんてもってのほか!あ、この状態ずっと継続ね」

 

なんて簡単に言えればいいのですが、やれたらやってるよ、という話です。

 

アメリカのように、十万人以上亡くなっているのに夏のビーチは人で一杯、

という国もありますし・・・

 

 

 

このままでは感染拡大が止まらないから、行動制限しよう。

ただ補償するお金もないから、それで仕事がなくなった人はあきらめて。

 

とは言えない。

 

 

このままでは経済がもたないから、いつも通りに行動しよう。

それで感染した人はあきらめて。

 

とも言えない。

 

 

検査を増やせば増やすほど新規感染者数は増加するでしょうが、

全ての人が入院できるほどの病院の余裕はない。ホテルも足りない。

 

 

結局、各自、マスク付けて手をよく洗って、リスクの高いことは避けながらもそれなりに

行動して、もし感染していることがわかったら自宅療養して(監視されているわけではないが)、それで悪化した人だけ入院して・・・

 

そんな方法しかないのではないかと思いますが、結局、政府の言ってるとおりですね。

 

たとえ開発中のワクチンや薬が万能であったとしても、一般的に普及するまで

行動制限を続ける余裕なんてないでしょう。

 

 

・・・

・・・
 

 

メディアの政府批判は多いですが、現在のようなのらりくらりとしたやり方は、ある意味、

有効なのではないかと思っています。

 

どちらかを優先させるということは、どちらかに「あきらめて」と言ってることと同義ですから。

 

 

いつもの流れなら、国会が開かれていないとは言え、野党から政府批判が山のように

出ているでしょうが、なぜか報道ではそれほどではなく、党の合流の話の方が多いようです。

 

某大サイトのニュースページで、野党の政府批判記事が見つからないなんて逆に珍しい。

与野党問わず、もう手がないのではないかと思います。

 

 

結局、各自、マスク付けて手をよく洗って、リスクの高いことは避けながらもそれなりに

行動して・・・というところに戻ってくるのですね。

 

それに尽きると思います。