いつも東京駅に行くときは地下を通るので、正面を見るのは久しぶり。

 

 

「各都道府県の博物館にいってみよう計画」17箇所目、今回は埼玉です。

 

関東一都六県で埼玉だけ残っていたのですが、鉄道博物館で「食堂車の物語」、

県立歴史と民族の博物館で「縄文時代のたべもの事情」と、おもしろそうな企画を

同時にやっていたので行ってみることにしました。

 

東京に住んでいる人間が埼玉に行くのが旅行?

という感じもありますが、移動距離に関係なく、いつもと違う雰囲気を感じられれば

それは旅行だと思うのです。

 

上野東京ラインで大宮まで向かいます。

 

大宮到着。情報量多めの駅前

 

新幹線に乗ると大宮を通りますが、降りたのは初めてです。

 

鉄道博物館までニューシャトルに乗りました。

「モノレールなのかな?」と思いながら乗ったところ、乗り心地が全然違う。

 

なんだなんだ、これは?と、降りた後で見てみると、ゴムタイヤなんですね。

 

 

鉄道博物館

 

なんというか、「やさしい世界」

 

たぶんこれは、作った人達がすごく楽しかったのではないかと思います。

絶対に、作りたいものを作る!というような力で、空間そのものが満たされているような。

 

ちいさい子を連れたお父さん、お母さんが多かったのですが、

蒸気機関車の転車台回転実演で、汽笛を鳴らした後に拍手しているのを

見ていたら、なんか目頭が急に熱くなって我ながら驚きました。

 

企画展「食堂車の物語」を見にいきます。

 

私、食堂車を利用したことがありません。

子供のころはまだ食堂車があって、お昼ごろでしたか、「食堂車のご用意ができました」

というような車内アナウンスが流れていた記憶があります。

 

そのうち食堂車自体が無くなってしまったようなのですが、吉田健一氏の

エッセイを読んでいると、食堂車でひたすら食べてひたすら飲んでいる風景が

よく出てきて、垂涎というか・・・。

 

 

ああ、いい時代だったのかもしれません。

展示された食堂車案内チラシを見ていると、しみじみ思います。

なにがいいか悪いか、というのは簡単ではありませんが・・・。

 

館内に4時間くらい、いたでしょうか。

私のような、鉄道に特に興味がない人間でも、十分楽しめます。

ていねいに、ていねいに作られた、いいところです。

 

 

すずらん通り商店街

 

大宮駅前、ごちょごちょした楽しい感じ。

 

昼時は行列ができるらしい有名店にラーメンを食べに行きました。

15時半くらいの中途半端な時間だったので、空いていてよかったです。

 

 

ホテルにチェックイン。

フロントの女のコがとても丁寧です。

 

価格を抑えたホテルで、ちょっと1000円カットの床屋さんのようなシステマチックな

雰囲気もあるのですが、値段を考えたら十分です。

 

いつものデパ地下贅沢。

 

テレビの天気予報では、雪が降るとかなんとかしきりに言ってます。

大丈夫だろうか・・。