10/17(土) J1第29節 [H]新潟-浦和[A] (ビッグスワン) | サカブロ

10/17(土) J1第29節 [H]新潟-浦和[A] (ビッグスワン)

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しっかりと集中して、全員がハードワークできた試合だと思います。
特に、勝利に対する執着心が素晴らしく、この試合にかける選手達の強い想いを感じました。
残り5試合は、今節の自分達にできた事・自分達がこれからすべき事に全力で取り組むだけです。
目先の事にとらわれるのではなく、目の前の試合に確実に勝利する事こそが全てです。
それを続けた対価として、最後の最後に結果がついてくるのだと思います。
勝利の為に、チーム一丸で全力で臨んで行かなければなりません。

◆スタメン◆
山岸・堀之内・坪井・闘莉王・細貝・啓太・阿部・ポンテ・元気・達也・エジミウソン
◆ベンチ◆
大谷・平川・濱田・梅崎・直輝・宇賀神・高原
◆交代◆
前半28分・・・啓太→直輝
後半34分・・・堀之内→平川
後半39分・・・達也→高原
◆結果◆
0-1で勝ち

イエローカード累積枚数(☆は今回の試合でカードを貰った選手)
4枚・・・☆エジミウソン(次節出場停止)
3枚・・・原口、☆ポンテ、細貝、☆阿部
2枚・・・西澤、☆達也
1枚・・・高原、セルヒオ、高橋、都築、直輝、梅崎、闘莉王、坪井


~阿部~
中盤の底でのプレーは本当に素晴らしかったと思います。
この試合で良い意味で一番目立っていたのは、間違いなく阿部でした。
非常に高い集中力と鋭い判断で、中盤を完全に制していました。


~堀之内~
チーム事情で不慣れなポジションを任されたものの、求めている仕事をしっかりとこなせていました。
足りない部分も感じましたが、"~が駄目"というよりは"ここが良くなれば"というポジティブな不足でした。
今後のポジション争いがどうなるかはわかりませんが、SBとして初先発と考えると非常に質が高かったです。


~コンビネーションサッカー~
どんなサッカーをやるにしても、一番最初に必要な基盤が選手間のコンビネーションです。
これは、"個の力で全てを解決するのではなく、チームの勝利の為に助け合う"プレーのことです。
"孤立させて失敗の原因を作らせない為・成功の要因を作る為"に、コンビネーションが必要なのです。
選手と選手が常に線でリンクされてる状態が切れてしまうと、コンビネーションは発揮できません。
これは戦術レベル以前の部分というか、サッカーの持つ本質的な部分と言えます。

コンビネーションサッカーはとてもシンプルです。
"ポゼッション時は味方に複数の選択肢を与えること"
"相手ポゼッション時は味方に絞られた選択肢を与えること"
これこそがフィンケの言うコンビネーションサッカーの元となる部分です。
早い話が、線を作り続ける事・線を消し続ける事を90分間求められます。

悪い時のレッズは集中してゲームに入れずに、早い時間に失点します。
こうなると得点に意識が傾きすぎて、線を作る・線を消すがさらに疎かになります。
そう考えると、新潟戦の後半は線を消し続ける作業がしっかりできていたと思います。
全体の守備のバランスが非常に素晴らしく、新潟の選手はほとんど仕事が出来ませんでした。
大切なのは、これに"より多くの線を作る作業"を加えていくことと、これを続けることです。

vsアルビレックス新潟 試合後フィンケ監督 (浦和公式)