学校のタブレットを使って授業中や休み時間に残酷なゲームをやっていた子どもたち! | 元中学校教師が教える学校のウラ話

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公立の中学校で25年間、勤務していた私が「クラス替えの仕方」「修学旅行」「部活」「未納」「モンスターペアレント」「学級崩壊」「いじめ」「不登校」「人事異動」など、今まで話すことができなかった、学校のウラ話をお伝えしていきます。

学校でゲームをやるのはあり?なし?



1.特別支援教育コーディネーターとして
2.特別支援学級の公開研修へ!
3.100台のタブレットが納入
4.タブレットのメリットとデメリットは?
5.子どもが集中できる学習アプリを教えて!
6.あの子はタブレットを渡さないと暴れるんです!
7.授業中にタブレットでマインクラフト(ゲーム)をさせている
8.学校でマインクラフトなどのゲームをやらせていいの?
9.その子が学校でやっていたゲームはマイクラと
10.残酷なゲームも学校でやっていた!



1.特別支援教育コーディネーターとして

今から数年前。

教員生活、最後の年の事です。

最後の学校では、生徒指導主事と特別支援教育コーディネーターを兼務していました。

後で知った話ですが、生徒指導主事や特別支援教育コーディネーターなどを行うと、授業数を減らしてもらったり、担任を免除してもらったりしている学校がほとんどのようです。

ただ、私はだまされていたのか、授業数を減らしてもらったり、担任を免除してもらったことはありませんでした。

話を元に戻します。

生徒指導主事や特別支援教育コーディネーターは、学校内の事だけでなく、学校外の活動に参加することも多くあります。

これは、特別支援教育コーディネーターとして、ある学校の公開研修に参加したときの話です。


2.特別支援学級の公開研修へ!

市内のある学校で特別支援学級の公開研修がありました。

私は何か新しい技術や声のかけ方など、参考になることを見つけにその研修に参加させていただきました。

公開授業と事後研修では、特に新しい内容や考え方などの発表はありませんでしたが、それでも特別支援学級の先生の話しや、子どもたちの対応を見ることができてとても満足でした。

ただ、授業を見ていて一人だけ気になる男の子がいました。授業の後半にダダをこねていたからです。

「タブレットを貸して!」
「○○やるの!」

○○の部分が聞き取れなかったのですが、タブレットで何かをしたかったようです。


3.100台のタブレットが納入

全国的にみて、ここ10年ほどで様々な学校にタブレットや電子黒板が導入されている事でしょう。

私も電子黒板やタブレットを使った授業を行ったことが何度もあります。

公立の学校であったため、全校生徒の人数分のタブレットがあるわけではありません。

私のいた学校は大規模校だったため、数年前に100台のタブレットが学校に納入されました。

内訳は、クラス用80台(40人×2クラス)+教員用5台+特別支援学級用15台の合計100台です。


4.タブレットのメリットとデメリットは?

使用したい先生は、パソコンで予約を入れます。

急遽、必要になった場合は、予約をしている先生と直接交渉です。

ただ、タブレットの問題点もありました。

それは、子どもたちの方がタブレットになれているために、勝手にアプリを入れたりして遊んでしまうことです。

88や98の時代からパソコンをやっている私のようなおたくは、生徒にもタブレットの知識では負けません。

しかし、タブレットなどの電子機器に詳しくない先生は、生徒の知識や嘘にだまされてしまうことが多くあります。

実際、その学校でもタブレットに関するトラブルが何回かありました。


5.子どもが集中できる学習アプリを教えて!

「タブレットを貸して!」
「○○やるの!」

私はこう言った子どものことが少し気になったので、事後研修で担任の先生にこのような質問をしてみました。

「授業の後半にタブレットをしたいと言っていた子について教えて下さい。」

すると、担任の先生はこうおっしゃいます。

「集中力が続かないお子さんです。」
「タブレットなどで、視覚情報を増やして集中を継続させています。」
「ゲームが大好きなお子さんなので、タブレットを渡すと静かに集中します。」

私は、その子が学校でどのようなアプリを使っているのか興味を持ちました。

子どもが学習に集中できるようなアプリで、現場の先生おすすめのアプリを知りたかったからです。

そこで、私は担任の先生にこのように質問しました。

「その子が使っているアプリを教えて下さい!」


6.あの子はタブレットを渡さないと暴れるんです!

私は純粋におすすめの学習アプリを知りたかっただけなのですが、担任の先生は後ろめたいことがあったのか、その場でこのように話し始めました。

「あの子は授業に集中できないんです!」
「だから、最低限の問題が終わったらタブレットを渡しています。」
「タブレットを渡さないと暴れたりすることもあります。」
「周りの子にも迷惑がかかるので、タブレットを渡しています。」
「もちろん、親の許可をもらっています。」

この先生の話を聞いた私は、このように感じました。

『何を言ってるの?』
『おすすめのアプリを教えてよ!』

私は何も考えずもう一度、同じ質問をしてしまいました。

「その子が使っているアプリを教えて下さい!」


7.授業中にタブレットでマインクラフト(ゲーム)をさせている

後で振り返ると、担任の先生が最も聞いてほしくない質問だったようです。

確かに、今も思い出すと周りの先生たちはこのようなことを思っている顔をしていました。

『それ聞いちゃう?』
『担任は言いたくないから、ああやって話したのに!』
『多分、ゲームとかやらして静かにさせてるんでしょ!』

少しの沈黙の後、担任の先生はこのように答えてくれました。

「マインクラフトです。」
「あれは、想像力を高めるゲームです。」
「ブロックを積み上げて、建物などをつくったりするのです。」
「とっても良いゲームですよ!」

このときはじめて、私は担任の先生を追い詰める質問をしていたことに気づきました。


8.学校でマインクラフトなどのゲームをやらせていいの?

マインクラフト。

もちろん私も知っています。

マインクラフトが発売した初期に、私のクラスのゲームマニアの子に教えてもらって、PC版を購入したからです。

私も私の子どもも一緒にはまったゲームです。

『学校でマインクラフトなどのゲームをやらせる?』
『それって良いのかな?』

古い人間の私は、このように思ってしまいました。

ただ、学校それぞれで事情も違いますし、先生方が考え方もあるでしょう。

私はそのことについて、それ以上、質問するのをやめました。


9.その子が学校でやっていたゲームはマイクラと

研修が終わった後、偶然、廊下でその子を見つけました。

タブレットで何かやっています。

「何をやってるの?」

私がこう聞くと、その子は笑顔でこう答えました。

「今は、マイクラをやってると!」
「後、ハッピー○○ズもやるよ!」


10.残酷なゲームも学校でやっていた!

ハッピー○○ズというアプリを知らなかった私は、自分の学校に戻って、すぐにそのアプリについて調べました。

面白いのならばやってみようと思ったからです。

ただ、そのアプリは私が思っていたのとは全く違うものでした。

内容は車椅子の主人公?が難関?をクリアしていくゲームです。

ただ、自分の子どもやクラスの子どもには、絶対にやらせたくない、見せたくないゲームです。

私は公開研修を行った学校にすぐに電話をさせていただきました。

タブレットなどの電子機器は、上手に使うことで理解を促進したり、業務を簡略化できるともて良い物だと思っています。

ただ、使い方を間違えると、とても危険なアイテムであることも再認識した出来事でした。

 

 

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