パラダイスコーヴの海岸へ... | ふみプレイス

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Welcome aboard. This place is new my life.

朝起きて、簡単に朝食を済ませ、ファミリーが揃ってお出掛けの目的地は、パラダイスコーヴの海岸です。

それは、コオリナに滞在する旅行では、これまでにも必ず一度は訪れていた場所でした。

オアフ島に来て、ウミガメに出会える海岸として有名なのは、ノースハレイワビーチですが、わざわざそこまで行かなくても、この海域には沢山のウミガメハワイアン・モンクシールが住み着いているので、その遭遇率も高く、海水の透明度も高い美しい海岸です。

 

マリオット・コオリナからビーチロードを歩いて、第1ラグーンフォーシーズンズ・ホテル前まで来ました。

 

フォーシーズンズ・ホテルのメインエントランスから、自動車道の交差点に向かって更に先へ進みます。

 

この交差点を渡った向かい側が、コオリナステーション・ショッピングモールです。

そこには帰りに立ち寄る事にして、今はとにかくパラダイスの海を目指しますよ。

 

綺麗な形を残したままのプルメリアの花を拾ったので、うちのハニーのキャップに刺し付けてあげたところを、息子がちゃっかり写真撮影しておりました。

ま、ね。 ハワイに来たんだから、これくらいはレギュラーサービスのうちですよ。

 

コオリナリゾートエリア内では、一般自動車道も美しい風景が続きます。

その歩道を歩く道すがらも、とても清々しい気持ちになれる場所です。


大らかに生い茂る南国の樹木の下を歩くのは、とても癒されるリラックスタイムになります。

このまま何処までも歩いて行けそうな気がします。

 

パパ孫1号は先頭集団。

若さと体力でリードしている二人でした。

 

パラダイスコーヴのショー会場前に辿り着きました。

 

駐車場のエリアを横切って、海の方向へ向かいます。

 

此処からがちょっと分かり難いポイントで、実はの一部にビーチへ抜ける小道の出入り口があるのです。

 

その小道も、これまた清々しく美しい一本道でした。

 

コオリナは、他の地区よりも晴れのお天気の日が多いので、太陽光が密林の樹木の葉に降り注ぎ、それが輝くグリーンのイルミネーションとなって、砂の小道を明るく照らしているのでした。

 

ハワイジャングルロードですね。。。

 

ひらめき『もうすぐ、海が見えるよ~!"』

 

ジャングルの先に、空と海との境界線が見えました。

 

コオリナの、パラダイスコーヴの海岸です。

 

ぶらぶらと砂浜を歩く、ママ孫2号桃レンジャー

ちょっと、あんた達! 気づいてないの?"

え?"  マジに、知らないで歩いてるだけ?

ほらほら、波打ち際を見てご覧なさいよ!

ヤバいでしょ!"

 

キャ!” 何、これ?

え? …もしかして...。

もしかしなくても、モンクシール???"

 

あちゃぁぁぁ~~~!” ハワイアン・モンクシールだ...。

文句も言わずに寝てる...。

しかも、デカい!!!

 

うーんね、じっちゃん! あれ、死んでるの? 動かないよ...。

 

…と、その時でした。

死んでいるように動かないモンクシールが、突然に寝返りをうったので、一同はビックリ仰天!"

ちょ・ちょっと! そこのレディ! あんまり近づいちゃイケませんよ!”

別にモンクシールが手を挙げたって、あんたに愛想を振りまいている訳じゃありませんからね。

 

パパたちを呼び寄せました。

グラサン『それ以上近づかないで、こっちに帰って来なさい! モンクシールとの距離を置くハワイ州の規則は、モンクシールを守るためばかりではなくて、人間をも守るためなんだからね。 言ってる意味、分かるか?』
 

流石は、元ライフセーバーです。

パパは、学生時代はライフセービング部に所属し、各種大会で活躍しました。

卒業してからしばらくの期間は、岩井浜のビーチでライフセーバーとして勤務し、チーフまで務めた男なのですよ。

恥ずかしながら、にとっては自慢の息子です。(時々は困ってますけど...。言う事聞かなくて...。)

 

文句も言わずに寝ているモンクシールです。

かなりの巨体でした。

 

でもとにかく、パラダイスの海に来て、いきなり早速モンクシールに出会えたなんて、それこそハッピー・パラダイスの状況でしょう。

これは素晴らしい幸運ですねぇ。

 

モンクシール事は、そっとしておいてあげるとして、私たちは更に美しいビーチへ行く事にします。

此処からはマリンシューズを履いて、水着の準備も整えてから行きますよ!

 

この先へ進むのは、浅瀬の海を歩き渡って行く必要が生じます。

 

足下に十分気を付けてさえいれば、岩場の岸壁伝いに歩いて行く事も可能ですが、もしもそこで足を滑らせたなら、海に落ちる事になってしまうので、どうせなら泳げるような状態で行った方が良いだろうという判断です。

 

孫2号は浮き輪ボートに乗って行くから大丈夫。

孫1号は、ライフジャケットを着用したままシュノーケリングの要領で、桃レンジャーの後に続きます。

おそらくそれは、本人としては桃レンジャーばあちゃんを見守ってあげているつもりの、優しい心遣いなのでしょう。

 

この一連の難局面を、ただ黙って写真撮影しているのは、元ライフセーバーのパパだったのでありました。

 

ま、ね。 もしもの時は息子が助けてくれるだろうから、私たちは不安も無く、浅瀬の海を渡り切りましたよ。

 

そして此処が、私たちハワイで最も好きな海岸であり、昔からシークレットビーチと勝手に呼んでいた、美しい場所なのです。

 

またまた今年も来ちゃったよ!

昔は本当に人が居なくて、二人っきりにもなれる、プライベート気分の海だったけどね。

今ではファミリービーチです。

 

この海水の透明度の高さといったら、ワイキキ界隈では有り得ませんね。

強いて言えば、東側のビーチにいくつか有名な場所があるものの、そこはあまりにも有名過ぎて、観光客も多い海岸ですから、この場所を勝手にシークレットビーチと呼んだって、まんざら嘘にもならないような気がします。

 

まさに、パラダイスの海ですよ。

 

もうこうなったら、たちには勝手に遊んでいてもらって、大人はのんびりするばかり。

 

ママ孫2号もパラダイス気分。

 

珊瑚砂の浅瀬の海ですから、小さな子供でも安全に遊んでいられます。

もちろん、これからシュノーケリングで潜ったならば、更に美しい海中世界を楽しむ事が出来るでしょう。

 

余談になりますが、昔はのブログなんて、それほど多くの人が見る訳もないと高をくくって記事を書いていたものの、近年はこの海岸にも多くの人が訪れるようになってきて、もしかしてこの記事も、この場所の宣伝になっているのではないかと気になったりしております。

 

美しい海は美しいままに、大切にしながら遊びたいものですね。

少なくとも、一時期のハナウマ・ベイの様になっては大変ですから、パラダイスの海パラダイスのままに、くれぐれもゴミを残したり、ハッチャケ過ぎたりしないように心掛けながら過ごしましょう。

このエリアは、他の有名ビーチの様に広くはありません。

この美しい環境が、いつまでも長く続いてくれる事を願うばかりです。