寝室の整え方 | 東京日野市の不眠・睡眠不足・睡眠障害・更年期障害でお悩みの方向け!たん歩歩治療院

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日野市多摩平で睡眠障害専門の治療院を経営しております「たん歩歩治療院」です。不眠・睡眠障害・更年期障害でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

患者さん(30代OL女性):
「先生、私は毎日睡眠サプリを飲んでいるんですが、いまだにぐっすり眠れなくて…。特に朝起きたときに全然スッキリしないんです。何かもっと良い方法はありますか?」

先生:
「それは辛いですね。睡眠サプリを飲んでも効果が感じられない場合、寝室の環境を整えることで改善できることがありますよ。質の良い睡眠を得るためには、ただ薬やサプリに頼るだけではなく、寝室を快適な環境に整えることも大切です。」

患者さん:
「寝室の環境ですか?具体的にどうすればいいんですか?」

先生:
「そうですね。寝室の環境を整えるために、いくつかのポイントを見直してみましょう。まず、睡眠には『暗さ』がとても重要です。明るすぎる部屋では、脳が『まだ寝る時間じゃない』と判断してしまい、メラトニンという眠りを助けるホルモンが十分に出なくなります。」

患者さん:
「そうなんですね。でも、私の寝室にはカーテンがあって、夜はそこまで明るくないと思います。」

先生:
「それなら良いスタートですね。ただ、朝早くに日光が入ると、早く目が覚めてしまうこともあります。もし早朝の光で目が覚めやすいなら、遮光カーテンを使ってみるのも一つの手です。完全に暗い空間を作ることで、眠りが深くなりやすくなりますよ。」

患者さん:
「なるほど、朝の光も影響するんですね。じゃあ、次は何を見直せばいいですか?」

先生:
「次に大切なのが『温度』です。寝室の温度が高すぎたり低すぎたりすると、体が快適に眠れなくなってしまいます。理想的な寝室の温度はだいたい18〜22度と言われています。夏場は冷房をうまく使ったり、冬場は暖かい布団や電気毛布を使って、自分に合った温度に調整しましょう。」

患者さん:
「たしかに、寝ているときに暑くて目が覚めることが多いんです。今度、温度も気をつけてみます。ほかに見直すべきことはありますか?」

先生:
「次に『音』も重要です。寝ている間に周囲の音が気になると、無意識のうちに眠りが浅くなってしまいます。もし、夜中に外の音や家の中の音が気になるなら、耳栓を使うか、静かな音楽やホワイトノイズを流してみると良いかもしれません。これによって、気になる音を遮断できるんです。」

患者さん:
「最近は窓を閉めても外の車の音が気になることがあるので、耳栓を試してみようかな。」

先生:
「いいですね。それに加えて、『寝具』も見直してみましょう。寝心地の良いマットレスや枕を使うことは、快適な眠りに欠かせません。特に、体に合わない枕やマットレスを使っていると、朝起きた時に首や肩、腰が痛くなることもあります。自分に合った寝具を見つけることが、質の良い眠りをサポートします。」

患者さん:
「実は、最近朝起きたときに腰が痛いんです。もしかして、今使っているマットレスが合ってないのかもしれませんね。」

先生:
「その可能性がありますね。マットレスの硬さや枕の高さは、個々の体型や寝る姿勢によって異なるので、自分に合ったものを探すことが重要です。また、定期的に寝具を交換することも大切です。長年使っていると、マットレスや枕がへたってしまい、サポート力が弱まってしまいますから。」

患者さん:
「そうなんですね…。あと、最近は睡眠時無呼吸症候群っていう病気のことも気になっています。夜中にいびきがひどいって言われたことがあって、これも睡眠に影響しているんでしょうか?」

先生:
「その可能性もあります。睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に一時的に呼吸が止まってしまう病気です。これによって、体に十分な酸素が行き渡らなくなり、睡眠の質が著しく低下します。特に、いびきがひどい方や朝起きたときに疲れが残っている方は、無呼吸症候群の可能性があります。」

患者さん:
「それって危険ですよね…。どうすればいいんでしょう?」

先生:
「まずは、専門の医師に相談して検査を受けることが大事です。もし無呼吸症候群だと診断された場合、CPAP(シーパップ)という機械を使った治療が一般的です。これを使うと、寝ている間に気道を広げて呼吸がスムーズに行われるようになります。これで、深い眠りを得られるようになるんです。」

患者さん:
「じゃあ、やっぱり寝室の環境を整えることが大事なんですね。それと、もし無呼吸症候群の疑いがあれば検査を受けると。」

先生:
「その通りです。寝室の環境を整えるだけでも、かなり睡眠の質が改善されることがありますよ。そして、もし無呼吸症候群が疑われる場合は、早めに対応することが大切です。睡眠の質を向上させることが、心と体の健康を守るための第一歩ですから。」

患者さん:
「わかりました!寝室の環境を見直して、良い眠りが取れるように頑張ります。ありがとうございました、先生!」

先生:
「どういたしまして。無理せず少しずつ改善していきましょう。質の良い睡眠を手に入れるためのサポートは、いつでもお任せくださいね。」