相談できる薬屋さん 薬剤師の松井です。
内臓に異常がない骨折患者にとって
三度の食事は、数少ない楽しみの一つでもあります。
ですが、日頃食べている自分の食事とは違い
カロリーも塩分も管理されているため
出される食事に関しては
とても厳しい評価と苦情の嵐でした(笑)
まあ裏を返せば、
それだけ美味しい物を
日頃食べているという事になるのですがね・・・
幸い、私は入院日数が少ないため
苦情を言う前に退院できるし
せっかくなので
病院食といえど食事は楽しくがモットー!
工夫して食べていました。
例えば、(申し出れば変更可能)
ご飯をおかゆにしてみる
お昼はおにぎり
朝食だけパンにする
付属品の牛乳をヤクルトやヨーグルトに変更する
飲まなかった牛乳でカフェオーレを作り3時のおやつに。
右手しか使えない、点滴がつながって食べずらい
という事もあって
スプーンですくいやすいようにおかずを刻んでもらう
片手で食べやすいように動かない食器に変えてもらう
(これは便利でしたよ!最後まですくえるように工夫されていました)
などなど
いろいろと身体に応じた対応が可能となっていました。
できる事なら経験しないほうが良い
入院生活でしたが
家族や親しい人が病気になったときには
患者目線で気づいてあげられることが
あるかもしれませんね。
