このまま成虫まで育てようか
どうしようか、、と
家族会議をして悩んだのですが
生き残った4頭が、この寒い中
無事に成虫になってくれるかどうかも
分からない状況
うまくオスとメスがいて
交配して命が繋がれば良いですが、
4頭しかいないので
“全部オスでした!”
という可能性も高いよね、
という話になりました。
成虫になったとしても数日の命
大切な命であることには変わりはないのですが
人間の勝手で、繭細工として
大切に加工・保管することにしました
最後、力を振り絞ってマユを作った
元気がなかったカイコさんの作品がこちら↓
繭完成から10日後に
これらを冷蔵庫で保管して成長を止め
乾燥させました(残酷ですが…)
実は情がでてしまい、なかなか細工できずに
しばらく保管しておりました
カイコさんたちが静かに眠りにつき
年を跨いだ先週末
いよいよ入刀です!
わぁーうっすら蛹が見えるー
中身は取り出して
お庭に埋めてあげました
ありがとう、カイコさん
さて、2ヶ月という長い時間をかけて
ようやく蚕さんたちが作ってくれた
大切なマユ
どんな風にしようかな〜と悩みながら
ネット検索してみたり
油性ペンを出して準備したりしていると…
少し目を離したすきに
うわぁぁぁ
もう書いてるー
こども達はお構いなしに工作を始めていました…
まぁ、そうですよね
しかも次男のは油性ペンで線書いただけ…
長男は一応、蛹を取り出す為に
切り込みを入れた所が、口に見えたらしく
顔を書いて『パクパクさん』
と言ってました
私は悩んだ末、ヒヨコにしました🐥
小さくて色を塗るのも
ボンドでくっつけるのもすごく難しかったです
糸を通してこんな感じになりました
これで長かった我が家のカイコ飼育生活も
ようやく終結です
お気づきの方もいらっしゃると思いますが
私はこの飼育生活を通して、蚕さんの数え方が
1匹、2匹…
ではなく、
1頭、2頭…
であることを知りました
昔から「おかいこさま」と呼ばれるくらい
大切にされ貴重なシルクを生み出す家畜だった
蚕は、たとえ小さな虫であっても
牛や馬と同じ、【頭】なんですね。
なるほど〜、勉強になりました。
ちなみに、こども達とフラッと行った
相模原市立博物館に
昔の人たちが養蚕業を営んでいときの
道具などが展示してあって面白かったです
こども達は「ふ〜ん」と言う感じで
展示も地味で内容が少し難しいので
幼児達はちょっとつまらなそうでしたが
プラネタリウムもあり
そちらは楽しんで観ていましたので
☟良かったらぜひ☟
調べていたらこんなところもありました☟
こちらの方がより詳しく
シルクのことが学べそうですね!
行ってみたいです♪
お読み頂きありがとうございました😊