月組公演「カンパニー」「BUDDY」5月6日千秋楽付けで、宇月颯さんの退団。

 

いやはや、もっといてほしい人だったなあ。

歌ってよし、踊ってよし、芝居してよし。そして、何より、いい人そう。

 

去年、ちぎさんと共に「幕末太陽傳」でさよならした、がおりさん(香綾しずる)の時も思ったけれど、宝塚をプロフェッショナルに引き上げてくれる90期バイプレイヤーの皆さん、あなたたちは、残るべき人だった〜まだ早い〜と感じずにはいられない。

ここ最近の相次ぐ専科退団をカバーする、ネクスト専科は90期だったよね、と。

 

劇団の皆様、スター発掘もさることながら、専科発掘も組子時代から目をつけて、大切に育てるべきです。特に、専科となるは、宝塚に人生をかけて、息長く過ごしてもらわなければならないわけで(しかも宝塚の性、未婚であること必須なわけだし)

彼女たちのキャリアプラン、フィー、さらには福利厚生含め、もっともっとケアしてほしい。

 

思えば、宇月さんしかり、がおりさんしかり、本当に組の中で慕われてますよね。

スカイステージを見ていても、彼女たちの周りに集う下級生は、とても楽そう。

宇月さん周りでいくと、咲妃みゆが慕う白雪さち花やスカイステージで退団してもかわいがっていた煌月爽矢など、彼女の周りに集まる人もこれまた人格者で、

プラスの連鎖。

 

ただ、ぐいぐいぐいぐい、出し抜いてやる!的なメンツでないから、以下自粛。

 

宇月さんのネクストステージですが、是非、劇団の振り付け家になってほしい。

一つのポーズを取っても、ビシッとも、ゆるっともいつも独創的で、本当に素敵。

きっと研究の賜物なのでしょう。

 

羽山先生の後継者として、ドラマチックな宝塚ならではの男と女の究極の耽美を創造する振り付け家になって頂きたい!(本当、身勝手な話だけど)

生徒たちにも慕われそうだ。

 

PS、ここまで90期を賛辞してきたけれど、91期あうら真輝(現:東小雪)の自叙伝を読むと、本科生の恐怖をガンガン感じるわけですが。