UTMFに向けた体力作りで、1月は下旬までかなり走り込めた。
12月最終週から1月第4週までは、週100km以上を走ることができた。
1月最終週からは一転、仕事がドタバタし管理者として最初に出勤、最後に帰宅をしなくてはならない日々。
取っていた公休有休返上での勤務。
通勤ランと昼休みに少しトレミで走る程度。
そんな生活が2週間続く。
仕事が落ち着いてから何とか走り込み再開。
調子がいいんだか悪いだかわからぬまま、青梅マラソン当日を迎える。
今年も当科からは6名がエントリー。
西多摩地域で働く者としては、青梅マラソンは一大イベント。
コース付近には職員も患者さんも結構いらっしゃるので、嫌でもプッシュされちゃいます(笑)。
同僚のご実家がスタート地点近くにあり、今年もお世話になりました。
スタート前まで暖かく過ごせるし、トイレの心配もないし、本当に助かります。
スタート10分前に、スタートブロックへ。
1200番台、Bブロック。
止まっていると少し寒いくらい。
走れば暑くなるだろう。
今日の目標は2時間7分57秒。
フルマラソンサブスリーペース(1km4分15秒9)で30kmを走ったら上記タイムになる。
このタイムか、それに近いタイムで走れたら、3週間後の古賀はなももマラソンでサブスリーに挑戦してみる。
2時間10分かかっちゃうようなら、潔く諦め、UTMFの準備(ロング走)に専念する。
もう一つの目標は、ゴールしたら着替えて、職場の皆さんのゴールを見届けること。
一番速い同僚をゴールを見届けるためにも2時間10分切りは必要だろう。
スタートの号砲。
コースは単純に言うと往路は登り、復路は下り。
その中で、多少のアップダウンがある。
青梅マラソンは10回くらい走っている。
青梅マラソンとコースが重なる奥多摩渓谷駅伝も2回走っている。
ジョギングでも車でも何十回も走っている。
よく知った、走り慣れた道である。
50秒でスタートゲートを通過。
最初の渋滞は我慢。
とはいえ、タイム狙いもあるので、前が空いたら出来るだけ入るようには心がける。
最初の1kmが5分かからなかった。
出だしのロスはそこまで大きくない。
密集に注意しながらも、速い選手の流れに乗るよう心がける。
すぐに体は温まる。
5kmを21分50秒。
そこまで出だしで遅れなかった。
登りではあるけど、前半で平均4分16秒ペースで上げ、後半の下りは耐える。
そんな感じで行ってみる。
軍畑手前は一気に下るため、1km3分台まで上がる。
当然復路はこの坂の登りはキツイ。
軍畑では知り合いが応援しに来てくれていた。
名前を書いたプラカードまで準備してくれていた。
少し照れくさいけど、とても嬉しい。
その先には両親の姿。
70代の両親が40代の子の応援に来るというのも不思議な光景だ。
とはいえ、反抗期が長く、学校行事も部活の試合も親が来ることを頑なに拒んできたので、この歳になってしまえば、親の応援も素直に嬉しい。
きっかけは自分(息子)であるが、今は沿道に出て選手に声援を送ることがすっかり楽しくなっているそうだ。
応援を力にペースを上げる。
10kmを42分46秒。
この5kmは20分56秒。
いいペース。
飛ばし過ぎかな。
緩い登りに耐えながら進みます。
12kmくらいから、早くも息が乱れてくる。
足にも張りが出てくる。
特に大腿前面とふくらはぎの張り。
登り基調だと臀部が張るならいいんだけど、大腿とふくらはぎだとあまり上手く走れていないのかな。
何とか折り返しまでペースを維持。
足は結構使っちゃったけど、あとは下り基調になるので、耐えよう。
15kmを1時間4分5秒。
この5kmは21分19秒。
登りをよく耐えた。
下りは楽にリズミカルにを意識して走ります。
往路のランナーの中から同僚を探し、声掛け合いながら走れるのも青梅のいいところ。
辛さを紛らわせられます。
最近はいつもだけど、嘔気に襲われ、水すら戻しそうになる。
マグオンをちびちびと補給します。
20kmを1時間24分51秒。
この5kmは20分46秒。
下りなので少しペースが上げられた。
だいぶ足は重くなる。
軍畑で親やら知り合いやらに声援をもらい、難所である急な登りに入る。
かなり足にきてるので、腕を振り、ストライドを落としてピッチを上げる。
大腿直筋が攣りそうになる。
臀筋を使うよう意識するが、やはり大腿ばかり使ってしまう。
坂を登り終えると足はパンパン。
そのまま狭いストライドでピッチを上げた走りで行く。
かなり疲労が出てきた。
まだ5km以上あるのに、これだけバテてしまうと、3週後のフルマラソンが持つのか不安になる。
25kmを1時間46分22秒。
この5kmは21分31秒。
だいぶペースが落ちた。
あと5km耐えなくては。
ペースを上げることはできず。
落とさず耐えることもかなり辛い。
大腿直筋の攣りそうな感じ、嘔気も変わらず。
次に繋げるためにも我慢。
しかし、次のレースさらにはUTMFのために、怪我は出来ない。
攣らないギリギリで行く。
青梅市街に入り声援が一段と大きくなる。
ラストスパートとはいかないが、ペースダウンしないように耐えながらゴールへ。
2時間7分49秒。
この5kmは21分29秒。
前半を飛ばし過ぎ、下り基調の復路でペース維持が出来なかった。
それでも何とか目標の2時間7分57秒より8秒早くゴール出来た。
さぁ、急いで着替えて皆の応援だ。
チップを外してもらい、完走メダルをかけてもらう。
その間の移動も頑張って走ります(笑)。
同僚のご実家で着替させていただき、再び小走りでゴール前へ。
何とか皆さんのゴールを見届けられました。
その後は皆で楽しく打ち上げ。
皆の快走をねぎらい、楽しく飲み食い。
このタイムかつこの疲労感で、フルマラソンのサブスリー狙いはなかなか厳しいとは思うが、あと3週間しっかり調整して、チャレンジはしてみよう。