映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
核戦争によって荒廃した近未来
生き残った人々は、わずかに残された水や物資、石油を巡って対立する混沌の時代に突入していました。
元警官のマックス・ロカタンスキーは、愛車“V8インターセプター”を駆り、救えなかった妻子の幻覚と幻聴に悩まされながら砂漠を放浪していました。
ある日、マックスはトカゲを捕らえて食べようとしていたところを、突然現れた凶悪な武装集団“ウォーボーイズ”に襲撃され、捕えられてしまいます。
彼の愛車も奪われ、“シタデル”という砦に連行されます。
逃亡を図るものの絶壁に囲まれて捕まり、入れ墨と奴隷の証として焼き印を押されてしまいます。
シタデルは、狂信的なカリスマ性を持つ独裁者イモータン・ジョーの支配下にあり、豊富な地下水とそれによる農作物の栽培を牛耳ることで人々を支配していました。
放射能の影響で輸血が必要なウォーボーイズの一員、ニュークスの輸血ドナーとして、マックスは囚われることになります。
その日、ジョーの右腕である女将軍フュリオサが指揮する部隊は、シタデルに不足している石油を補うため、武装トレーラー“ウォー・リグ”で“ガスタウン”へ向かっていました。
しかし、フュリオサはジョーを裏切り、生まれ故郷の“緑の地”へと逃亡する計画を練っていました。
脱出
ジョーの性奴隷として捕らわれていた5人の女性もウォー・リグに乗せて脱出を図ります。
フュリオサの裏切りを知ったジョーは激怒し、ウォーボーイズと協力者である武器将軍や人食い男爵の軍団を率いてフュリオサの追撃を開始します。
マックスはニュークスの“輸血袋”として車両の前面に鎖で縛られ、無理やりフュリオサの追跡に巻き込まれることになります。
フュリオサたちはジョー軍団、そして野盗集団“ヤマアラシ”と三つ巴のカーチェイスを繰り広げる中、砂嵐に遭遇します。
混乱の中でマックスは拘束を解き、フュリオサたちと対峙しますが、ウォー・リグはフュリオサしか運転できないよう改造されていたため、共に行動することになります。
フュリオサを追ってきたニュークスもケイパブルに説得され、フュリオサ側に協力することにします。
モトクロスバイクの集団
一行はフュリオサが取引していたモトクロスバイクの集団と出会い、ジョー軍団を攪乱するよう求めますが、強大なジョー軍団に交渉は失敗し、再び追われることになります。
ジョー軍団に戻ったニュークスは女たちを奪還するよう命じられますが、カーチェイスの最中にスプレンディドが死亡し、恐怖からマックスやフュリオサ側に寝返ります。