皆、順番なので、仕方の無い事なのですが、実父が他界致しました、77才でした、正月に会ったのが最後になり、その時は、全然元気だったので、油断していました、2月7日のAM10:00位に、兄から、電話が有り、(i-pot《象印のみまもりホットライン湯沸かし器》の使用履歴が24時間以上無いし、携帯にも固定電話にも電話したが、いっこうに出ないから、伊勢のおじさんに見に行って貰うと・・・)いつもなら、心配性の兄であると、笑う所なのですが、今回はなんとなく嫌な予感が(今までも、度々、24時間以上の未使用履歴は有りましたが、大抵は飲み会とかOB会とかで、携帯で連絡がついていました)しましたがどうする事も出来ず、兄に一任する事に、PM3：10兄から、数回の着信履歴に気付き、返信すると、(やはり、亡くなっていた、今、警察が来て居て、検死中である)との答え、死因は急性循環不全だそうで、昔で言う、心不全の事らしく、これも、はっきりした、死因は分からないが、事件性の無い事、死因を特定しないと、死亡報告が出来ないとの理由、検死の状況から、予測されるに急性循環不全であるとなる様です。気丈な父で有ったので、家族には、心配かけまいと、体調不良を、だまって、いたのか、今となってはよくわかりません。
8年前に、妻に（私の実母）先立たれ、それでも、身奇麗にし、家の中も散らかさず、男所帯では考えられない程、掃除もこなして、いた様子でした、25年程前、三重県の県職員を早期退職し、以来、常務ー営業部長を３度、会社も4社転職、2社目の転職前、行政書士の資格を取り、開業目前に大腸癌と分かり、療養、手術の為、開業を断念、手術は、無事成功したが、大腸の８割～9割を切除してしまった（大腸は無くなっても、小腸が大腸の代謝をするので、問題は少ないらしい）術の前に《遺言はもう、書いたから、後のことは何も心配無い》余りの気丈さに、同室の患者さんや、看護師さんが呆れていた事を、感心したものでした、この時は母も健在で、手術無事成功したので、心配していなかったのですが、母が他界からして以降は、何処と無く元気が無く帰省するたび、愛知に戻るのが、後ろ髪を、引かれる思いでした、去年、肝臓癌と診断され、手術、この時も、全く弱音を吐かず《遺産は、ピッタリ半分ずつで分けて貰えばいいから》術後の経過も良好で元気過ぎる程に回復していたのを思い出します、自分の事は余り、喋らない（話しても、私には理解出来ないと思っているのか）ので、職務に関しては良く分かりませんが、家の整理をして、書類等の処分をしていると、その量の多さに驚かされ、鵜殿港の竣工の様子やら、安乗崎の護岸工事の資料やら、酒に酔うと《三重県の志摩半島から下の（紀東）護岸、港は、俺が、綺麗にした様な物だ》と豪語していたのも、全く大法螺でも無かったかと感心しかりです。
吉野熊野国立公園内の和佐又山スキー場にスキーと言うより登山に行った事や
相差海釣りセンターに、ちぬ筏釣りに行った事
近所のゴルフ練習場に、子供ながら、連れていかれ、一心にクラブを振った事、御座岬の海水浴場でバーベキューをした事
家が建って、伊勢に、迎えに行ったら、豊田まで、遊びに来るのを急に嫌がった事、(居心地が良くなって、ずっと世話になりたいと思っては迷惑になると思ったのかもしれません)
無理矢理にでも連れてくれば良かった・・・
思い出の数々が、家の中を整理していると、次から次へと、頭の中に浮かんでは消えします、大好きだった、アマチュア無線や、ベーシックの頃から、毎朝勉強していたパソコン（AM4:00～出勤迄とりつかれた様に勉強していましたね）腰を痛めてから、行けなくなってしまったゴルフ、年に一度投稿していた、写真展、溢れかえらんばかりの持ち物が、故人の幸せだった、日々を象徴しているかの様です、晩年先立たれた、母親への想い出を捨てきれず、７年間全く手付かずの、母の遺品を見ると、寂しい思いをさせて、申し訳なかったと反省、後悔してしまいます、“親孝行、したいときには親は無し、石に布団は着せられず”の言葉の意味が痛切に分かってしまいます。書いていると、いくらでも、有るので、これ位で終わりにするよ。
最期に《とっても尊敬していましたよ、親父様》