また臭気が?!~平成16年度バイオマス利活用フロンティア整備事業
昨日は知人や「はだの桜みち」沿道で商売をされている方から、渋沢丘陵の今泉地区から発生する臭気の情報がありました。
臭気についてはコロナ禍では沈静化していましたが、久々の情報です。昨日、近隣の方々の聞き取りをさせていただきました。
「連休中の5月3日はお役所が休みだから、大量の食品残渣(さ)を搬入したんでしょうか」
その真偽はともかく、これまでの経験上、確率は高いと思います。今までも、土曜・日曜、金曜日の夜間の臭気がきつかった記憶が甦ります。
この臭い、いつも申し上げますが、牛糞堆肥の“純正”の臭気ではありません。牛糞堆肥に混ぜられた発酵堆肥(食品残渣)が起因していることが明らかになっています。
臭気は一種独特の、例えば人間の糞尿に近い臭気と言っても過言ではありません。
この場所には国費と県費が投入されて、平成16年度からバイオマス利活用フロンティア整備事業の一環としてスタートしましたが・・・。
平成21年前後から産廃事業者が酪農家の受託事業で堆肥製造をしています。この事業者が酪農とは縁のない「発酵堆肥」といわれる食品残渣を市外から持ち込んでいます。
臭いには色がありませんから、この問題、中々、市民の皆さんには広く伝わっていきませんでした。ご理解いただければ大きな力になると思います。
およそ渋沢丘陵の環境や丘陵の利活用にそぐわない深刻な問題です。今後とも、しっかりと対応して参りたいと思います。





