チョッと待ってください! バラ色のバイオマス産業都市
☆「今後、秦野市では木材や下水汚泥など廃棄物の有機性資源の再生利用を推進していく」
一体、誰が再利用できるような循環システムを構築するんでしょうか。
☆「東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県では初の認定となる」
ここは先駆性を強調するところじゃないと思います。首都圏近隣の地方自治体では手を挙げない、あるいは挙げにくい事情があるんじゃないでしょうか。
バラ色の「構想」を国が認定したからといって、未来が約束されたわけではありません。もっと慎重に構えるべきではないでしょうか。
忘れません!
平成16年度バイオマス利活用フロンティア整備事業
かつて国の認定を受けた平成16年度バイオマス利活用フロンティア整備事業同様のことが、装いを新たにして、この小さな秦野盆地で起きようとしています。
平成16年度バイオマス利活用フロンティア整備事業では国や県、市の莫大な税金が投入されました。少なくても5千万円が、今回の構想はさらに増えそうです。
平成21年頃に今泉地区周辺の悪臭が大きな問題になり、今泉地区にある峰の台自治会から市へ要望書が出されました。
それでも政治や行政は動きませんでした。一向に沈静化することなく臭気は拡がっていきました。
問題は牛糞の臭気ではないことが分かりました。どれだけ、地域の人たちが、この臭気で苦しんだか分かりません。いまだに誰も責任を取っていません。
バラ色のバイオマス産業都市構想では
「(仮)羽根森林資源活用拠点づくり」の整備、端材の燃料活用などは、20年間の経済効果は約185億円だそうです。
しかもこの数字は1社(民間企業)による見積算定です。
先行き不透明で不安定な日本経済、どなたがそんな未来予測ができるんでしょうか。どこにそんな美味しい話があるんでしょうか。
はじき出した経済効果は冗談か?! 丼勘定か?!・・・。
☆タウンニュース秦野版 バイオマス産業都市に
https://www.townnews.co.jp/0610/2025/03/21/777449.html
