峠の野菜売り場、そして「はだのスポーツビレッジ計画案」の現場へ | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

峠の野菜売り場、そして「はだのスポーツビレッジ計画案」の現場へ

今日の議会報告の配布は、小原地区から峠の野菜売り場「土のかほり」、そして「はだのスポーツビレッジ基本計画(案)」を片手に、現在、パブコメ募集中の計画案の現場に入りました。

 

この地区は株式会社湘南ベルマーレなど5者により包括連携協定が締結されているエリアです。

 

詳細はパブコメをご覧ください。早い話がこの場所には協定書にあるように、主に事業者を支援するための施設が建設されます。

 

パブリックコメントでは「はだのスポーツビレッジの整備に向けた協定(案)」が提案されています。ここからが重要な入り口になります。

 

秦野市が特定非営利活動法人 湘南ベルマーレスポーツクラブ及び湘南造園株式会社から土地の負担付きの寄附を受け市の財産になります。今後はこの土地からは一切の税が入ってきません。

 

一方では、「秦野市は事業者によるビレッジの整備に伴い必要となる周辺環境整備に最大限努力する」とあるように、市民の税負担に跳ね返ってきます。

 

☆百聞は一見に如かず

昨今、公共施設などは、駅周辺、あるいは公共交通に便利な所に設置されるご時世です。

 

このような場所に建設すること自体、時代に逆行してしまうのではないでしょうか。

 

かつて旧南が丘高校の東側の県住宅供給公社管理の空き地はサッカーに利用されていました。公社から民間の住宅開発会社に転売されると、サッカーの使用は不可能になりました。

 

当時、秦野市役所から、渋沢丘陵の西端(この「計画」に隣接する場所)の奥に位置する栃窪地区の広場を紹介されました。しかし、南が丘地区だけでなく市内外のサッカー団体からは、一斉に猛反発のコールが上がりました。

 

難航の末、市側の尽力によって、現在の南が丘・立野緑地内にある調整池が代替え措置として提案され、一見落着しました。

 

「はだのスポーツビレッジ基本計画(案)」にある場所は、高齢者や子どもたちが気軽に行けるような所ではありません。

 

更に申し上げれば「スポーツによる元気で健康な地域づくり包括連携協定書」にある「渋沢丘陵一帯の魅力を引き出し、地域活性化につなげていくため」の場所とは縁遠い所ではないでしょうか。

 

市民の皆さんには、お時間に余裕がございましたら、渋沢丘陵、震生湖周辺を散策がてらに、一度、見学していただきたいと思います。

 

物価高騰の折、今日も盛況、初売りは8日午前9時からです

 

 

 

 

 

 

あらら ここは農業振興区域、何故か、有料駐車場があるの?