後期高齢者特別会計は「高齢者罰」?! だから反対する | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

後期高齢者特別会計は「高齢者罰」?! だから反対する

 

議会報告を配布していた先日、「チョッと立ち話」のことでした。

 

「古木さんは後期高齢者の採決では、いつも反対しているようですが、何故ですか?」

 

このような疑問だったと思います。確かにほぼ毎回、反対しています。

 

「議会だより」の採決の結果をご覧いただき嬉しい限りです。

 

3月定例月議会の新年度予算案の採決の結果を伝える最新号第251号が、まだ発行されませんので昨年の議会だよりをアップします。

 

☆反対の理由

この「後期高齢者」という区切りは、年齢によって分ける保険制度です。無意識に「年齢差別」を助長させるのではないかという心配です。

 

確かに、医療など高齢化による社会に与える影響は多々あろうかと思います。

 

しかし、年齢や性別の違いで区別することは、無意識に差別や偏見を助長するようなことにならないでしょうか。

 

地方自治の本旨は自己責任ではなく相互扶助、みんなで支え合う、寄り添って、誰ひとり取り残さないというSDGsの考え方と同じです。

 

しかし現状の後期高齢者保険制度はSDGsとは真逆です。

年齢の違いで分け隔てするような政策(
エイジズム)は、おそらく国際的にも稀な制度ではないかと思います。

 

年齢を重ねることは「罰」と言わんばかりのような考え方からなる政策です。議会報告で配布していた時に、以上のような話をさせていただきました。

 

エイジズムについては、また別の場にてコメントしたいと思います。