秦野市議会第4回定例月会議 最終日 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

秦野市議会第4回定例月会議 最終日

 

こんにちは 11月30日からスタートした定例月会議では議案16件、報告1件、諮問2件、委員会提出議案2件、陳情5件を可決し閉会しました。

 

◎主な討論から

☆議案第54号~組織に関する条例の一部の改正案

■賛成全員で可決会派「ともにつくる秦野」賛成

 

来年4月、総務部のデジタル推進課が政策部に移行。戦略的なオフィス改革の一歩に繋がると考え、期待をして賛成しました。

■いくつかの留意点

今後は、条例改正に付随して事業スキームおよび、全庁的なICT機能に係る人的配置が分かるネットワークの構築などにあたっては、何よりも本市の組織がどのように変わっていくのかを市民に分かりやすくお示しいただきたいと思います

 

デジタルでは、記憶に新しい所では、マイナンバーカードではおびただしい数の誤った登録や交付がありました。

 

また、あまり報道されていませんが、昨年12月には内閣府個人情報保護委員会の報告によると、平成29年度~令和3年度まで、マイナンバーカードの紛失やデータ漏洩が5万6千件を超えています。

 

デジタル自治体は利便性が高いが、世界でも稀に見る行政情報のカードによる一元化で、デジタル中央集権化への道筋を開き、地方自治の基盤を揺るがす危険性をはらんでおり、国の動向にも十分に注視していくべきと強く要望しました。

 

☆議案第56号~特別職の期末手当の増額   

■賛成多数で可決 会派「ともにつくる秦野」反対

特別職職員である市長が119,314円、副市長97,690円×(2人)、教育長87,005円がそれぞれ増額されました。

 

反対理由 国家公務員の人事院勧告を踏まえて、一般職員に合わせて増額分を支給とのことですが、一般職員は誰が見ても分かる第三者の客観的な評価を受けて支給されています。

 

しかし特別職職員は一般職員のような評価を受けておらず、また客観的な成果などが示されていません。一般職員との均衡を欠いているために反対しました。

 

☆議案等の一覧表

https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1700551909797/simple/teisyutu3.pdf