備忘録 マイナンバー制度 ~私も素朴にそう思っていました | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

備忘録 マイナンバー制度 ~私も素朴にそう思っていました

マイナンバー制度

 


 

一般論ですが欧州などのように、市民に信頼される国家、個人が国家を監視する仕組みが多い中で、個人情報のデジタル化や個人番号制度などが進んできたことが分かります。

 

一方、日本の場合、江戸時代、というより、それより以前か(?) 長い間の支配関係の中で、御上(おかみ)つまり国家が個人を監視するという「文化」や「仕組み」が培われてきました。

 

電子政府が進んでいる欧州とは明らかに背景や歴史が異なっています。

 

日本のマイナンバー制度は個人情報だけではなく、憲法が保障している国民の基本権を無条件に委ねるという意味が含まれています。

 

日本独自の危険性もはらんでいるという見方もあるようです。

 

考え方の是非はともかく、秦野市のマイナンバーカード申請率は52%(2022年6月末現在)とのことです。結構「先進的」です。

 

ちなみに全国のカード交付枚数率45.9%(総務省2022年7月末現在)


秦野市の申請率が高いわけ


■ タウンニュース秦野版 2022.7.15
https://www.townnews.co.jp/0610/2022/07/15/633671.html


タウンニュースを拝見すると、お役所があの手、この手と詳細に取り組んでいる様子が伺えます。

 

本市の場合「出張申請おたすけ隊」)などを設けて手厚い独自の取り組みをしているようです。

 

一方、地元の地域紙は「マイナンバー制度」の問題点やその是非をジャーナリズムとしての”問いかけ”をしていません。ひたすら官製仕込みの第2「広報はだの」版に徹しているようです。

 

コロナ対策では自宅療養者などには「出張申請おたすけ隊」のように手厚くとは申しませんが「それは国、あれは県」とか言わないで、他の自治体の事例のように少しでも困っている人に寄り添ってほしいものです。


明石市長 泉 房穂 氏のツイッター2022.8.12

https://mobile.twitter.com/izumi_akashi