タウンニュース秦野版2022年7月1日号に掲載
☆勘違い

おはようございます。もうセミが鳴き始めたかと思いきや、勘違いでした。耳鳴りでした(汗)
今朝の地域紙・タウンニュース秦野版の「意見広告」です。(転載許可済み)
6月の一般質問は3項目ですが、2項目を掲載しました。
☆気になったご答弁の検証
問 市長は今現在も、客観的に見て法律違反はなかったと確信しているのか。
市長 違反かどうか判断する立場にはない。
「立場にはない」という日本語、とても難解ではないでしょうか。
僭越(せんえつ)ですが、分かりやすく解説します。
例えば、半年前を振り返って「今現在、客観的に見て交通違反ではなかったと確信していますか」というような質問です。
つまり違反の軽重や、誰が違反をしたかを質問しているわけではありません。
これに対して「違反しているかどうか判断する立場にはない」ということですが・・・。
社会通念上、「判断する立場にはない」という表現は的確でないと思います。
行政の長としては”判断力”のないご答弁ではなかったかと思います。
市役所内にはコンプライアンス推進委員会があります。問題が発生した場合には、普通、組織や管理職、個人が問われます。
「判断する立場にはない」という”修辞学”が蔓延したら職場は大混乱、収拾がつかなくなってしまうと思います。
市長は「謝罪して説明済み」とおっしゃっています。大変失礼ながら、この部分に市長の勘違いがあるのではないかと思います。
違うでしょうか。
