酪農は、つらいよ | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

酪農は、つらいよ

  秦野 臼井牧場に寄ってきました
未来を語る

また、穀物市場全体が、動いていると言われています。


そんなわけ、早朝、秦野市と中井町の境、今泉の酪農家。MILK・LAND 臼井牧場を訪ねました。


毎朝6時から始動しているということです。

2008年の穀物市場の変動で、家畜飼料の高騰は高止まりということです。また来月から値上がりするらしいです。


昨年後半から今年にかけて、穀物の供給不足の懸念によって2008年以来、再び穀物価格が急上昇しているそうです。


どうやら、中東の穀物生産量と消費量のバランス崩れているらしい。

明らかに輸入依存は加速しているようです。


また、世界の主要な穀物生産国であるアメリカ、中国、ヨーロッパでの穀物生産が、天候不順によって大きな悪影響を受けています。

そう言えば、2008年の穀物市場は激動でした。

報道では、アメリカのトウモロコシがバイオエタノールに回っているという映像が流されました。


これは全てデマだったということではないでしょうが

国連食糧農業機関の統計調査報告では、2007年、2008年、2009年の食用・飼料用・バイオエタノール用の生産比率では、大きな変化はなかったということです。


いずれにしても、小麦やトウモロコシを中心にした、穀物の値上がりは徐々に進みつつあるようです。


穀物自給率は決して家畜のためだけではありません。

しかし、私たちの日常生活にも早晩、影響が出てくるでしょう