平成23年第4回秦野市議会定例会
11月24日(木)~12月14日(水) 開催予定
陳情<食品放射線測定器の購入と食品の放射線量測定及び測定値の公表を求める>などが、この議会で審議し決議されます。
これは前回の「継続審査」を受けた陳情を再度、総務常任委員会で図り、定例会で決議するものです。
私は総務常任委員会に所属しておりませんから、委員会で発言や意見を述べることはできません。
しかし、現政権や県がヌルイ検査しかしていない状況では、県にたらい回しして、広域的な話だと避けて通ることはできません。自治体の責務として、持続的に地方からこの問題に取り組んでいく姿勢を示さなければならないと考えています。
よく、「調べて大げさに捉えていく必要があるだろうか」とか「風評被害を招く、恐れがある」などという、非科学的で日和見的な考えを持った人がいます。全く放射能に対して、その危険性を認識していない「証」を言っているようなものです。
「早期発見、早期対応」は行政や政治の責任です。風評被害が起こるのか、それとも実害が起こるのか、東日本で様々な自治体内で起きている狭域的な事態を見れば、原発に対する考え方に違いがあっても、「正しく、知ること」(文学者・物理学者、寺田寅彦氏の言葉)は十分、判断がつくはずです。
