岩波書店のPR誌です。
西谷修さんのエッセイ「ショック・ドクトリンとアメリカ例外主義」は,ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』の背景にあるアメリカの新世界創設原理を指摘していて,興味深く読みました。建国時からの根深いものがあるとは。大国であるだけに,世界への影響,今後どうなるのでしょうか。
新刊で注目したのは,次の本です。
白井さゆり『環境とビジネス 〜世界で進む「環境経営」を知ろう〜』岩波新書
※環境に配慮しているを売り物にするのではなく,真に環境を考えた経営とは。
梯久美子『戦争ミュージアム 〜記憶の回路をつなぐ〜』岩波新書
※日本の場合,「災害ミュージアム」も必要かもしれないと思いました。
高橋雅延『記憶の深層 〜〈ひらめき〉はどこから来るのか〜』岩波新書
※ひらめきと記憶の関係,知りたいです。