夏真っ盛り
暑い日が続きますね
こんな暑い日に、
ライドに出かけるのは、
なかなか気が進みません
そんな時には、
早朝ライド
まだ涼しく、
澄んだ空気の中を、
軽くひとっ走り
本当に気持ちいいです
走った後は気分爽快で、
仕事もはかどりますし、
夜もぐっすり眠れます
ただ、
ご飯が美味しくなりすぎて
消費以上のカロリーを摂取しそうです
さて、
そんな早朝ライドの後、
爽快気分で仕事をしている時に、
一通のメールをいただきました!
岐阜県のS.I.様からいただいた、
お問い合せのメールなんですが、
ここでご紹介させていただきます
まずは、S.I.様、
お問い合せありがとうございます
確かに、
実際にホイールを履いた時の
感覚や印象は気になりますよね
そんな気になった点があったら、
ぜひお気軽にお問い合せ下さい!
喜んでご相談に乗らせていただきます
さて、今回のS.I.様のメールですが、
お二人で下り坂を走った時に、
ゾンダとレーゼロで差が出たとのことです。
下り坂で差が出る要因としては、
①フレームやウェアーの空気抵抗
②ホイールの剛性とハブの回転性能
③タイヤの転がり抵抗
④ライダーの体重差
などが考えられます。
この中で、
もしお二人に服装やタイヤや体重に、
明確に大きな違いがあれば、
それが要因かもしれません。
でも、もしお二人に服装やタイヤや体重に、
明確に大きな違いがないならば、
やはり要因はホイールでしょう
まずゾンダですが、
①フルクラム製品よりも剛性が柔らかめ
②ハブは一般的なカップ&コーン式ベアリング
となります。
一方、レーシングゼロ(レーゼロ)は、
①剛性があり硬い
②ハブにUSBセラミックベアリングを採用
となります。
さらに、レーシングゼロ コンペティツィオーネは
①剛性があり硬い
②ハブにCULTベアリングを採用
となります。
まず剛性に関しては、
柔らかい方が乗り心地はいいのですが、
どうしても力が逃げてしまいますので、
スピード的には加速性能に劣ってきます。
やはり、
剛性に優れたホイールの方が、
卓越したスピードを維持できるのです
剛性に関する参考記事:
【高剛性ホイールの秘密】踏むだけ進むダイレクトな反応を実現するフルクラムの技術とは?
また、ベアリングに関しては、
レーゼロ採用のUSBベアリングは
普通のベアリングの
2倍の回転性能を誇ります
さらに、
レーゼロコンペ採用のCULTベアリングは
普通のベアリングの
9倍の回転性能を誇ります
ベアリングに関する参考記事:
以上から考えれば、
レーゼロ、あるいはコンペが、
ゾンダに比べて速いという理由は明確ですね
もちろん、
このホイールの違いは、
乗った瞬間にはっきりわかります
乗り心地は硬いのですが、
本当に抵抗もなく回り、
スルスルっと進む感覚
そして、
タイムを測って下さい!
踏んだり回したりする感覚が
あまりないにもかかわらず、
かなり速いタイムで走れているはずです!
もちろん、
レーゼロもコンペも、
値段的にはお手軽ではありません。
しかし、値段以上の
卓越したパフォーマンスを見せてくれる、
最高のホイールです
特に、下り坂などでの、
転がり具合を重視するなら、
レーゼロ コンペティツィオーネを
お勧めします
「あとは私がやっておきます!」といいながら、ガンガンスピードが上がります!
さて、
実は、このようなやりとりの後、
岐阜県のS.I.様に、
レーゼロ コンペティツィオーネを
ご購入いただきました
ありがとうございました
そして、
ご購入いただいたコンペの
インプレッションを
メールとアンケートの両方でいただきました
このインプレが、
実にユニークで面白いんですよ
まずは、
いただいたメールをご紹介しましょう
うまい!
山田く~ん、
座布団3枚あげて~~
本当に、レーゼロコンペは、
ライダーが何もしなくとも、
「あとは私がやっておきます!」って感じで、
ガンガンスピード上げてくれますよね
このすばらしい表現、
またどこかで使わせて下さいね~
そして、もうひとつ、
いただいたアンケートの方もご紹介しましょう!
そうなんです!、
実はここの部分は重要です
レーゼロやコンペは、
剛性が硬く反応がダイレクトです。
踏めばすぐに反応して、
力が伝わり回ります
また転がりもいいので、
「踏む」「回す」という動作が、
非常にスムーズなんです
ただ、あまりにもスムーズすぎて、
ペダリングのポイントが、
つかみにくいという部分があります。
この場合は、
負荷が多少かかる坂道を
ペダリングの感触に集中しながら、
ゆっくりと登る練習を繰り返して下さい。
レーゼロやコンペの場合は、
反応がダイレクトなので、
思った以上にクランクがストンと
下に落ちていく印象があります。
ですので、
「踏む」という感覚よりも、
「回す」という感覚の方がいいですね
下死点や上死点の前で、
前後に滑らすという感覚を
大事にしてもらえればいいと思います
この感覚さえつかめれば、
恐いもの無しです
そうですね、
2~3%くらいの緩斜面のほうが、
ホイール性能は際立ちますね
フルクラム独特で大好きな方も多い、
あのラチェット音を響かせながら、
楽々悠々と引いてもらいましょう
岐阜県のS.I.様、
コンペティツィオーネの実力が伝わる、
そして面白いインプレ、
ありがとうございました
クライムでも平地でも、
コンペの威力は抜群です
これからも
どんどんアタックを仕掛けて、
楽しんじゃってください
それから、最後になりますが、
S.I.様から
愛車の画像をいただいております
うん、
黒赤のピナレロに、
黒赤のサドル。
そしてそこに
黒に1本赤いスポークの
フルクラム レーゼロ コンペティツィオーネ
輝いてますね~
これからも、
ますます素晴らしい
自転車ライフをお送りください!
商品の詳細はこちら⇒レーシングゼロ コンペティツィオーネ