暑い日が続きますね
毎日毎日、僕らは鉄板の上で、
焼かれているみたいで、
イヤんなっちゃうよぉぅ・・・
(古いネタですみません)
その一方で、同じ“あつい”でも、
ツール・ド・フランスの熱い戦いは、
見ていてワクワクしてきますね
さて、ツールといえば、
出場選手も超一流ですが、
ウェアやバイクなども、
現在の最先端テクノロジーが用いられています
今年のツールの第1ステージは
個人タイムトライアルでしたが、
チーム・スカイの選手が
上位10位中4名という結果でした。
実は、チームスカイの選手は、
ウェアにボルテックスジェネレーターという
加工技術を施していたようです
この写真の赤い部分に、
突起物が並んでいますよね
ボルテックスジェネレーターとは、
表面に突起物を意図的に配置し、
その後ろに乱流を発生させて、
空気抵抗を小さくする装置なんです
そして、このスーツのおかげで、
今回のチーム・スカイのTTは、
距離14kmで20秒前後のアドバンテージを
生みだしたと検証する人もいるようです
エイリアンのようなエアロヘルメット、
スポークのないディスクホイール、
そして太いフレームを持つバイクなど、
テクノロジーはまさに日進月歩
見ている方も勉強していないと、
新しいロードレースの世界に
付いていけない気がしますね
フルクラム レーシングゼロ DB ディスクブレーキ
ディスクブレーキの究極の制動性は大きなメリット!
さて、そんな日進月歩の、
ロードレース界で、
今注目を集めているのが、
ディスクブレーキです
今年のツール・ド・フランスの第2ステージで、
キッテルが見事に優勝したのですが、
そのキッテルのバイクに取り付けられていたのが、
ディスクブレーキなんです
この優勝は、
ディスクブレーキでの
グランツール初制覇にもなります
そして、キッテルはその後も勝ち続け、
2017年ツールはすでに5勝を挙げています
(7月16日時点)
もちろん、キャリパーブレーキから、
ディスクブレーキに換えることで、
制動性能は向上しますが
走行スピードが上がる訳ではありません
ですから、
キッテルが5勝もあげて強くなったのは、
デイスクブレーキのおかげだ!
・・・というわけではありません
ただ、キッテル自身、
第2ステージの優勝後、
インタビューでこのように述べています。
「このブレーキは本日の様な雨天においても、
良いブレーキングを可能とする。
コントロールもよかった。」
当然、ブレーキ性能で
スピードをあげることは不可能ですが
スピードを落としすぎないことは可能なんですね
そういう意味では、雨天で、
ゴール前が少しテクニカルなステージで
キッテルが優勝したことに対して、
このディスクブレーキも大きな貢献をしたと言えます
また、キッテルは、
次のようにも述べています。
「ディスクブレーキについては
多くの論争が起きているが、
このブレーキは過去僕が使用したものに比べ
各段に技術が向上している。」
実際、
ディスクブレーキのデメリットして
よく言われるのは、以下の3つです
①ローター部分の安全性
②重量
③エアロ性能
この中でも、①安全性に関しては、
各メーカーで相当研究されており、
ローターをラウンド型にし、
かなり安全に設計されています
アメリカのシクロチャンピオンの、
ジェーミー・パワーズさんの
インスタには、こんな動画も載せられています
また、②重量性や③エアロ性能も、
ずいぶん研究され、改善されています。
もちろん、重量性やエアロ性能での
メリットを考えれば、
キャリパーブレーキの方がいいかもしれません。
でも、
そのメリットをさらに上回る、
究極の制動性というメリットが
ディスクブレーキにはあります
特に、プロレベルではない、
アマチュアのレベルだからこそ、
この制動性は大きなメリットだと思います
これは乗ればわかるのですが、
本当に制動性に信頼が置けるバイクって、
実に扱いやすいし、乗ってて疲れません
そして、無駄にブレーキをかけない分、
不思議なほどタイムも良くなるんですね
安全性のためにも、
そしてレースのタイムのためにも、
ディスクブレーキのメリットは大きいです
ちなみに、
重量とかエアロ性能とか言うのであれば、
自分の体重をあと1kg落とす方が、
効果的ですよね
・・・わかってても出来ないですけど
さてさて、
そんなディスクブレーキが、
フルクラムからも登場します
以前も
こちらのブログで紹介しておりますので
ご覧下さいね!
【新製品】フルクラム レーシングゼロDBの気になるディスクブレーキの真の実力は?
【2017新作】SPEED40T DB カーボンホイールに遂にディスクブレーキ投入!
そして、
当フルクラムフィールドでは
予約販売中です
入荷日は未定ですが、
ぜひ、予約をして、
お届けを楽しみにお待ちください
最初のロットからお届けします
商品の詳細はこちら⇒フルクラム SPEED 40T DB ディスクブレーキ
(画像はスピード40T DB)