いよいよ冬です
朝晩は特に寒くなっていますが、
それでも、昼間は暖かい日もあります
小春日和の中、
のんびりと、走りに出かけたいなぁ
なんて、思っています
ただ、こういう温度差が激しい時期は、
風邪とかひきやすいですので、
皆さまも、体調にはお気をつけ下さい
ちなみに、
私の自転車仲間の中では、
こんなことを言ったり言われたりします。
本当に具合が悪い時は寝ていろ
でも、ちょっと具合が悪い時は、
むしろ走ってみた方がスッキリする
自転車乗りあるあるだと思いますが、
でも、
無理しない方がいいですね
さて、昨日在庫確認と書類整理をし、
ひと段落ついたところで、
そばにあった雑誌を見ていました
これです。
Bicycle CLUB 11月号
お持ちのお客様もいらっしゃると思います。
実は、この中に、
フルクラムの新製品
が載っていました
お気づきになりましたか
今日は、そのフルクラム新製品、
レーシングゼロ DB
について、お伝えします
いよいよディスクブレーキがロードバイクで主流になるか?Fulcrum Racing Zero DB (Disk Brake)
ご存知のように、
レーシングゼロDBのDBは、
ディスクブレーキの略となります
(Disc Brake)
では、ディスクブレーキについて
ここで説明しましょう
今現在のロードバイクのブレーキは、
主にキャリパーブレーキです。
このキャリパーブレーキでは、
ホイールのリム部分をブレーキパッドで
直接挟みこんでホイールの回転を止めます
これに対してディスクブレーキでは、
ローターと呼ばれるパーツを取り付け、
それを挟むことで、ホイールの回転を止めます
また、ディスクブレーキには、
ワイヤーで引き付けるタイプと、
油圧でローターをはさみこむタイプがあります
油圧式の具体的な構造は、
下の画像のような感じです
さて、
ディスクブレーキにするメリットは
どこにあるのでしょう
これは興味がありますよね
①悪天候時での制動力が落ちない
→ブレーキが路面から遠い
②小さな力でブレーキ操作できる
→油圧の場合、レバーを引く力が少なくてもよい
もちろん、ブレーキ重量や、
エアロ性能の悪さなどデメリットもありますが、
使用状況や目的によって、
非常に大きなメリットがあり、
高いパフォーマンスを得られます
ディスクブレーキホイールは、
レーシングゼロシリーズでは
新製品になりますが、
クワトロやレーシング5では
すでに発売されています
また、他のホイールメーカーでも
ディスクブレーキホイールが
増えつつあります
ディスクブレーキ自体は、
かなり前からある構造でしたが、
なぜこのタイミングでトレンドになったのでしょう?
以前は、自転車の技術革新は、
軽量化との闘いでした
いかに軽くするかが大事だったんです
ところが、近年の技術開発で、
フレームなどが、次々に軽量化され、
6.0kg以下のバイクでさえ
簡単に作ることができるようになりました
ところが実は、UCIプロチームでは、
自転車のバイク全重量が
6.8kg以上でなければならないという
規定があります
そこで、新しい技術は、
軽量化から空力性能へと
向かいました
ところが、これも
新しい技術が次々に導入され、
行き詰まりを見せてきたのです
そんな中で、他のバイクとの
差別化を図れる手段として、
ディスクブレーキが注目を浴びてきたのです
今までは、その重さゆえに、
ロードには不向きとされてきました。
しかし、現在の技術で軽量化され、
プロでも使えるブレーキとして、
ようやく実用レベルに到達してきたのです
まだまだ未開発の部分も残されていますが、
だからこそ、期待もありますよね
フルクラム レーシングゼロ DB
楽しみなホイールですが、
今のところは発売日は未定です
詳しい内容は、
今後わかり次第、
ショップやブログでお伝えしていきます
FULCRUM RACING ZERO DB Clincher wheel set
レーシングゼロ DB ディスクブレーキ 2WAY-FITホイールセット