声のポジションのキープ3 ~低→高で出し方を変えない | 声、語り、歌、ヴォイストレーニング1日1話

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歌手、声優、俳優、芸人、ビジネス、一般、声に関心のある人に。
プロ、トレーナーも含め、トップレベルのヴォイトレ論を展開します。

「ハイ ハイ」(低・高)

 

 低いところ(ド)、高いところ(ミ)、それぞれ「ハイ」でいいます。

 

 

 

□2つの「ハイ」を全く同じポジションで発声します。

□胸から、ひびきに逃げないようにしましょう。

□高い方の音が強く聞こえるようにします。

□息はお腹でしっかりと切りましょう。

□感覚的には、低→高は、弱→強ととらえます。

 

 

ほとんどの人が、同じくらいの身体の使い方、

息の吐き方で高い音(ミ)に上がろうとするので、

声が上のひびきにいってしまいます。

 

高い音で、同じ胸のポジションにキープするためには、

高い音(ミ)を少し強く出すことです。

 

音色を同じように保たないと、高くなるにつれ、

どんどんカン高く、細くなってしまいます。

 

(表現でそうなるのは、かまいません。

これらのメニュは、声の器を広げるトレーニングです)