怪護撲滅のブログ

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一般的に不快と思われる介護を怪護と称し、可能な限り、怪護を撲滅できるような内容の他、介護福祉に関する情報などもアップします。

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問76 5歳の男児A。Aは、実父からの身体的虐待が理由で、1か月前に児童養護施設に入所した。Aは、担当スタッフの勧めで同施設内に勤務する公認心理師Bの面談に訪れた。担当スタッフによると、Aは入所時から衝動性・攻撃性ともに高かった。施設内では、コップの水を他児Cにかけたり、他児Dを椅子で殴ろうとするなど、Aの暴力が原因となっていた。また寝つきが悪く、食欲にむらが見られた。Bとの面談でAは暴力の理由を「いつも僕が使っているコップをCが勝手に使ったから」「Dが僕の手首を急に掴んだから」と語った。また、「夜眠れない」と訴えた。Bが初期に行う支援として、適切なものを2つ選べ。
 
 
①遊戯療法を速やかに導入し、Aに心的外傷体験への直面化を促す。
②受容的態度でAの暴力を受け入れるよう、担当スタッフに助言する。
③コップ等の食器は共用であるというルールを指導するよう、担当スタッフに助言する。
④Aの様子を観察し、Aが安心して眠れる方法を工夫するよう、担当スタッフに助言する。
⑤衝動性や攻撃性が高まる契機となる刺激ができるだけ生じないように、担当スタッフと生活環境の調整を検討する。
 
 
 
 
 
 
 
①は、今後必要になってくる可能性が考えられるものの今時点で速やかに導入する必要性は分かりませんので×だと思います。
②は、受容的態度で暴力を受け入れることにより更に、暴力が加速する可能性もあるため、今時点では初期に行うべきではないと思います。よって×だと思います。
③は、適切だと思いますが、④と⑤の後でまとめて考えます。
④は、寝つきが悪い、食欲にむらがみられるということや眠れないという訴えがあることから、〇だと思います。
⑤は、脱抑制状態である可能性もあるため、〇だと思います。
 
さて、選択肢が③④⑤になりましたが、この中で更に優先順位をつけるのなら、まずは、落ち着いて安心できるようになることを優先した方が③も上手くいくのではないかと考え、④と⑤なのかなと思います。
 
以上、正式解答は、令和3年2月12日の日本心理研修センターでご確認下さい。