マネジメントの「ことのは」  ==福岡明善の「学びのヒント」== -2ページ目

マネジメントの「ことのは」  ==福岡明善の「学びのヒント」==

現在マネジャーとして活躍するみなさん、これからマネジメントの道を志したいみなさんへの応援メッセージとして、みなさんの気づきを促進できるような「生の言葉」(私は「ことのは」と呼んでいます)をご紹介していきます。

こんにちは。

 

“マネジメント人財の目利き&「大人の学び」の案内人”福岡 明善です。

 

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ことのは 121

 

やっぱり、職人でありたい

 

(山下達郎、朝日新聞、2022年6月30日)

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 周りにいる同年代の友人・知人・同僚のなかに、

山下達郎ファンは多くいます。

 

 数々の名曲がありますが、

「RIDE ON TIME」「クリスマス・イブ」などは、

心に沁みますね。

 

 ファンの方にとっては有名な話かもしれませんが、

達郎さんは、「アーティスト」という言葉は苦手だそうです。

 

 

 

     僕は職人のほう。

     芸術家とか文化人よりも、

     指し物職人やそろばん職人の技術に、

     僕は憧れるんです。

 

 

 

 そして、楽曲の「耐用年数」も常に意識してきたと言います。

 

 

 

     はやりの音に手を出すと、

     後に古びてしまうことがあるので、

     いつ作ったかわからないような音にしないと、

     耐用年数は上がらない。

 

 

 

 「ARTISAN」というアルバムがありますが、

まさに音の「職人」としての道を歩んでおられるのかもしれません。

達郎さんは、さいごに次のように仰っています。

 

 

 

     米屋には、

     はかりを使わず

     重さを1グラム単位で

     合わせられる人がいる。

     (工具の)グラインダーで、

     火花を見ただけで

     ある成分がどれくらい含まれているか

     わかる職人がいる。

     僕はそういう人に憧れる。

     やっぱり、職人でありたい

     という思いが強いんですよね

 

 

 

 すごく共感できます。

 

 私自身は、人材アセスメントを主たる生業にしています。

 

対仲間には、「探究者」「職人」でありたい

対アセスメント参加者には、「ファシリテータ」「コーチ」でありたい

対人事部門には、「アドバイザー」「パートナー」でありたい

 

と常に思っていますが、

 

最終的に何でありたいか、と問われると

「やっぱり、職人でありたい」

私は、そう答えたい。

 

 では、また。Bonne journée !

 

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